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3/10 【シティ大阪】カエループ
2回目の執筆となります、きょんしーです!
今回は3月10日に大阪で行われましたシティリーグのレポートについて残させて頂こうと思います。
使用したのは「カエループ」というデッキです。
個人としては3-3と悪い結果に終わってしまいましたが、負け試合3戦全て切っていたピカゼク(なんと4/128人しかいませんでした)だったので仕方なしという形でした。
今回のカエループは
現環境トップのレシリザ、ウルネク、ジラサンに有利な構築になっています。
今回の記事は以下の構成になります。
1.デッキレシピと解説
2.カエループを選択した理由
3.当日のマッチング
4.各デッキに対する立ち回りやサイドプランについて
5.デッキの改善案
6.あとがき
7.更新履歴
なお今回は3の後半の現環境での立ち回り等についてはかなり時間をかけて至った部分、細かいプレイング等が記載されている所でもあるので有料にさせて頂きました。
初心者の方はもちろん、中級者の方にも参考になるように思考を噛み砕いて書いたので、気になる方は是非ご覧いただけたらと思います!
(上級者の方はお目汚しすみません)
そもそも
カエループとはなんぞや?
どうやって回すの?
という方はCL新潟時のあむさんやとーしんさんの記事をご覧いただけたらと思います。
( https://www.houhou-news.com/pokemon-card-deck-recipe-contribution-greninjagx-meganium-swampert )
↑あむさんの解説記事です
1.デッキレシピと解説
以下のレシピが当日使用したものになります。
今回のカエループは以前CL新潟でとーしんさんや、あむさんが使用したものを現環境に合わせてアレンジしたものになります。
それでは採用理由について解説させていただきます。
〇メガニウムライン 3-3
〇ラグラージライン 3-3
〇ゲッコウガライン 2-2
あむさん、とーしんさんのレシピを参考にしたものになります。
ベンチ枠、また2進化ポケモンが倒されたとしてもリカバリーがきくラインとして2匹ずつラグラージとメガニウムを置くので、サイド落ちを考慮してこのラインです。
今回も他にベンチ枠を割きたいためこのラインで採用させて頂きました。
〇アロキュウライン 2-1
このラインも参考にしたものです。
正直アローラキュウコンは建てない試合も多くあるのですが、ジラサン相手だとどうしてもアロキュウがないとメガニウムが2体立たないので採用しました。
どうしようも無い事故の時にこれで展開したりします。
〇ラフレシアライン 1-1
このラインは環境を見て入れたものになります。
友人のアイデアで、壁役になるポケモンがいるんじゃないかという話になり、ひとまず試したところ種主軸のデッキ(ピカゼクを除く)に対して格段に勝率が上がった為、採用しました。
このポケモン1枚で立ち回りがガラリと変わります。
〇ネストボール 4
〇ポケモン通信 2
〇タイマーボール 2
最低限のボールラインです。ハイパーボールは構築の特性上コストにできるカードが序盤になく、ハンドレスになるほど厳しくなってしまうので、不採用です。
正直なところ、タイマーボールはもう1枚欲しかったです。
〇ふしぎなアメ 4
4枚ないと引けません。初動用にハンドに欲しくなります。削ってはいけないライン。
パワードローのコストにしすぎるとメガニウム狩りされた時に痛い目にあいます。
〇ダート自転車 4
構築の特性上、圧縮が弱いので全力の4投。グッズで圧縮かけれるのは偉すぎる。
〇ポケギア3.0 2
初手安定用。後半に手帳を使用してから当てにいく使い方もあります。
本当は4枚欲しかったですが、枠の都合上ここを削りました。
〇ポケモン入れ替え 2
本当は3枚欲しかったカード。
序盤にみちしるべする為に使ったり、
後半アセロラが使えない場面で、前のポケモンを倒したい時に使います。
