第2話Part6
綺麗な音楽……? レザンは呟いて首を傾げた。と同時に、先程のまつりとゆららの言葉が脳裏を過る。
「それってチャイム……嘘でしょ!授業始まってる!?」
予鈴のチャイムはまつり達と一緒に聞いた。つまり、さっきポムが聞いたのは本鈴のチャイムだ。レザンは慌てて鞄の中にポムを押し戻すと、バタバタと駆け出して行った。
揺れる鞄の中、ポムは隅の方に小さく丸まって座ると、にやりと笑った。
「やっぱりレザンって、ちょっとそそっかしい所もあるポム。まつりに言えた口じゃないポム~」
綺麗な音楽……? レザンは呟いて首を傾げた。と同時に、先程のまつりとゆららの言葉が脳裏を過る。
「それってチャイム……嘘でしょ!授業始まってる!?」
予鈴のチャイムはまつり達と一緒に聞いた。つまり、さっきポムが聞いたのは本鈴のチャイムだ。レザンは慌てて鞄の中にポムを押し戻すと、バタバタと駆け出して行った。
揺れる鞄の中、ポムは隅の方に小さく丸まって座ると、にやりと笑った。
「やっぱりレザンって、ちょっとそそっかしい所もあるポム。まつりに言えた口じゃないポム~」