誰も何も強制していない。なのに、フェスが明日、実際に開催されようとしている。
心理的安全性、という言葉がある。
心理的安全性とは、 他者の反応に怯えたり羞恥心を感じることなく、自然体の自分を曝け出すことのできる環境や雰囲気のこと を指します。
https://bizhint.jp/keyword/101187
何年か前にGoogleが、成果を出せるチームには必要な要素って何なんだろう、ということを研究した結果、たどり着いた結論は、「心理的安全性があること」が一番重要だ、ということだったらしい。カリスマ的なリーダーの存在でもなく、優秀なプレーヤーの存在でもなく。もちろんそれらも成果に影響する要素ではあるけれど、心理的安全性がないことには、どれだけ素晴らしい人材が集まっていても生かされない、ということらしい。
という話を、最近職場でも研修でも、その他いろんな場面で聞くのだけれど。
わたしにとって、#旅と写真と文章と というオンラインコミュニティは、まさに心理的安全性の高い場所だよなぁと、2周年を記念したフェスの開催準備に沸くslackを見ながらふと思った。
そしてきっと、多くのクルー(参加メンバー)にとってそうなんじゃないかな、と。
プロのカメラマンがいる。プロのライターもいる。世界を一周どころか何周もした人もいる。いろんな年代の人がいる。そんな中で、去年カメラをちゃんと買ったようなわたしが、"こんなこと聞いたら馬鹿にされるかな"とか、"初心者のくせにって思われないかな"とかカケラも思わずに気兼ねなく写真の質問をしたり写真をアップしたりできるのも、思いつきのようにしか書いていない拙いnoteをシェアできるのも、旅の話ができるのも、全部全部、クルーのみんなが決して誰かの発言や行動を否定せず応援してくれたり褒めてくれる空気があるからで。
びっくりするぐらいに、自然体のわたしがいる。
そして、すごいなぁと思うのは、"ただの仲良しの集まり"ではないところ。
心理的安全性が土台にあるからこそ、個人の力が発揮される。
先述のとおり、実はコミュニティ発足2周年を記念して、 #旅とフェス が開催される(明日!12月14日!完売御礼!)
これも、もともとはあるクルーの"フェスやりたい"のひとことからスタートした企画だし、こういうことできたらいいね、こういうことやってみたいね、という意見がどんどんみんなからでてきて。いざ準備が始まってみれば、誰もが自分の持っているスキルと知識と知恵と意見と手を惜しみなく提供し、それぞれにできるかたちで関わっている。
誰も何も強制していない。なのに、フェスが明日、実際に開催されようとしている。やりたい、が、カタチになろうとしている。
すごくないですか。
これってまさに、心理的安全性があるからなしえたことだと思うのだ。こういうこともやってみたい、とか、こうしたらいいかも、とか、わたしこれやりたい!って誰もが言える。チャレンジできる。もちろん、参加が難しかったり今は忙しくて手伝えない、っていうのだって誰も咎めない。最高かよ。
そんなわけで。
明日はフェスです。どんな1日なるか楽しみでしょうがない。
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