無駄にコストにしすぎるとサイド取り切れなくなりますので要注意。
〇レスキュータンカ 2
あえなくパワードローのコストにしてしまったポケモンを山札に戻したり、どうしてもラグラージ、メガニウムラインを2-2に戻す必要がある場合に手札に戻したりします。
手札に戻す効果を多めに使いたいので3枚採用も考えましたがパワードローのコスト管理で何とかなりそうだったので2枚に留まりました。
〇ともだちてちょう 1
ポケモン入れ替え込みでラフレシアを前に立てた場合などで殴れる回数が限られている場合、どうしてもグズマを戻さないといけなかったので採用。
序盤に使ってしまうと後半の展開次第でアセロラが欲しくなる場合もあるので使い所は大切です。
〇エネくじ 1
なんで入ってるの?と思われるカードぶっちぎり1位。
おもちゃではなく、構築の特性上中盤の圧縮が弱いため採用しました。
3ターン目、4ターン目に確実に殴りに行かないとサイドレースで追いつかない展開が多かったので、それを無くすカードです。
引きに自信がある方はいらないと思います。
〇こだわりハチマキ 1
無限に勝ち筋が広がる1枚。
ふうましゅりけんの30ダメージ1回分が節約できるのでテテフをワンパン、ルガルガンGXなどの200ラインを予め1回ふうましゅりけんで乗せてふうましゅりけん+こだわりおぼろぎりで倒したり、
190ライン(ウルネクやゼラオラなど)には最後にラグラージでこだわりハイドロポンプで決めたりできます。
勝ち負けに繋がるキーカードなので簡単に捨ててはいけません。
〇ブルーの探索 4
フルメタルウォールで収録されたカードですが、初動の安定感が段違いに増しました。ブルーとネスト、ブルーとせせらぎの丘などたねポケモンを展開しつつ次のターンアメを確定でサーチ出来るムーブが出来るようになりました。
1ターン目にチコリータを出しつつブルーを使えると、2ターン目にはメガニウム2体とラグラージ1体は建てられます。
1度進化すると二度と使えないので積極的にコストにしてください。
〇リーリエ 2
最低限のドローサポートとして、初手に使えればいいなという期待とやぶれかぶれやジャッジマン後のケアとして採用しました。
ですが、正直他の枠に割くべきだったと思います。(詳細は改善案にて)
〇グズマ 2
〇アセロラ 2
とーしんさん、あむさんの構築を参考に。
これ以上削ってはいけないし、増やしてもかさばるので2-2でいいと思います。
ただし、ダート自転車やパワードローで安易にコストにすると後半使いたい時に使えなくなる場面もあるので、展開を予測してリソース管理しましょう。
〇グラジオ 1
本当は2枚にしたかった枠。
ですがシティリーグという予選の回戦数の少なさからグラジオと超ブーストエネルギーが両方サイド落ちすることはないだろうと判断し、1枚のみの採用になりました。
多分1枚だけなのは間違ってます、すみません。
〇せせらぎの丘 2
元レシピでは1枚でしたが、現環境においてはTAG TEAMGXなどが無人発電所を採用してくると考え、ふうましゅりけんがないと困る試合も多いと考え、そこを割れるように2枚採用にしました。
初手安定用にもなるので2枚あってよかった枠です。
〇超ブーストエネルギー♢ 1
はい。
2.カエループを選択した理由
まず、デッキ選択をするにあたって大阪シティの環境を考えました。
大阪でのシティリーグは基本的にそこまでメタがわずかな期間では動かないという傾向があるため、自身の考えとして3/3に行われた大阪のシティリーグの結果からそのままその環境にメタを貼ったデッキであれば勝てるのではないかと思いました。
まず3/3開催の大阪シティリーグの環境です。
新弾発売直後ということもありますが、レシリザが目立って多く、それに勝てるのではないかと言われていたウルネク、そしてその2つに有利を取れるジラサンが次に多く来ています。
他にも様々なデッキが見受けられますが、その中でも従来流行っていたピカゼクやルガゾロはレシリザを中心とした炎軸のデッキに不利をとるため、数を減らしていました。(シティ準優勝の方曰く従来のピカゼクvsレシリザなら7.5:2.5でレシリザ有利との情報もあり)
