「大盛りねぎだくギョク」のどこが通なの????【吉野家コピペ】
吉野家は好きでしょうか。私は大好きです。
牛丼単体でいったらいわゆる牛丼チェーンで一番好きかもしれません。松屋と張ります。甲乙つけがたし。
もう吉野家コピペなんて存じている方はインターネット老人か古きネット文化を勉強している若者しかいない昨今(早速の偏見)そこにメスを入れるなどもう本当に愚かな行為だと思いますが、私はやります。
なぜならインターネット老人だからです。
吉野家コピペとは以下のものです。
20年以上前の文章なんですね。おじさん驚いてしまいました。せいぜい15年くらい前のものかと。
生まれて20年というと、もうこのコピペも成人しているということになります。大きくなりおって……
まあ私達紳士淑女はこんなコピペでわいわいとやっていたのですが、おとなになった今。はて本当にこれは通な頼み方なのかと疑問を覚えてしまいます。
さて、まずは「大盛りねぎだくギョク」を考察していきましょうか。
私が駄目だなと思う点はギョクです。
ねぎだくは私も好きです。昨今の吉野家ではメニュー表にねぎだくがあり、追加のねぎとしてお金がかかる注文となっておりますが。
しかし卵、こいつが問題です。よく牛丼と一緒に頼まれがちですがどうもな、と思います。
どうも、白米の神域を犯すのに一役買っています。あれはどういう理由で卵を入れるのでしょうか。すき焼きの要領でしょうか。なら別皿でちゃっちゃと溶いてからお肉を漬けて食べるのが良いんじゃないかと思ってしまいます。
牛丼に生卵の良さを知っている方、ぜひ教えてください。
皆さんまさか、惰性で「牛丼に卵をかける」なんて行為をしていませんよね? 何かしらの利点があってやっているんですよね?(血走った目)。
しかしながらコピペ内では最新流行と言っているので結論ではない気がします。この方の最終結論が気になる所ですね。
卵をかけることで牛丼が「卵かけご飯の牛肉のせ」になるのは如何ともし難いです。
これはアレンジではありません。改変です。それはもう牛丼ではありません。
では次は私の結論をお伝えします。
「並盛りつゆぬき半熟卵お新香セット」です。
前提として、私は白米好きです。もう白米が好きなんです。以前のエッセイでも言いましたが、「最後に好きなものをとっておく」という例の意地汚いあれを白米で行います。
シュウマイ弁当はシュウマイを一つだけ残して白米を全体の半分くらい食べるのが好きなんです。
話がそれますが、最近兄とお酒をいただくことがありました。
エッセイをばちばち書き始めてからは初めての飲みだったので、改めて「結局一番美味いものって何よ」と聞いた所「筋子ごはんさえありゃもう何もいらんやろ。あ、塩漬けの筋子な。醤油はあかん」と絶対こいつ私と血がつながっているなということを言っていました。どうも、一家全員米好きです。糖尿病には気をつけます。
白米を出来るだけ白米の体で保ちつつ、限りなく牛丼牛丼している状態。それがつゆぬきです。つゆがゼロなわけじゃありません。
あくまでも少しだけのつゆが白米にかかっている。ゼロだったら牛丼の意味が無いですからね。白ごはんの牛肉のせになりますからね。
そう、だから半熟卵なのです。黄身がごはんまで届かない。お肉がストップしてくれるんです。生卵だと牛丼の壁をすり抜け白米の神域にかかってしまいます。白米が一番美味しい状態は白米なんです。けして牛丼のつゆしみしみ状態じゃない。
並盛りにした理由は健康面を考えてです。お新香セットではおみそ汁もついています。
並盛りにして、お新香にあの吉野家のやべえ粉こと七味をかけていただきましょう。最高級の箸休めとなります。最後はみそ汁をずずず。完璧、はい完璧ー!
ゆえの「並盛りつゆぬき半熟卵お新香セット」です。
最強っぷりがおわかりいただけたでしょうか。
人間は賢い生き物です。
日々様々なものが進化し、我々の暮らしは豊かになっていきます。
だからこそ、こういう古いコピペも新しくしていきましょう(?)
思考のアップデートというやつですね(?)
皆さまも、吉野家に行った際にはぜひつゆぬきを頼んでみてください。
なあに、駄目だったら次は変えれば良いんです。私のエッセイは、皆さまの吉野家ライフに一石を投じただけです。そこから最新の最適の吉野家ムーブを作っていきましょう。
皆さまの吉野家ライフのさらなる発展を祈って。
それでは。
おまけ
多分今の牛丼単体の嗜好はこんな感じです
吉野家≧松屋>>なか卯>すき家
まあ、なか卯は親子丼、すき家は高菜明太マヨを食べる所ですので……