eスポーツの職業【オブザーバー】
本日はeスポーツに関する職業を紹介したいと思います。
その名も
【オブザーバー】
響きがカッコイイですね!(いや……職業名がカッコイイのって結構重要だったりすると思うんです……)
という話は、まぁ置いておいて。
オブザーバーとは、
英語で
observe (…を)観察する、監視する、観察する、よく見る、観測する、(…を)(観察によって)認める、目撃する、気づく、見る、(…と)述べる
などなどの言葉の意味があり、それに r を付けて
observer 観察者・観測者
という意味のある言葉です(間違ってたらすみませんm(_ _)m)
https://kotobank.jp/word/オブザーバー-454148
こちらのサイトによると、
会議などで、発言権はあるが議決権のない人。 また、発言権・議決権ともにない傍聴者。補足として、国連のオブザーバーには、バチカンやパレスチナのほか、赤十字国際委員会などの団体が参加している。
とあります。
そしてここでeスポーツの話に戻るのですが、
eスポーツ業界でいう【オブザーバー】とは、
プレイヤーが対戦している試合の画面とは別にある観戦者用の試合画面を(試合カメラを)切り替えていく人のことを言います。
はい。皆さんが言いたいことは分かります。
何を言ってるんだ? と、この説明を読んだだけでは分からない人が大勢いるでしょう。(私が読んでも分からないので笑)
日本語って難しいですね(笑)
という訳で、オブザーバーとは何かが知りたい人はこちらの記事を読むことをオススメします!
こちらの記事は実際に、eスポーツ業界でオブザーバーをやっている人のnoteの記事となっております。「さっきの説明だけでオブザーバーがなんなのか分からん!」という人はこちらを読んでください。
と、私ももう1度改めてオブザーバーについて説明したいと思います。
TVの野球やサッカーなどスポーツ中継でそのスポーツの様子が映されていますよね?
試合会場にテレビカメラが何台もあって、試合の模様や選手の様子を撮影しているから、TVの前で私達がそのスポーツを見られる訳です。
その試合の様子を見やすくするために、野球で言ったらピッチャーの後ろから撮っている様子であったり、ホームランのシーンだと白球の行方を追ったりしています。
そうです。オブザーバーとは観客や視聴者が試合を見やすくするために、試合を撮影しているカメラの映像を切り替える人のことなのです!
チーム戦や広大なマップを移動して戦うゲームなどでは、プレイヤーがバラバラに動いていたりすることが当たり前です。
そこで必要なのがオブザーバーなのです。
視聴者や観戦者に試合の盛り上がりを正しく伝える。
それがオブザーバーの役割なのです。
またオブザーバーは、プレイヤーと同じくらい、いやそれ以上に試合の行方を把握している必要性があります。その試合模様を映し出すことが視聴者や会場にいる観客の盛り上がりに直接繋がるのです。
と、ここまでオブザーバーについて書いてきましたが、正直に言って私もオブザーバーの人に会って直接聞いた訳ではありません。というか、上のnoteの記事でeスポーツのオブザーバーという職業について知りました。(TVのスポーツ中継では当たり前に視点切り替えをしているので、ちょっと考えてみれば分かることでしたが……)
ただオブザーバーっぽい事をしている、というかしている人は見たことがあります。
私たちがおこなった沖縄国際大学VS琉球大学のeスポーツ対抗戦でのアイデンティティVの解説をしている方が、解説とプレイヤーごとの視点切り替えをやってくれていました。
アイデンティティVは、ざっくり言うと鬼ごっこなのでマップ上をプレイヤーがバラバラに逃げ回ります。ハンター(鬼)がそれを追いかけて相手プレイヤーを捕まえるか、サバイバー(逃走者側)が逃げ切るまでがゲームとなります。
ですので、オブザーバーが必要なのです。
と、身近にスマホで出来るゲームでも観戦者がいる場合はオブザーバーが活躍します。
eスポーツ業界の発展に伴って必要になってくる職業の1つがオブザーバーだと思います。
と、私はただオブザーバーという職業を勧めている訳ではなくてですね……何が言いたいのかと言うと、eスポーツ業界の発展に伴って、新たに必要となってくる職業は多くあります。
その職業が未だに世に出ていないものであるのか、ただ単純に人がいない場合であるのかその実態は様々ですが、eスポーツの発展に欠かせないものとなることは確かです。
eスポーツは「試合」である以上、そのプレイヤー・選手たちが主役です。
しかし、オブザーバーといった縁の下の力持ちの存在も必要とされています。スポーツ界を見れば分かるでしょう。色々な人がその選手をサポートしています。
eスポーツに関わりたい人は、まず自分に何ができるのか、ちょっとでも良いから役に立てることはないか、と考えて行動していけばいいのではないかと思います。
以上、【オブザーバー】の紹介と大学生のちょっとした戯言でした。
本日はここまで。