懐かしの一本 と レイ・リオッタ
私が洋画好きになるのに拍車をかけた一本が、ギャング映画の大御所「GoodFellas」である。実在のヘンリー・ヒル役を演じたレイ・リオッタが好きだったため、何度も何度も観た。リオッタ氏の訃報を昨日聞いた。まだまだ活躍できる年齢であったのに、とてもショックである。実際にまだ何本も製作中の映画を抱えていたそうだ。「故」を付けるのがまだ早すぎる気がして、タイトルにも付けられなかった。
どんな有名人についてでも、基本私は本人の発言(インタビューやチャットショーなどでの)や行動からしか、本当の人となりを垣間見ることはできないと思っている。メディアの報道や訳されたものは、着色されているしニュアンスも歪む。まあ、映画だって事実を基にしている、いないに関わらず、作りものなのだから、虚構の世界を見ているだけなのだけれど。
リオッタ氏は、GoodFellasのあと、マーティン・スコセッシ監督のギャングものにはもう出演しないと決めていたそう。彼のあの演技やルックスで、以降色々な「悪」側の役や「サイコ」的な役が多かったのだけれど、「僕は殴り合いのケンカもしないし、それは自分じゃない」と言っていた。
色々思うことがあっても言葉にすることが難しい。
RIP Ray Liotta
ご冥福をお祈りいたします。