どうにも煮え切らない。
たまには何か書いてみよう。
そう思って、とても久々にパソコンを立ち上げた。キーボードの配置が会社のものと微妙に違っていて、ミスタッチが多くなってしまう。
三連休が終わる。
仕事は辛くもないし楽しくもない。
楽しいと思えばきっと楽しいのだろうな、なんておもって、「最近楽しくなってきました!」と、上司に嘯いてみてはいる。
会社のビルの隣に細い公園がある。
そこに金木犀が一本、堂々と咲いていた(彼らは堂々となんて咲かないけれど、むしろ堂々とする必要がないという点において堂々としている気がする)。
どおりで匂いがすると思ったわけだ。会社に入る前に、少しだけ見つめた。
もう秋か。肌に当たる冷たい風で実感する。
金木犀の匂いがして秋が云々、とTwitterでつぶやいているかつての友人を数人ブロックした。
Twitterのフォローとか、LINEの友達とか、多いと重くなるらしい。
だから消したんだ。ただ、それだけ。
三連休。
金曜日は地元の友人とお酒を飲んだ。
いつも同じ人。安心感と惰性はセット売り。物事には大体良い面と悪い面の両方が備わっている。
たらふくお酒を飲んだ。
帰れなかったので彼の家に泊まった。
仕事の服はタバコ臭かったけど、彼の着ていたスーツもタバコ臭かったので構わず寝た。
好きな女の子の話なんてしなかった。
土曜日は女の子とお酒を飲んだ。
初めは緊張したけれど、お酒を飲んだらそれもなくなった。
まだ3回目だってのに、楽しく話していたらいつの間にかたらふく飲んでいた。でも別に好きじゃない気がする。ん〜、好きなのかな。
もう、あの頃みたいな確信タグのついた恋は二度とできないんだろうか。
日曜日は、またまた地元の友人(金曜日とは違う)と。
この日は代官山に服を見に行った。僕は服にあまり興味がないのだけれど、彼と会うのが久しぶりだったから行くことにした。
でもそれは間違いだった。
僕は、服を見ている彼を、あんぐり口を開けながら退屈そうに眺めることしかできなかった。
「退屈そうだな」なんて怒られて、少しだけ重い空気になってしまって、、僕はその空気を、精一杯の作り笑いと、同僚と飲んだ時の場繋ぎ用に日々溜めている小噺で払拭した。
彼は、服を選びながら鏡の中の自分の姿をとても熱心に眺めていた。その彼の目が、昔の光ったそれではなくて、自分を正しいと思い込んでいる大人の目になっていて、僕はなんだかさみしかった。
とても久しぶりに書いているので、あまり上手には書けていないかもしれない。
でもそのことで謝る必要なんてないよね。
つまらなかったら、途中で読むのをやめているわけだから。
読んでくれた人はありがとう。
最近、必要とされない生活が続いている(新入社員だから当たり前なのだが)ので、自分への信頼とか尊びとか、そういったものが欠乏し始めている。
だから毎回、安いお礼を言ってしまう。
自分のお礼が日々安くなっていっているような気がしてならない。
お礼が安くなるのは社会人あるあるな気もするけど。