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フォロワー増加に向けた起死回生の打開策!?〜編集部の雑談〜

(前回)

四ツ谷:今日もいつものシーシャ屋さんに集まってもらいました。
宮崎くんはお母さんが恋しくなって、実家に帰ってしまったのでお休みです。

北山:先月ひと月のフォロワー増加数は75人だったね。現在のフォロワーは390人
ここ最近の記事は、あんまり伸びなかった。廃村は個人的に興味があったんだけど、先駆者も多いから勝てなかった。読者は写真を観たいから、良いカメラで撮った写真が沢山あるブログとかには敵わないんだろうね。

四ツ谷:対して、サブカル談義は悪くないかもね。廃村の帰りに話したことを軽くまとめた内容だったけど、割と伸びてる。

高端:なんにしても、このまま続けても大ハネが期待できないから、何か戦略的なチャレンジをしたいね。毎月80人ずつ増えても仕方ない。
考えられるのは2択。たとえば有名な人に寄稿してもらってバズるネタを仕込むか、或いは媒体自体の宣伝に予算を割くか。

北山:noteには拡散機能がないから、いちおうTwitterをはじめたりしてみたんだけど。

四ツ谷:Twitterのフォロワーは約50人。ダメダメだね。

高端:WEBメディアの「オモコロ」は謎の電柱広告打ってたよね。あれは気になると思う。「マヨコーン」とか書いてたやつ。「オモコロ」のやり方は色々勉強になるよね。ふざけてるように見せてるけど、勿論しっかり考えられてる。

四ツ谷:ニッチな雑誌に広告とか出してみる? 『月刊住職』とか『へらぶな専科』みたいな。

北山:いいね。「文章で魅せる」って方針で時代に逆行している以上、広告でも逆行していくべきかもしれない。「いま逆にメルマガがいい」みたいな話もあるし。

高端:とはいえ、読者層とのギャップは減らしたい。実際問題『月刊住職』とかに広告を打っても、QRコードという概念が通用するのかすら危うい気がする。我々が狙うべきはサブカル層だろうから、高円寺でQRコードを入れたティッシュを配るとかさ。

四ツ谷:ティッシュ広告はあり! 俺たちみたいな意味の分からない集団が真剣にティッシュ広告配ってたらめっちゃ面白い。ティッシュ広告でSNSが伸びるのかっていう検証記事も書けるし、一石二鳥じゃん。

北山:正直我々の記事の宣伝をしても、まだ気になる人はいないと思う。いまどきティッシュ広告でどれくらい効果があるのかは、興味ある人もいるんじゃないかな。インフルエンサーワナビーも多いから、そこに対して有益な検証結果を提供しますってことを主張できれば、記事を読む人もいると思う。

四ツ谷:未婚集団は資金だけはあるからな! きっちり予算さいてやろう! んじゃ、早速キャッチから考えよう。ごちゃごちゃ書いても仕方ないから、1or2キャッチ+QRコード。キャッチづくりは編集者の腕の見せ所ですよ。

高端:「ティッシュ配りの効果検証中。結果はnoteで公開」ってことね。

北山:その一文は良いと思うけど、ちょっとインパクトに欠けるよね。説明として書くとして、もう少し強いキャッチが欲しい。

四ツ谷:高端に説明すると、たとえば本の帯って基本的に3つのパートで出来てるんだよ。メインキャッチとサブキャッチとバクダン。メインキャッチはとにかく目立たせるもの、サブキャッチは「〇〇を描く歴史長編」みたいな補足説明、バクダンは「〇〇万部突破!」みたいなプラス情報って役割がある。
この場合、「ティッシュ配りの効果検証中。結果はnoteで公開」はサブキャッチだね。

この場合「2憶5000万~」がメイン、「YouTuberが書いた〜」がサブ、
「令和小説大賞」がバクダンとなる

高端:とはいえ、意味の分からない強烈なキャッチってのは無理があるかな。QRコードって怖いんだよね。ウイルスかもしれないし。

北山:じゃあ今回はサブキャッチだけでいいかな。よっしゃやるぞ! 我々の掟は「的確に、スピーディーに、情熱を持って動き続ける」だよ。


【「ルポ〇〇の世界」の編集部員たち】

北山:1994年生まれ。ライター。あまりにせっかちすぎて、電車が遅れるたびに発狂しかけている。署名は(円)。

四ツ谷:1996年生まれ。学術書編集者。出版社3社を経験。最年少のくせに家賃のかからない物件を所有しているので、全身をマルジェラでかためている。署名は(四)。

高端:1994年生まれ。医療系メーカー勤務。一番好きな映画を聞かれた時のことを想定して、「少林サッカー」という答えを用意している。署名は(高)。

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