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絵本【UNTITLED】#6,7・絵×文の絵本づくり

ココロは、まっさおな雪の朝に生まれました。


ある時、ココロは、お母さんの笑顔を映した赤ちゃんの瞳でした。お母さんが抱きしめると、ココロはきらきらと輝きました。


ある時、ココロは、子犬を失った母犬を映した泉でした。母犬が悲鳴のように叫ぶと、ココロはふるえて、びりびりとさざなみが立ちました。


ある時、ぼくは思った。
ぼくはぼく。
ぼくのままで世界を感じたい。
ぼくはどこからきたんだろう?
何かをするために来たけれど、その何かがわからない。
そう思ったら、翼ができた。
春の風を受けてぼくは飛び立った。




5月21日の文学フリマ東京に、絵描きさんと一緒に絵本をつくって参加します。ストーリーをあらかじめ設けず、絵と文を交互に制作する「絵×文」の絵本を共作しています。1ページずつ文・絵の順番で公開していきます。一緒に絵本が生まれる瞬間に立ち会ってください。

最新記事は、私のクリエイターページのトップに固定します。過去の流れは、マガジンにまとめました。

最新の絵本【UNTITLED】は以下のマガジンから


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