そこで、大体のメタを
・炎軸のデッキに押し負けない強さ
・ウルネクの非GXビートにも負けない
・ジラサンなどの早いデッキにも対応できる
というデッキを探すことにしました。
そこで白羽の矢がたったのがカエループでした。
レシリザをワンパンでき、カラマネロを狩ることで負け筋を減らせ、ジラサンには後半サイドを取らせない強さを持つデッキであることから、環境に対して有利を取れるだろうと判断し、使用を決めました。
ただし、そこで他のデッキに対して勝ちきれない、数をさらに減らすだろうと判断したピカゼクに関してはメタ外としました。
そして当日の実際の分布です。
特に環境読みに間違いはなく、強いて言うならば非GXの炎軸が思ったより多かったことくらいでした。
ということでなのですが、マッチ運だけはどうにもなりませんでした。
以下マッチングです。
3.当日のマッチング
1戦目 ✕ ピカゼク 0-6
2戦目 〇 ペルシアンヴァディ 6-2
3戦目 〇 UBジラサン 投了
4戦目 〇 UBジラサン 6-5
5戦目 ✕ ピカゼク 0-6
6戦目 ✕ ピカゼク 0-6
あまりマッチングに文句を言いたくはないのですが、当日のピカゼク使用者数はたったの128名中4人でした。
4人でした。(大事なことなので)
その中の3人を引いてしまったのは大きな誤算でした。(もう1人のピカゼクは友人でした)
とりあえず愚痴はしまっておくとして、マッチングの詳細についてです。
以降は詳細な動き方などになりますので僅かながら有料とさせていただきます。
もし買ってやってもいいぞという方がいらしたらぜひこのあともご覧下さい!
ご購入頂いた方、まずは本当にありがとうございます。
3-3の記事ですがサイドプランやどのように考えてプレイしているかなど可能な限り文字で表せたらと思います。
■1戦目 対ピカゼク 後
切っていた相手に当たりました。
1度はまあ当たっても仕方ないと割り切ってはいました。
対ピカゼクはプランが2つあります。
前提として一般的なピカゼクにはグズマが3枚採用であるということで話を進めます。(割と調べました)
現実的なプランとそうでない方を一応記載致します。
・盤面をラフレシア単にしてLOを狙う
・盤面にラフレシア+メガニウム2体をたて、タッグボルト後にラフレシア再度立ててバトル場でつっぱり、グズマを全て使わせサイドを取り切らせ無くさせる
この2つのプランですが、まず1つ目の実際はラフレシア単にするのはほぼ不可能です。
まずラフレシアを建てるためにはメガニウムとラグラージを建ててからになるため、そこまででベンチを5体出すと、追加でポケモンを置くことが出来なくなります。
(普通にバトル場狩って1枚、次のターンにラフレシアがいなければさらに1枚、グズマ3回+タッグボルトで4枚でサイド取られ切って負け)
ではベンチをしぼるかといわれると、仮にメガニウムとラフレシアが1-1しかいない場合、
グズマでメガニウム、タッグボルトでラフレシアであとはお手上げになってしまうので単どころかたねポケモンがいなくなってしまいます。
それに恐らくラフレシアを山札を掘って掘って建てたとしたら、先にLOするのは自分です。
以上の理由から盤面をラフレシア単にするのは諦めました。
そこでピカゼクに対しては2つ目のプランをとります。
盤面にラフレシア、メガニウム×2を建て、グズマ+タッグボルトGXで仮にメガニウムとラフレシアが2体取りされたとしても、メガニウム1体が盤面に残っているのでそうじゅくハーブでラフレシアを再度建てて、耐えきるというパターンです。
こちらの方が現実的ではあるのですが、実はかなりハードです。
というのも、
・ラフレシア+メガニウム×2を建てる前にポケモンを2体グズマなしの状態で倒されてはいけない
・そもそもタッグボルトGX後にそんな復旧できる手札が揃わない
2体倒されては行けないというのは先程も述べたように一般的なグズマ採用がピカゼクにおいては3枚です。
