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「麻雀界の一番長い日」っていつなんだろうか?
「将棋界の一番長い日」は有名ですよね。
A級順位戦は、日本将棋連盟所属のトップ棋士10人によるリーグ戦で、毎年6月から3月頃にかけて行われます。
名人への挑戦者を決めるとともに、B級1組への降級者も決定するため、対局時間の長さや注目度の高さから、最終局が開催される日は「将棋界の一番長い日」と称されています。
将棋の順位戦って、1日中2人が盤を挟んで座っていますもんね。下手すりゃ24時を超えてしまうほどの長丁場です。
さらに、A級順位戦の最終日は、名人への挑戦権やA級残留などが懸かる大事な1局。そんな1局をA級棋士10人が静岡市に集って5局一斉に行うわけだから、「将棋界の一番長い日」という名前が相応しいということです。
私も夕方から全対局が終わるまで、「将棋界の一番長い日」をずっと見ていたことがありました。勝負の世界は本当に厳しいですね。見ているだけなのに、何だかやるせない気持ちになったのを覚えています。
では、「麻雀界の一番長い日」とはいつなのでしょうか?Mリーグだと、初年度のファイナルは1日3試合(かける8日間の全24試合)でしたので、最終日の3半荘プラス表彰式なら「一番長い日」だったといえるかもしれません。しかし、2年目からはおなじみの1日2試合プラス表彰式ですからね。合わせてせいぜい6時間くらいにしかならないので、「一番長い日」とするには弱いかも。
しかし、「日本プロ麻雀協会の一番長い日」は、確実にあったような気がします。2024年10月19日は、まさにそんな日でした。
第23期 #雀王戦A1リーグ 最終節A卓
— 日本プロ麻雀協会 (@ClubNPM) October 19, 2024
1回戦起親から
吉田→ケンタ→宮崎→須田
の並びで開始となります。
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第23期 #雀王戦A1リーグ 最終節B卓
— 日本プロ麻雀協会 (@ClubNPM) October 19, 2024
1回戦起親から
菊地→渋川→堀→角谷
の並びで開始となります。
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第23期 #雀王戦A1リーグ 最終節C卓
— 日本プロ麻雀協会 (@ClubNPM) October 19, 2024
1回戦起親から
浅井→真田→松本→小川
の並びで開始となります。
ご視聴よろしくお願いします。
✅ https://t.co/02ej5cYAY7 https://t.co/07ayi8myc8 pic.twitter.com/CNiQr8DR1H
第23期 #雀王戦A1リーグ 最終節D卓
— 日本プロ麻雀協会 (@ClubNPM) October 19, 2024
1回戦起親から
田幸→下石→矢島→橘
の並びで開始となります
ご視聴よろしくお願いします。
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雀王戦A1リーグの最終節が全試合同時開催で、しかも4卓を別のチャンネルで同時配信。
A卓:YouTube『麻雀ウォッチ』
B卓:YouTube『日本プロ麻雀協会チャンネル』
C卓:ABEMA麻雀チャンネル
D卓:YouTube『麻雀プロ団体LIVEチャンネル』
「へぇ〜『麻雀ウォッチ』が中継を快諾したのか〜」って、個人的には思いました。あくまで私の偏見ですけど、『麻雀ウォッチ』には最高位戦のイメージが強いので。それはともかく、A1リーグ最終節の全試合同時進行&同時配信って、私には初めての経験でした。今までこういったケースって、他のプロ団体でもありましたっけ?
私が重点的に見ていたのは2卓。決定戦進出を「堀渋」で争ったB卓と、4人がA1残留争いの渦中にいたC卓です。合間にA卓とD卓の経過をチェックする感じでした。私には、同時に2つまでが限界(笑)。
おや、『麻雀ウォッチ』で配信されていたA卓は、まだアーカイブが無料で見られますね(2024年10月25日現在)。あとはメン限だったりABEMAプレミアムになっていたりするけど。
概要欄を見てみると、
日本プロ麻雀協会の最高峰リーグ、雀王戦A1リーグ。
2024年10月19日(土) 日本プロ麻雀協会【1年で1番長い日】が始まります。
現雀王・仲林圭の待つ 雀王決定戦に進む4名は誰なのか?
この最高峰リーグに留まる者、そして去ってしまう者、すべてがこの日決定します。
さらに、今期は同時に行われるA~D卓をすべて生配信!
