「Papillon パピヨン」と「Equalizer3 イコライザー3」
久々の映画の記録。
「Equalizer3」は、デンゼル好きなのに、観てから感想を書く気にはならない残念なレベルだったのでしばらく放置していた。3作目とあって私が飽きてしまったのかも知れないが、チープな感があった。・・・ということで昨日観た「Papillon」と一緒に記録する。(ひどい扱いでゴメンナサイ)
「Papillon」はマイケル・ノアー監督。作家Henri Charrièreの実体験を基にしたベストセラー小説の再映画化。主演はチャーリー・ハナムとラミ・マレック。Henri "Papillon"はパリの金庫破りだったが、殺人の罪を着せられて仏領ギアナに送られる。当時そこはフランスの政治犯・重罪犯の流刑地だった。
"Papillon"は同じく流刑された偽札製造者のLuis Degaと、ある契約を交わし、自由を求めての脱獄劇が始まる。そして二人の間には友情も芽生え始めるのだった。
冤罪事件は今も世界中で起こっているし、人権を無視した過酷な獄中生活も(いや、人権侵害は獄中だけではない)しかり。作品の最後に私が感じた感情は、人間の愚かさに対する哀しみ。
チャーリー・ハナムもラミ・マレックも身体を張った演技だった。チャリー・ハナムはチョイ悪な役が多いけれど、どこか安心感を感じさせてくれる、実は私の好みのタイプの最高峰である。悪魔島の独房で大佐に拷問されても、黙って見つめ返す瞳の美しさ。ヤバい。
1973年版の「Papillon」の予告編も見つけた↓
こちらは「Equalizer3」の予告。
マフィアはまだ存在するだろうけれど、なんだか・・・。