『espoir forêt 結成10周年記念 ~感謝の演奏会~』が終了しました!
9/8(日)名取市文化会館中ホールにて、エスポワール・フォレ結成10周年記念の感謝の演奏会を開催いたしました!エスポ初となるゲストを迎えての演奏会、沢山のお客様にご来場頂きました!当日のステージの様子をお伝えします♪
エスポ初の中ホールでの演奏会、朝からメンバーによる受付の装飾が始まり、並行してリハーサルも行われました。10周年記念のステージを最高のものにするべく、メンバー一同気合いが入ります🔥
会場のモニターを眺めると、開場時間前から既にロビーには沢山のお客様が✨
演奏会は私小齋の独唱「ウィーン我が夢の街」からスタート。第一部1曲目の始まりと共に皆様へご挨拶をさせて頂きました。沢山のお客様の中には初めてエスポの演奏会に来られたという方も!団の紹介とこれまでの歩み、そして応援下さった皆様への感謝の気持ちをお伝えし、演奏会の幕開けとなりました。
続いてベートーヴェンの「テンペスト」を吉田明香里によるピアノ独奏で、「スペイン舞曲」を若生胡桃によるヴァイオリン独奏でお客様に堪能頂き、久し振りの出演となったメンバー工藤萌恵による「太陽と愛」「ピエ・イエズ」の独唱をお聴き頂きました。
続いて、10回全ての演奏会に出演してきた引地理恵によるピアノ独奏、ショパンの「ノクターン 第20番 遺作」では、彼女の曲に掛ける想いが伝わる美しい演奏を堪能頂き、次の二重唱では、私小齋とメンバー工藤の尊敬する先生方が歌われていて、2人の憧れの曲でもあったホフマン物語の「舟歌」でハーモニーを楽しんで頂きました。
続いては大河ドラマ「真田丸」メインテーマをヴァイオリン独奏で。この日の為に髪を赤くしてきました!の若生のコメントと共に情熱溢れる演奏をお送りしました。
続いてはオペラのアリア「私が街を歩けば」「亡くなった母を」の2曲を私小齋の独唱で。どちらも大変思い入れのある曲であり、節目の年に歌わせて頂ける喜びを噛み締めながらのステージとなりました。
続いてはお待ちかねのスペシャルゲスト、東京混声合唱団所属、テノール歌手である千葉弘樹さんによるソロステージを3曲続けてお送りしました。「帰れソレントへ」「朝の歌」「落葉松」、どの曲も千葉さんのテノールの魅力をたっぷりと堪能頂ける圧巻のステージで、私達も袖で聴かせて頂きながら感激し通しでした。
第一部最後の2曲は千葉さんも入って頂いての合唱を2曲、「民衆の歌」「川の流れのように」を全員で。千葉さんとご一緒させて頂ける大変貴重な機会でしたが、メンバー全員が心から楽しんで演奏する事が出来ました。
第二部の始まりはエスポの十八番でもある「ヘイル・ホーリー・クイーン」を合唱で。ノリノリで楽しんで頂いた後はこちらも人気のあるディズニーソングのステージ、アナと雪の女王から「とびら開けて」を二重唱で、アラジンから「アリ王子のお通り」をヴァイオリン独奏、「ア・ホール・ニュー・ワールド」を二重唱でお送りしました。演奏中、お客様の雰囲気の盛り上がりが伝わってきて、私達も演奏しながら自然と笑顔が溢れるステージとなりました。
続いては実際にゲームをプレイしている演奏者による「ゲーム音楽メドレー」を、ピアノの独奏、連弾、ヴァイオリンの演奏で楽しんで頂きました。ドラゴンクエストⅤ、モンスターハンターから選りすぐっての演奏でしたが、馴染みのあるメロディにお客様からも熱い反応を頂きました。続いてミュージカル「ウィキッド」から「あなたを忘れない」を二重唱でしっとりとお送りした後、好評を頂いている歌謡曲ジャンルから越路吹雪さんの「愛の賛歌」を、ピアノ、ヴァイオリン、歌のアンサンブルで、エスポらしさ溢れるステージをお送りしました。
演奏会も終盤に差し掛かり、残るは3曲。まずはこれまでの演奏会でも多くのお客様に気に入って頂いた、映画「美女と野獣」から「ビー・アワ・ゲスト」を。エスポの演奏会でしか見る事の出来ない、全員がロングドレスを着用してのダンスシーンでは、カラードレスの色合いが美しく、目で見て耳で聴いてワクワクする楽しいステージとなりました。続いてこちらも好評頂いた「地元大好き!ご当地ソングメドレー」を、スクリーンの映像と共に地元愛溢れる音楽満載のステージで、お客様にも沢山笑って頂きました!
最後は、エスポにとって無くてはならない大切な曲、「団歌ーえすぽー」を、スクリーンに映る10年間の活動記録と共に聴いて頂きました。
アンコールステージでは「故郷」を、スクリーンに映る閖上の風景と一緒に味わって頂き、沢山のお客様からのあたたかい拍手と共に10周年記念の演奏会が終了しました。
10年という月日の中でずっと変わらず心にあったのは、故郷閖上への想いと、支えてくれるメンバーへの想い、そして、応援して下さる皆様への感謝の気持ちでした。
震災をきっかけに始まった演奏団体。当初は歌う事、演奏する事にどんな意味があるだろう?と考えましたが、震災を経験した私たちだからこそ伝えられる想いがある、その想いを音楽に込めて届けたいという一心で活動を続け、皆様の前で演奏させて頂く度に、”想いが届いた”と実感する瞬間が増えて行きました。
今回もまた、音楽を通して”心が通じ合えた”と感じる瞬間が生まれた演奏会となりました。
これまでの演奏会、活動を通して沢山応援の言葉を贈って下さいました皆様、グッズ購入や寄付で応援頂いた皆様、当日会場で演奏をお聴き頂いた全ての皆様へ、心から御礼申し上げます。
また、感謝の演奏会開始当初から私達のステージを支えて下さった文化会館のスタッフの皆様、今回も本当にありがとうございました。
この度ご一緒させて頂きました千葉様、東京混声合唱団の村上様、大変お世話になりました。
そして最後に代表として、これまでの10年間活動を支えてくれた私の両親、エスポメンバー全員へ、全身全霊の感謝を。
先に名前を挙げたメンバーは勿論、メモリアルの装飾全てとステージスタッフ、出演も兼任してくれた八島璃理香、お腹に赤ちゃんがいながら伴奏と合唱に全力で参加してくれた佐藤升美、久し振りのステージで一緒に歌ってくれた寺地利恵、練習で皆を気遣いつつ沢山サポートしてくれた村上佳苗。産休、育休中のメンバー含め、全員のおかげでこの記念すべき結成10周年記念の演奏会を成功させる事が出来ました。
今までもそしてこれからも、私達は「音楽の力」を信じて、私達だからこそ伝えられる想いを、大好きな音楽を通して皆様に伝えて参ります。
これからもどうぞ、私達エスポワール・フォレを宜しくお願いいたします!
[代表 小齋]
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