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新・編集部員加入!?〜編集部の雑談〜

北山:ひと月が経つのは早いね。今月も編集会議の時間です。よろしくお願いします。

さて、前回の会議から、フォロワーは何人増えましたか?

宮崎:約80人増加で、現在は315人

四ツ谷:前回のひと月では150人伸びたから、増加数は半減だね。

宮崎:記事はたくさん出しているはずなのに……。圧倒的に伸びるものがなかったのが問題だと思う。やっぱり前回分では「路上インタビュー」の記事がそれなりに伸びたのが良かった。

北山:今月はゲストライターの牛窓くんが素晴らしいルポを書いてくれたのに、思うようにいいね数が伸びなかったね。

四ツ谷:西村賢太風の私小説っぽさもあって、読ませる内容だったのになんでだろう。

北山:記事を分割しすぎたのが原因とか? 記事全体に集まったいいね数は悪くないけど、1記事ごとのいいね数が少ない。

宮崎:人気投稿になるには、1記事ごとのいいね数が大事だから、今度からはもう少し分割を抑えよう。とはいえ、そうすると記事数が足りなくなる。

北山:とにかく、記事を書く人手が足りないね。我々の最重要課題は記事を出し続けることだから、なんとかしないと。

ということで、新・編集部員の候補を連れてきました。僕の高校の時の同級生の高端君です。
今回は高端君の面接回ということで、よろしくお願いします。

では高端君、自己紹介と最近のニュースをどうぞ。

高端:高端です。医療系メーカー勤務です。とある事件がきっかけで、婚約者に振られました。暇になったので、記事を書かせてください。

タバコは「チェ」を愛煙している高端氏


宮崎:いきなり暗いなあ。なにがあったの?

高端:いや、ぜんぶ僕が悪いんだ……。

四ツ谷:踏み込まないほうが良さそうだね。文章を書くのは得意?

高端:得意? 嫌いじゃないけど、大学のレポート以外では書いたことないかな。普段も文章を書く仕事をしているわけじゃないから。

北山:高端君は出版業界の人じゃないからね。一人くらいはそういう人がいた方が面白いかなと思って。

でも本はよく読むでしょ? 一番好きな作家は誰?

高端:一番かぁ、難しいな。サリンジャーだと香ばしいし、樋口毅宏だと偏ってるし。

四ツ谷:グダグダ言わずに簡潔に答えてよ(笑)
まあ、「好きな作家がサリンジャー」は香ばしいってのはちょっと分かるけど。

高端:村上龍とかちょうどいいかな。

宮崎:なんだよちょうどいいって……。

四ツ谷:このやり取り面白いかも。じゃあ一番好きなバンドは?

高端:うーん、ビートルズかな。でも、面白くないなあ。oasisも安牌だし。Mansun(イギリス出身のロックバンド)って言っても、誰も分からないだろうし。とにかく、ジャンルだと90年代のイギリス音楽が好き。ブリットポップ。
あと、たま(ナゴムレコード)。

四ツ谷:唐突なたま(笑) 高端君ってなんかめんどくさい人だね。小山田圭吾っぽい。
でも、俺もたまは好きだよ。全員が作曲できるのが素晴らしいよね。特にベースの滝本さんが作る曲なんて本当に渋い。

ごめん、話を逸らしちゃった。

北山:いや、趣味が合うのは大事だから。僕も高端君が「レディオヘッドは好きだけど、レディオヘッド好きなヤツは嫌い」って言ってたのが気に入って仲良くなったから。
※ちなみに北山はレディオヘッドが好き。

ということで、めんどくさいのは認めるけど、高端君はロシア語が堪能だから得がたい人材なのよ。

宮崎:国際系のルポが書けるってこと? 

高端:ウラジオストクとベラルーシとかいろいろ行ったことあるよ。何ごとも経験だと思って、変なところに潜入しまくった。

四ツ谷:「たま」より先にそれを言えよ! 採用!


【「ルポ〇〇の世界」の編集部員たち】

北山:1994年生まれ。ライター。「文春オンライン」などに寄稿。キュウリが食べられない。署名は(円)。

宮崎:1993年生まれ。ビジネス書編集者。元メーカー勤務。理系。夏になるとサンダルで出社している。署名は(宮)。

四ツ谷:1996年生まれ。学術書編集者。出版社3社を経験。「カッコよさ」を諦めてアイコスを吸い始めた。署名は(四)。

高端:1994年生まれ。医療系メーカー勤務。就活中に精神がまいってしまった時は、夜な夜な中原中也の詩を音読することでストレスを解消していた。署名は(高)。




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