つまりグズマ×2で2枚、グズマ+タッグボルトGXで2枚でサイド4枚取られるので、
無駄に相手がダート自転車やハイパーボール、電磁レーダーのコストでグズマを切っていなければ序盤に2体のポケモンを倒された時点で負けが決定します。
アローラキュウコンGXなんて建てていたら尚更負け確です。
一応もし相手のグズマが枯れ、なんとかなったらそこから殴り始めてください。
それまでは盤面修復で手一杯だと思います。
倒すポケモンはピカゼク×2で大丈夫です。
ということで以上が立ち回りにはなりますが、正直ほぼ無理に近いマッチングでした。
実際の一戦目ですが、
まずお相手のゼラオラスリーブで絶望しました。
蓋を開けてみると前はやはりピカゼクで、こちらもアローラロコンで悪くはなかったのですが、みちしるべ後にやぶれかぶれされ、そのあとはぐっちゃぐちゃでした。
ただお相手が進化ポケモンが並んでないタイミングでタッグボルトを切ってくれたので、可能性はあった試合でした。
■2戦目 対シルヴァディペルシアン 先
フェアリーエネとトキワの森とゼルネアス♢を採用したペルシアンGXとシルヴァディGXのデッキでした。
カエループについては全ての対戦に言えるのですが、試合時間が本当に足りません。
後半の捲り性能はありますが、本当にそこだけは何度もプレイングを試行錯誤して慣れて時間内に終わらせる必要があります。
ということで、この対戦は明らかに時間が足らなかったので普段はしないのですがGXポケモンを3体倒して終わらせるゲームにすることに決めました。
ただし厳しい点としてゼルネアス♢がブライトホーンで160出してくるのでぴったりラグラージが気絶してしまいます。
そこをなんとかふうましゅりけんを最初に建ててきたペルシアンに2回、ベンチで育ってたタイプ・ヌルに1回当てて、あとはアローラキュウコンGXと復旧しやすいラグラージを壁にしながら1体目のシルヴァディGXにおぼろぎり×2、ペルシアンにこだわりおぼろぎり、2体目のシルヴァディをふうましゅりけん+こだわりハイドロポンプで倒して逃げ切って勝ちでした。
■3戦目 対UBジラサン 先
基本有利ですが、展開次第では普通に負けます。
5.5:4.5くらいだと思います。
というのも、
・グズマ4枚採用である
・ダイキリカミツルギとビーストゲームがやばい
ことです。
ラグラージが草弱点であることから、ビーストエネビーストゲームが比較的決められやすい試合です。
特にマグカルゴ入りのUBジラサンが流行っていることもあり、ケアしようにも出来ません。
ですのでジラサンに対しては以下のことを守りながら戦う必要があります。
・相手の残りサイドが2枚以下にならないように立ち回る(ビーストゲームで負け)
・相手のサイドが4枚の時はゲッコウガGXは場に残さない(ダイキリ警戒)
・ふうましゅりけんで1体は倒す
・出せるならなるべく早めにラフレシアを出す
たねポケモンだけで考えると、相手がアサルトサンダーで倒せる数によって試合は変わります。
カミツルギのダイキリでラグラージ1体、フェロマッシビーストゲームで2体分、1番初めの進化できないターンに1体で4枚はサイドが取られると思ってプレイはしてください。
そう考えると、あとたねポケモンないし進化ポケモンを2体倒されると負けということになります。
正直あと1体は3エレキパワーアサルトサンダーでメガニウムかラグラージが落ちるので、もう一体をたねポケモンで落とされないようにプレイングすればなんとか勝ちにつながると思います。
(ちなみにエレキパワーカプ・コケコGXのてんくうのつめでラグラージもメガニウムも落とされるのでラフレシアを如何に早く建てて、全ての攻撃に+グズマorあなぬけのひもの要求をすることが大切です)
またこちらが殴れる回数にも要注意です。
展開の都合上どうしてもグズマ、ポケモン入れ替えをパワードローのコストにしなければならないことがあると思います。
そういった場合、3回のふうましゅりけんで相手のポケモンを1匹倒せるとしても残り5枚のサイドをグズマ×2とともだちてちょう、入れ替え、アセロラを駆使して前のポケモンを入れ替えなければならないため、前のポケモンを入れ替えるためのトレーナーズは大切にリソース管理しましょう。
