物語のたね#9 27 大谷八千代 2023年1月9日 15:03 焚き火でソーセージを焼いていると、ウサギがやってきた。「ごめんね。1本しかないの」「ううん。いいんだ」。熊も狼も鹿もやってきたけど、ソーセージはいらないって言う。皆で焚き火を見る。瞳の中に炎が揺れた。誰もしゃべらない。ソーセージが焼けたころには皆満足そうに帰っていった。— 大谷八千代 (@ootani_yatiyo) January 9, 2023 ダウンロード copy #一日一話 #物語のたね 27 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート