10分間
オーケストラの練習日でした。
今日の練習で凄く勉強になった事があったので
自分の記録として残そうと思い記事を書きます。
本番まで1週間を切って練習時間も限られてる中、
私の為の練習になった時間がありました。
時間にして10分程、、
10分と聞くとそんなに長くないんじゃない?と思うかもしれないけど、練習時間の10分は凄く貴重です🥺
10分間出番の無い方々を待たせる訳だし
10分あれば他のところ練習出来るし
ただただ申し訳ない気持ちになりました、、。
練習となったのはソロが出てくる箇所でした。
先生からは「もっとしっかりと吹いて」との指示。
楽譜に書かれたpを無視して思いっきり吹いても
先生からは「もっと強く吹いて」との指示。。
何度も何度も繰り返し表現を変えたり圧力を変えたりしても
最終先生の期待値にはいかなかったみたい…。
私は納得いかなくて、、笑
「私の音、どう聞こえますか?」
と先生にストレートに聞きました。
先生の答えは、
「しっかり吹いてるけどオーケストラの吹き方じゃない。
これが室内楽だったら十分な演奏だけど、
今はオーケストラでありそれを理解してるか?」
「室内楽は限られたメンバーの中でバランスを取るが
オーケストラは何十人も演奏していて
例え楽譜にpが書かれてもそれは音楽全体のことを指す。
あなたはその中で音楽をしないといけないのに
音楽をしていない。
pと書かれてもpでない音楽もあって
あなたはそれを理解して演奏しないといけない。」
と。
あ、先生が言いたいのはそう言う事だったのかと。
そして思い出した、
私が初めてオーケストラの授業で吹いた時に
教授から「もっと吹いていいよ」と何度も言われた事を。
大学を卒業して2年間オーケストラをせずピアノとの演奏や室内楽での演奏ばかりだった私は自分の演奏技術の衰えを感じ、
そして凄く納得した。
そして最後に先生に
とてもキツく言ってしまったがあなたに対する期待値は凄く高い。
だからしっかり勉強してきなさい。
とのお言葉。
10分間の練習も周りからすると厳しい言葉に聞こえたかもしれないけど、私には全くキツくなかった。
むしろ申し訳ないと思いつつ凄く嬉しかった。
だって、音楽を勉強させて貰えてるから。
ずっと1人で練習したり、
同世代だけで練習すると課題や目標が曖昧で
何を練習したらいいのか不明瞭になりがちだったけど、
誰かに教えて貰えるという事は
それを乗り越えたら更に自分の成長に繋がる事だから
今日は課題を貰えて嬉しい私でした。
練習したいし
リードも作りたいし
音楽の勉強もしたいし
フランス語もやりたいし
やりたい事沢山ある。
これらやり遂げれるように
早く今の環境を変えてやる。
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