『Kingsman Golden Circle』
キングスマンの2作目(1作目を先に観ないと面白くないです)。ゲーム感覚で観られるエンタメで、1作目から続くストーリーを展開、さらにひねりが加えてあってとても良かった!全く退屈しないテンポの良さと豪華キャスト。もちろんユーモアも満載。
私はボンドよりもこちらの方が好み。
予告編2本↓
私も男性に(誰も聞いちゃいないけれど)まさにキングスマンのような、ロイヤルティと哲学とマナーを求めたい。できたての人間ミンチを尻目に、麻薬使用者に解毒剤を届けるためのパスワードを打ち込むことのできる冷酷さ、はどうかと思うけれど。
今回はキングスマン史上かつてない最悪の事態ということで、アメリカにおけるキングスマン同様の組織、ステイツマンも巻き込んで「世界を救う」任務を遂行する。
(以下ネタバレ含む)
エグジー(後続ガラハット)とマーリンの、ハリー(死亡したと思われていたガラハット)との再会。そしてハリーが記憶を取り戻すシーンはなかなか感動する。
ジュリアン・ムーア扮する麻薬密売組織のボス、ポピーの冷酷さにゾッとし、着ているエプロンにもポピーがあしらわれえているところに笑ったり。
チャニング・テイタム扮するテキーラは出番がやや少なかったけれど、最後のシーンでロンドンのキングスマン店舗に行くところで終わるため、次作があるのなら活躍を期待したい。
エルトン・ジョンは本人役で登場。良いキャラを演じていた。
エグジーは、労働者階級の出であることから、あえてコックニーで話す設定なのだろうか。コックニーを話すキングスマンも粋だ。
2回観たのだけれど、もう3回目が観たくなっている。スパイものと言ってもややこしくない、ダークになりすぎない作品が観たいのならオススメ。