非GXに対してはこのリソース管理が本当に大切になります。
そして、このマッチングにおいてのサイドプランは基本的に全てのポケモンがおぼろぎりで倒せるので特にないと言って過言ではありませんが、
ジラーチorサンダーorウツロイドorマグカルゴなど、HP110以下のポケモン×5、ふうましゅりけんをHP90以下のポケモンに3回
となります。(カプ・コケコGXがでてきた場合はHP110以下のポケモンは4→3体で済みます)
間違っても、マッシブーンやフーパ、フェローチェ&マッシブーンGXに気は取られないでください。時間も殴れる回数も足らなくなります。
(最初からフェロマッシがいた場合は倒しても可)
長くなりましたが立ち回りはここまでにして、3戦目です。
お相手前マグマッグで、こちらケロマツ。
先行を取ったもののサポートなく、アメ×2とラグラージ、てちょうとかでベンチにミズゴロウ置いてエンド。
お相手も初手やばかったらしく、早速のやぶれかぶれ、そこからトップリーリエで3枚ドローし、こっちの手札が良くなりました。
途中からお相手が仕方なくグズマで入れ替えながらサイドをとる展開になったため、ラフレシアを早めに建て、相手がサイド取り切れないと判断し投了して頂きました。
(最後の盤面あとサイド3枚取らないといけなかったのですが、入れ替え2枚切ってて、グズマも残り1枚だったのでサイド取り切れるか分かりませんでした、危なかったです)
■4戦目 対UBジラサン 先
立ち回りは3戦目に記載したのでそちらを参照下さい。
お相手前ウツロイド、こちらケロマツ。
一応デスカーンとジラサンどちらも警戒しました。
初手からブルーが2枚、ゲッコウガ2枚があったので、ブルーでせせらぎの丘とネストボール、手札からチコリータだしてアローラロコン、ミズゴロウでエンド。
お相手逃げてジラーチねがいぼしでエンド。
ここでチコリータやミズゴロウを残すとサイドを取られそうだったので、ブルー使ってタイマーとポケモン通信でアローラキュウコンサーチ、さらにアロキュウでアメとネストサーチしてメガニウム2ラインとラグラージ建ててエンド。
返しで前のケロマツとられた(6-5)ので、返しにアローラキュウコンGXを壁にしながら全力でラグラージ2体目とラフレシアを建てにいきます。
返しでアサルトサンダー10乗せてくれたのでアセロラで回収しつつラグラージを前に出します。
が、ここでグズマ使われメガニウムがエレキパワー×3で一体取られます。(6-4)
グラジオ使いながらメガニウムを復旧、ここでふうましゅりけん対象ジラーチ、おぼろぎりでサイド取ります。(5-4)
お相手せんじんのまいしながら最後のエレキパワー使ってカプ・コケコGXでてんくうのつめ160でラグラージ取ります。(5-3)
返しでラグラージ復旧しながらアメでラフレシア建て、さらにゲッコウガもそうじゅくハーブで建てます。
ふうましゅりけん+こだわりおぼろぎりでコケコを取ります。(3-3)
前に出すのはラフレシア。
お相手あなぬけのひもでこちらラグラージ、特にパンプのないアサルトサンダーで80乗せられます。
ここでせせらぎの丘があったのでアセロラ込み3回パワードローがあればエネとゲッコウガが引けるだろうと思い、ケロマツを前にだしてパワードロー込みで引くと残り山札3枚の中にゲッコウガ2体が埋まります。ここでやむなくアセロラだけ使ってエンド。
返しにもちろんアサルトサンダーケロマツがとられ、ついにビーストゲーム圏内に。(3-2)
返しにグズマでマグカルゴを呼び出しながらふうましゅりけんでジラーチに60。
2回目のグズマなので手帳で2枚戻しつつ、やぶれかぶれやジャッジマンで次に流されると嫌なのでややタイマーボールなど無駄打ちしながらおぼろぎり、前にラフレシア。(2-2)
案の定やぶれかぶれされながらグズマメガニウム、育ててたフーパでちょうねんりき80。