とにかくすべてに目が離せない。
16名の戦士の雄姿そのすべてを、是非ご視聴下さい。
やっぱり「一番長い日」を意識していましたか。それでも、その名に相応しい1日だったと思います。
私が個人的に最も印象に残っていたシーンは、本人の手でnoteになっていました。書いたのは、小川裕之プロ。
ただ見ていた立場からすれば、「アレを打っちゃダメだ!」って思いたくなりますけれど、そんな単純なものではないですよね。実際に卓に座っている選手と4人の手牌が見えている視聴者とでは、全く立場が違います。我慢して我慢を重ねてジリジリポイントを削られていくよりも、「自力でアガって決めてやる!」って思いたくなりますよね。
私がここで触れておきたいのは、もうお一人。
インタビューで話しましたけど、最後はケンタが36000クラスを親に打ってから僕が32000直撃みたいな目標があるので、トップでも自分で幕引きのアガリは目指しませんでした。降級確定の終了はできず、対局伸びちゃったのはお許し下さいね。… pic.twitter.com/wTryj8Hp0T
— 須田良規🌗 (@Suda_Yoshiki) October 20, 2024
第5期雀王の須田良規プロ。今期は苦しい状況が続いていたはずですけど、泰然自若といった姿勢で試合に臨んでいたのが印象的でした。私なら最終節をどう戦っていたかと想像すれば、そのような境地に身を置いていたことに感心するばかりです。
そして、4卓全てが4半荘を終え、結果はこうなりました。
今期から雀王決定戦は5人打ち。よって、A1リーグ上位4名が決定戦進出となりました。しかも、決定戦初日は10月26日。なんと、最終節からわずか1週間後に行われます。
上でも書きましたが、このnoteの公開日は2024年10月25日です。ということは、もう明日が決定戦初日じゃん!
しかし、「日本プロ麻雀協会の一番長い日」はこれで終わりではありませんでした。
はい!ノーサイド!!!
— 須田良規🌗 (@Suda_Yoshiki) October 19, 2024
みんなおつかれさま!!!! pic.twitter.com/qqL5nWK8xm
配信が終了した後にも続いていたようです。どんな会話が交わされていたのか、とても気になりますね。
ただし、麻雀プロ団体のリーグ戦はA1だけじゃありません。A1の最終節が行われていたのと同時に、
【第23期 #雀王戦A2リーグ 】🎆第9節
— 日本プロ麻雀協会 (@ClubNPM) October 19, 2024
本日の対局が終了しました。
次節が最終節となります。
最終節の組み合わせは、下記の通りとなりました。
昇級争い、残留争いどちらも目が離せない展開となりました。
A卓:西村×茨城×冨永×サイコロ
B卓:千貫×久間×斎藤×松浦
C卓:金×綱川×安藤×飯田… pic.twitter.com/U5uvwAseEf
【第23期 #雀王戦B2リーグ 】🎆第9節
— 日本プロ麻雀協会 (@ClubNPM) October 19, 2024
全卓3回戦が終了しました。
B2リーグは8名が降級になるため、残留争いが熾烈を極めている!
※本日終了時点で下位2名が途中降級となります。
📷トップ者は以下のとおりです。
=======#新田友一#阿賀寿直(2勝目)#コウ#坂本太一#大坪顕二#崎見百合… pic.twitter.com/OIqk86DR4t
【第23期 #雀王戦D1リーグ 】🎆第4節
— 日本プロ麻雀協会 (@ClubNPM) October 19, 2024
本日の対局が終了しました。
📷4回戦・5回戦のトップ者は以下のとおりです。
=======#高島芽衣(3勝目)#渡邊暁大#ゼンツ安田#与那城葵#太田智基
=======#崎村あやか#渡邊暁大(連勝)
=======… pic.twitter.com/TJ1ZBJh3DI
【第23期 #雀王戦D2リーグ 】🎆第4節
— 日本プロ麻雀協会 (@ClubNPM) October 19, 2024
本日の対局が終了しました。
📷トップ者は以下のとおりです。
=======#はじめ(3勝目)#日當ひな(3勝目)
=======
*1卓日程変更があります。
最終節は、11月17日(日)11:00対局開始です。
\ リアルタイムで成績が表示 /
\… pic.twitter.com/1pBaHO4I7Y
これらリーグ戦も行われていました。さらに、
【Vプロリーグ】第4期V-pro league
— VPL(V-pro League)【公式】 (@VPL2023) October 19, 2024
🌟第1節🌟
🔥1回戦開始致しました⚡
▼配信URL▼
✅https://t.co/4rnnwzxmKi
対局は自由に観戦可能です👀
AリーグID:403683
BリーグID:379738
🀄配信対局者🀄
1回戦#アリゲイル#四葉ライ#木下レイ#雪霧雪
🔶解説#多井隆晴
𝕏:@takaharu_ooi… pic.twitter.com/54CibeDUSv
VPLのAリーグとBリーグも。こちらは日本プロ麻雀協会とRMUの共同事業ですね。つまり、この日は7つのカテゴリーで協会が関わるリーグ戦が行われていたことになります。やっぱり「日本プロ麻雀協会で一番長い日」だったといえるでしょう。
観る雀からすれば、「日本プロ麻雀協会の一番長い日」のようなものが、他の麻雀プロ団体でも見てみたいと思いました。しかし、4卓同時配信って、凄く人手が必要ですからね。実現までには相当な手間暇を要するはずです。そう思うと、あの日の協会さんって素直に凄いなあと。
そういえば、「麻雀界の一番長い日」とは何なのかってことですけど、現状では「ない」という結論でしょうかね。Mリーグみたいな各プロ団体が一堂に会する舞台において、半日以上に渡るようなスケジュールが設定されれば、そう呼ばれる可能性は生まれるかもしれません。実現は難しいだろうけど、あったら私は1日中見ちゃうだろうな〜。