好きな寿司ネタに「サーモンチーズ」を言いたい人生だよね
皆さまにも好きな寿司ネタはきっとあると思います。
私は穴子が好きです。あとはホタテとイカも好きです。もったりしたタイプのイカ。
さてこんなことを聞くとどういう印象を受けるでしょうか。
通だな、とかまだまだだな、とかいう感想を受けるかも知れません。
ですが今回の本題はそれではないのです。
「どう思われても良い心持ち」をしたいなというのが今回の本題です。
先日、某回転寿司のローに行きました。
そのスシ屋のローは近所にありお安いので「ようしパパ今日はお寿司いっぱい食べちゃうぞ!」と存在すらしない子供に息巻いたりする次第です。
スシのローはこの世の回転寿司で一番美味しいマヨコーンを置くことで有名ですが、先日そのノリで「サーモンチーズ」「サーモンバジルチーズ」なんてものが有りましたので頼んでみました。
それがめちゃくちゃ美味しかったのです。
サーモンの上にチーズをかけ、それを少し炙っているのでしょうか。
そのまま食べても美味しい、しょうゆをかけても炙りの香ばしさと相まって更に美味しい。知らなかったですそんなの。
という事実があったことはさておき、先日私が愛してやまない元システムエンジニア・現ホストの後輩からゲームのお誘いがありました。
最近店舗のナンバーなんとかになったとかで浮かれておりました。
ニートぼくくん「ナンバーなにかは教えてくれないの?」
売れっ子ホスト「秘密を持ったほうが人気でるって教わったので」
ニートぼくくん「着実にホストの道を歩んでいるな?」
売れっ子ホスト「そういえばその記念に店長にすげえ上手い寿司連れて行ってもらったんですよ」
ニートぼくくん「ええやん」
売れっ子ホスト「赤貝がめちゃくちゃうまくて。俺赤貝好きなんですよ」
ニートぼくくん「赤貝好きなのは通だな」
売れっ子ホスト「先輩は何が好きなんです?」
ニートぼくくん「穴子が好きです。あとはホタテとイカも好きです(コピペ)」
売れっ子ホスト「なんかそれっぽいこと言いますねニートなのに」
ニートぼくくん「そういえばこの前サーモンチーズ食べたら美味しかった」
売れっ子ホスト「……それ一個目に言えたら格好良くないです?」
ニートぼくくん「ふにゅ?(萌えキャラ)」
売れっ子ホスト「一個目にサーモンチーズって言えるのなんか世間の目を気にしてない感じがして格好良くないですか?」
ニートぼくくん「なるほどわかる」
売れっ子ホスト「今度お客さんに使お。ウケそうだし」
ニートぼくくん「ちなみにマヨコーンはどう?」
売れっ子ホスト「ガキ」
ニートぼくくん「は?」
といった次第です。
この出来事から、深く考えてみました。
多分後輩もそこまで真面目に考えていないで発言したと思いますが、私は真剣に考えました。時間があるニートなので考えられます。
好きな寿司ネタは?と聞かれ「サーモンチーズ」と答える。
これはもう一種の「悟り」です。
あらゆる美味しいものを食べた人間の一周回っての回答だと思います。
その質問に答えている人間の人生が深みがあればあるほど面白い回答です。
そこらの子供が「サーモンチーズ」答えたならば「ああこの子はまだ本当の寿司を知らないんだ。明日またここに云々」などと思うはずです。
ですが、なんかRPGの長老みたいなスキンヘッド眉毛とヒゲが真っ白ふさふさのおじいちゃんが「サーモンチーズじゃよ」と答えたらそれはもう凄みを感じます。
つまり「サーモンチーズ」という答えが凄いのではなく、「サーモンチーズ」と答えても相手に舐められず尊敬される人間になる。
つまり「好きな寿司ネタは?」は「貴方は人生の後悔がありませんか?」という質問と変わらないということです。
驚いたでしょう、この世の真実に。
でも大丈夫です。皆さまは私のおかげで気づけました。
ぜひ明日から「サーモンチーズ」と答えても見劣ることのない人生を歩んでいけば良いのです。
今回、私が言いたいことは全て言えました。
あとはあなた次第です。
今回は以上。
それでは。
おまけ
サーモンバジルチーズはちょっとやりすぎ。
サーモンチーズまでにしましょうね。
何事も、やりすぎはよくないですから。
サポートという機能があるのに初めて気づきました。みなさんもそうだと思うのでぜひ私のエッセイで試してよいですよ。お願いします。