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eスポーツ対抗戦で感じたスマホゲームの可能性


 本日も7月14日に行われた沖縄国際大学VS琉球大学のeスポーツ対抗戦から感じたことを書いていきたいと思います。


今回のイベントで個人的に思ったことがあります。

それは観客の皆さんがスマホゲームの試合を熱心に見ていたことです。

私たちeスポーツ対抗戦では、2つのスマホゲーム(アイデンティティVとシャドーバ―ス)の試合をやらせて頂きました。

3大会同時にeスポーツ大会が開かれていることもあり、会場には格闘ゲームに参加するお客さんなど私たち大学生の対抗戦を主目的として訪れていないお客さんも沢山いたと思います。

しかし、そんな中会場のお客さんの注目を集めていたのが、私たちの行ったスマホゲームの試合でした。

格闘ゲームの試合を見に来ているお客さんもアイデンティティVの試合が始まると、(物珍しさもあると思いますが)私たちが行っている試合のほうに多くの方が視線を向けていました。


またあとで会場内にいたメンバーの話を聞くと、シャドーバ―スの試合をやっている時に、席の後ろで試合を見ていたお客さんが「今のはあれだった」とか「もう少し考える時間が短くてもいい」などと会話していたという話を聞きました。

試合に対する文句……という事はマイナス面でもありますが、私的には野球やサッカーなどスポーツの観戦の際に野次を飛ばすおじさんがいるように、eスポーツも野次を飛ばすお客さんがいるようになったのでは! と思いました。

この「野次を飛ばす」という事は戦っている選手たちや会場のお客さんのテンションを下げる行為にも繋がりますが、「野次を飛ばす」という事は、それなりにゲームのことについて理解していないと文句を言うことも出来ないのではと私は思います。

それはeスポーツで「野次を飛ばす」ことが出来るほどの知識のある観戦者が現れ始めたという事ではないでしょうか?

「野次を飛ばす人」が出るくらいeスポーツもスポーツに近づいていると感じた出来事でした。

一方で、これには理由があるという事も私は思いました。
スマホゲームはもともと無料でダウンロード出来て遊べるというようにすそ野がとても広いです。それに伴いそのゲームで遊んだことのある人も多いと思います。つまりそのゲームで遊んだことのある人がそのまま観戦者となる訳で、注目度も高かったのではないかと思うのです。

それにスマホゲームはスマホさえあれば、簡単に遊べることも特徴的です。

言ってしまえば、たまたま会場でそのゲームの試合を見たお客さんが、その場でそのゲームをインストールして遊び始めることも可能性としては大いにある訳です。


そして、そこにスマホゲームをeスポーツにする可能性があるのではないかと思います。スマホゲームはeスポーツのイベントをすればするほど、ゲームのユーザーが増える可能性があります。何故なら上で記したように会場のその場でインストールすることも可能ですから。

こういったeスポーツイベントによってどれくらいユーザー数が増えたのか。そのあたりまできちんと数字として出せれば、スマホゲームももっとeスポーツに参入してくる可能性があると思います。

以上、今回のeスポーツ対抗戦でスマホゲームの試合をして個人的に思ったことでした。


本日はここまで。


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