「Richard Says Goodbye 」と「Any Day Now」
今日はさらっと2本記録。
邦題は「グッバイ リチャード」・・・
今までのジョニー・デップの作品の規模からするとB級とも言えるけれど、彼の演技力が素晴らしいことをしっかり証明している一本。アウトローな教授役もファンにはたまらないのではないだろうか。ストーリー的には「え?なんで?」と思う突っ込みどころはいくつもあったが、それでも楽しめた。
現実世界では醜い裁判が続いていたけれど、やはり彼にはまた以前にも増して映画界で活躍して欲しいな。
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こちらは、友人から紹介された作品「Any Day Now」。邦題は「チョコレートドーナツ」。
母親が薬物所持で逮捕されたため、ゲイのカップルが彼女の子であるダウン症のマルコを養育・監護する許可を得る。マルコに対する愛情が深くなる経緯がほとんど描かれておらず、足早な感じもしたけれど、社会に根付く偏見や、法律が全てのケースを公平に救うことができない現実など、しっかり描かれていた。
リチャードやルディは、周囲がどうであれ、自分がどんな世界を体現したいかを知っていた人達だね(リチャードは余命宣告されてから行動に移した)。偶然観た二つの作品だけれど、共通点が色々あると気付いて面白い。