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男と女の生物学 2

生物の生態観察をしていた時、ある不思議な事に気づいた。あるメスはあるオス(オスAとする)に全く関心を示さないのに、別のオス(オスBとする)にはすぐに関心を示した。なぜなんだろう…

生物だからお金を持っている訳ではない。高学歴、一流企業に勤務といった条件もない。話が上手い?しゃべれないでしょう。例えば魚だったら、「泳ぎ方がカッコいい」「背びれが素敵」とかそんな所で差がついているのかも知れません。

いずれにせよ生物はメス、オスが出会った瞬間でほぼ「自分のタイプか?自分の好みか?」を判断・即決して行動を起こしているのです。

「私はオスAでなくてオスBが好き」…

彼らは直感と本能に素直に従っているのかもしれません。

さて人間の場合ですが、人間の場合でも直感が働く場合があります。「パッと見て好みのタイプ」かそうでないかという判断です。私は素直に下品なので最初異性に出会った時「この女とヤリたいかヤリたくないか」を自分に問いてみます。女性の場合はそうストレートに言う訳にいかないので「運命の出会いを感じた」「会ったときに赤い糸で結ばれていると感じた」といった表現で説明しているかもしれません。いずれにせよ人間も生理的に合う合わないを出会った瞬間に感じていると思います。

一方でそうは言っても人間には結婚という制度もありますし、「お金」「仕事」「地位」「出身」「学歴」等いろいろ社会的な要素が伴うので、生理的な直感を阻害する要因となっています。

でも私は生理的な直感、合う合わないはパートナーを決める上で一番大事なような気がします、なぜかというと「生理的に合う」関係はずっと継続して二人の関係を結びつける事ができるからです。いろいろ相手の条件を考慮してパートナー選んでもその社会的な条件が変われば、その関係が崩れてしまう。会ってすぐ電撃結婚したカップルがずっと添い遂げる一方、長い間付き合って結婚したのに、結婚後すぐ離婚してしまうカップルもいます。

私が観察したところ人間でも「生理的直観」で結ばれたカップルの方が長続きしているような気がします。

#生物学 #夫婦 #セックス #結婚




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