詐欺師も被害者。
こんちは。
いきなり語弊のあるタイトルにさせて頂きまして、丸きり語弊があるようなそうじゃないんじゃないかなの視点で少し記してみます。
たとえば、詐欺師の視点からものを見てみるとターゲットからどんだけ金を巻き上げるか、または仲良いそぶりを見せるかが勝負の世界じゃないですか。
私はここに落とし穴があると思っていて、同じことを延々と繰り返すとのちにそれが当たり前となる、要は詐欺師も自分の行いによってその現実が本人になってしまうという悲劇です。
好きになって貰って金を稼ぐはずが、本当にその人にのめり込んでしまうとか、嘘を吐きまくって付かず離れるを繰り返したメタのような世界に時間を取られ、そこが自分の世界となって労力や時間を消費してしまう。
もし詐欺師だと、自分が演技をしているつもりでも、実はその演技世界の恋愛にのめり込んでしまう状態です。
最初は本来の自分を別に置いていたはずです。
ですが、気付くとその世界の自分が自分になっているのではないのかなと。
それは結局、時間を消費するだけの被害者と同じ立場なのではないかと私は思うのです。
被害者はもちろん、その世界の恋愛にのめり込んで騙されてしまいます。
しかし、詐欺師と位置付けていたその張本人もその世界、自分の行いが人生となり、結局年老いて何も残らない、もしくはその世界から出られないで生涯を閉じるのではないかと考えます。
被害者が抜け出す、ことはマストですが加害者もそこから抜け出さなければ、被害者と同じ道を辿り、また同じ時間を消費し、同じ負けを味わうんじゃないかなぁ。
私はここが落とし穴だと思い、ある意味詐欺師も被害者であると考えました。
詐欺師も自分の行いの被害者である。
追伸。
これで反感を覚える方は、その世界にどっぷり浸かってしまっている方です。
被害者と同じ時間を取られ、同じ敗戦を味わいます。
一秒でも早く抜け出して現実を生きてください。
危険です。あなたの人生がです。
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