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ワイルドカードとは
■何にでもなれる=何者かを限定しない
IT用語(Excel用語)のワイルドカードの名前の由来は、カードゲーム ポーカーの用語らしいです。JOKERは、どのカードの代用にもなれます。
何にでもなれるJOKERを ワイルドカード と呼ぶそうです。
例えば、「♥2」がなくても「JOKER」があればOK
![](https://assets.st-note.com/img/1685009553149-6UJctlfT6c.png)
※ポーカーについて詳しくは、ご自分でお調べください
■Excelにおけるワイルドカードとは?
あいまいな検索・あいまいな条件指定をする時に便利な記号です。
ポーカーのJOKERと同じく、何の代用にもなる事ができる、何者であるか限定する必要がない。のが特徴です。
Excelでは、「*」と「?」を使用します。
■ワイルドカード「*」半角アスタリスク
「*」は、文字数を指定しない場合に使用します。
例えば「あいうえお」という文字列をワイルドカードを使って書くと
「あ*」(意味は、”あ”の後ろは何でもOK)
「あい*」(意味は、”あい”の後ろは何でもOK)
「あいう*」(意味は、”あいう”の後ろは何でもOK)
「あいうえ*」(意味は、”あいうえ”の後ろは何でもOK)
「*い*」(意味は、”い”の前後は何でもOK)
「*いう*」(意味は、”いう”の前後は何でもOK)
「*いうえ*」(意味は、”いうえ”の前後は何でもOK)
「*いうえお」(意味は、”いうえお”の前は何でもOK)
…途中省略…
「*いうえお」(意味は、”いうえお”の前は何でもOK)
「*うえお」(意味は、”うえお”の前は何でもOK)
「*えお」(意味は、”えお”の前は何でもOK)
「*お」(意味は、”お”の前は何でもOK)
のようになります。
■ワイルドカード「?」半角クエスチョンマーク 疑問符
「?」は、文字数を指定する場合に使用します。
例えば「あいうえお」という文字列をワイルドカードを使って書くと
「あ????」(意味は、”あ”の後ろに何か4文字)
「あい???」(意味は、”あい”の後ろに何か3文字)
「あいう??」(意味は、”あいう”の後ろに何か2文字)
「あいうえ?」(意味は、”あいうえ”の後ろに何か1文字)
「?い???」(意味は、”い”の前に何か1文字、後ろに何か3文字)
のようになります。
「?」を1文字として数えて、文字数の合計が一致している必要があります。
【関連note】
ワイルドカードとは
SUMIF関数01:もしも〇〇なら合計する
SUMIF関数02:検索条件の使用例
COUNTIF関数01:もしも〇〇なら数える
COUNTIF関数02:検索条件の使用例