『お役所仕事』
えー、昨今のニュースなんかを見ておりますと、円安やら物価高騰やらなんやら、なんともまあ生きにくい世の中だなぁと感じることが多々ありますが、、
そんな世の流れの中でも公務員という仕事は不景気でも安定してるみたいでして、
今日はそんな公務員をしている友人の小話をひとつ。
なんでも私の友人はですね、もともと民間企業で働いていたのですが、こんな世の中でありますんで、「安定」という言葉に魅力を感じまして公務員に転職したらしいんですね。
ただやっぱり、公務員になりますと周りからはお役所仕事だなんだって言われるみたいでして、
あんまりにも頭にきたもんで、お役所仕事って言葉の意味を辞書で調べてみたらしいんですね。
お役所仕事・・・とかく形式的で不親切・非能率になりがちな役所の仕事を非難していう語。
といった風に書かれてまして、その友人はですね、周りからお役所仕事だって言われないように臨機応変に、そしてとにかく効率的に仕事を進めようと頑張ったらしいんです。
やっぱり友人は民間企業を経験してますので、スピード感を常に持ちながら効率良く仕事を進めていたのですが、ここである問題が起きちゃったみたいなんですね。
なんと効率良く仕事をしてしまうと、とにかくやることがなくなって、終いには午前中にはもうその日の仕事が終わってしまう、なんてことになっちゃったんですね。
効率良く仕事をした結果、同僚や上司からは暇そうに見られて、逆に評価されないということで、
その友人、今では時間をかけて仕事するために、あえて効率を悪くしてるみたいです。
これじゃあ、お役所仕事がなくなら無いはずですわ。
お後がよろしいようで、、、