乾燥機付き洗濯機はうるう年があるので必要ない
※このエッセイを読むとものの見事に乾燥機付きのドラム式は必要ないという認識になってしまうのでお気をつけ下さい。ものの見事です。論破できるものならぜひコメント欄にて。
乾燥機付きのドラム式洗濯機を買うのが情強、みたいな文化がここ数年で根付いた気がします。
お安い買い物じゃないですが、あるととても便利。
洗濯物を干すという行為から逃れられ、天気を気にすることなくいつでも新鮮な洗濯物(?)が身につけられます。
良いものを買うと洗剤も自動投下、さらにはスマートフォンでスイッチオンも可能です!
必要ないですね(断言)
もちろん私には、の話です。
おそらくお子様がいる家庭にはかなり便利だと思います。子供は汚すのが仕事です。梅雨なんてお構いなし、何があっても服を汚します。
だからそんな境遇の方には大変便利。あってよかった乾燥機付きドラム式洗濯機。きっと彼はそんな存在なのでしょう。
ゆえに「乾燥機付きドラム式洗濯機は家族向け。ひとり暮らしの私には必要ない」そう思っていたのですが、最近ひとり暮らしの知人にも購入したものがちらほら出てきました。
もう俺たちも30代。家電はいいものを買わないと。
便利だぞ。お前も買えば? ちょうどいろいろ見比べたから相談に乗ることだって……
昨年の夏に28000円で乾燥機無しドラム式でもないありふれた洗濯機を購入した私には少し耳が痛い話ですね。
でもね、いらないんです。私には。
「高いから買えないんだろう」
「大きなものだから踏ん切りがつかないんだろう」
そういうんじゃないんです。
必要がないんです。
例えば「30万円相当の乾燥機付きドラム式洗濯機」と「ママチャリ」だったら私はママチャリを選びます。
それくらい必要無いんです。
なぜそんなにも言い切れるのか。
それは超普遍高校卒の私のハイスペック脳みそが以下の計算をしたからです。
とくとご覧あれ。
【朗報】乾燥機付きドラム式洗濯機が必要ない理由【2023年最新版】
まずひとり暮らしのおじさんの洗濯がどれくらい時間かかっているかを計算していきます。
頻度としては週に二回。つまり3,4日に一回。
毎日取り替えるとしてシャツ、下着、靴下が3,4枚
タオルが二枚(キッチンと洗面台)
バスタオルが二枚(毎日変えないよね?)
以上です。
洗濯機を回す行為は大したことありません。
洗剤どばー柔軟剤どばーピピピピです。15秒です。
しばしの時を経て洗濯完了。ここはドラム式も変わらないので計算外。
シャツはハンガーにぱぱぱ。
靴下と下着なんてシワになっても構いません。適当にぴぴぴ。
ものの3分です。ベランダまでの移動で15秒。
はい、3分半で洗濯完了です。ひとり暮らしの量なんてこんなもんです。
さて、計算します。
一度の洗濯が3.5分
週に二度なので週に7分。
はい、なにか匂ってきましたね。
一年になおします。
一年は約52週間≒365/7
52(週)*7(分)= 364(分)
一年で364分。約6時間。一年で6時間。
……四年で24時間。約一日。
四年で、一日。
そういうことです。
皆さまは10年間は何日?と聞かれたら「3650日」と答えるんじゃないんでしょうか。
本当ならうるう年が含まれているので3652日、もしくは3653日です。
でも大体はしょります。この世は四年間、1460日毎に一日だけ増えるのに。
端折りますよね?
そんなの端折りますよね?
今までの結論をまとめると、こうなります。
1.男のひとり暮らしの洗濯時間は四年間で約一日
2.この世には四年間毎に一日増えるうるう年がある
3.うるう年は端折られがち
=男のひとり暮らしが洗濯している時間は殆ど無し!(爆)
ゼロカロリー理論もびっくりの結果ですね。
まさか洗濯をしていると思っていたら、私は洗濯をしていませんでした。
じゃあいらないですね、乾燥機付きドラム式洗濯機なんて。
だって、洗濯時間は0なんですもの。0をどう効率よくこなしても0のままです。
ということで、乾燥機付きドラム式洗濯機は必要ないということになりました。いかがだったでしょうか?(本当に使えない芸能ニュース風に)
これに気づいてる人間こそ、真の情強と言えるのではないのでしょうか。
言えると思います。
言える。
言えますよ、絶対。
はい、ということで今日はおしまいです。
おしまいだ、おしまい。
解散解散!
そんなことを、洗濯物を干しながら思いました。
はあ、最近曇りがちで洗濯物が乾きゃしない。
晴れたらいいのに。
もしくは乾燥機付きの……