返しで殴れないながらもアセロラでメガニウム回収し、前ラフレシアでビーストゲームされないようお祈り。
と、そのままターン返ってきたのでグズマ60乗ったジラーチ以外、超ブーストハイドロポンプとふうましゅりけんジラーチで決めて勝ち。
対戦後聞いてみるとフェロマッシは入ってなかったそうです。一安心でした笑
■5戦目 ピカゼク 先
お相手のスリーブジム店舗限定のモノクロピカゼクのスリーブでまたもや対戦前に震えました。
案の定前ピカゼク、こちら前ナゾノクサ。
初手一応ブルー言えたので、アローラロコンとミズゴロウを並べます。
お相手電磁レーダーから入り、、そこからリーリエとデデチェンジで案の定ブン回ります。もう諦めモードでした笑
さらにそこからせんじんのまい+エネルギー付けかえとマルチ付けかえしっかり引いてて後1フルドライブ。エネつける対象は後ろのゼラオラ。
なんとかラグラージ建てながらみちしるべして次のターンにメガニウム建てるルートとりますがここでやぶれかぶれ、、、
フルドライブで今度は前のピカゼクに合計6エネつきます。6-4
前はラグラージをだし、何とかここで1体はメガニウム建ち、ベンチにナゾノクサとチコリータも出してタッグボルトGXケアします。
お相手そのままタッグボルト、ナゾノクサとラグラージをとってくれました。が、この時点でお相手グズマ1枚もプレイしておらず、ほぼ負け確に。6-2
返しで死にものぐるいでラフレシアをたて、前に出します。
が、ここからグズマ連打で負け。
ケアしようのない対戦でした笑
■6戦目 対ピカゼク 後(シャントさん)
バトルスタートでこちらアローラロコン、お相手デデンネGX。
せめてルガゾロかデスカーンであることをお祈りしているとベンチにピカゼク登場。
前日の練習が走馬灯の如く流れていると、お相手デデンネにエネ貼ってエンド。
これはもしかするとワンチャン?と思い、ブループレイで2ターン目にとりあえずメガニウムライン×2とラグラージを全力で建てにいきます。
そのままお相手さらにデデンネにエネ貼ってエレパバチバチでロコン気絶。(6-5)
返しでメガニウムとラグラージ建て、さらにパーツ揃えながら次のターンにラグラージ2体目とラフレシアを建てに行くプランをとります。前はラグラージです。
が、ここでお相手ダート自転車等でやっとハイパーボールを引きます。
さすがにフルドライブまでは無理だろうと思っていたら手札からポケモン入れ替え+エネルギー付けかえ×2でバトル場に2エネピカゼク爆誕。
さらにデデチェンジされてひっくり返るかと思いました。
さらにエレパフルドライブまでしっかりされ、後ろのゼラオラGXに3エネつきます。6-4
プランを変え、ここはラグラージ2体建てに行くプランに。
ただ、お相手最初で仕方なくグズマ2枚切ってたのでワンチャンあると思い、ラフレシアを引き込みに行きます。
返しでさらにフルドライブ、メガニウムが倒されます。6-3
このターンでラフレシアをどうしても建てたかったのですが、パワードロー2回してもしてもラフレシアが引き込めず。前ナゾノクサのままエンド、、、
そしてフルドライブで落とされ、そのままラフレシアを1ターン遅く建てるもグズマタッグボルトで負けでした。
ナゾノクサのままエンドしたターンの山札が、超ブースト、ダート自転車×2、ラフレシア、タイマーボール+3枚くらいだったのでまあマッチングもドローも持ってない日だったのかなと思いました笑
ということで結果自体は3-3と残念すぎる結果に終わりました。
ただ、4人しかいないピカゼクの内3人も何故か当たったということで、他のデッキに当たっていたら決勝トナメにも上がれた可能性があるのではないかとも考えています。
それだけ可能性があるデッキであったとは思います。
次に今回は1度も当たりませんでしたが、対ウルネクや対レシリザ、今回優勝した非GXのズガドーン、またデスカーン等に対しての立ち回りやサイドプランについて記述していきたいと思います。
4.各デッキに対する立ち回りやサイドプランについて
それでは各デッキに対しての立ち回り等について解説していきます。
ただし、ピカゼクとUBジラサンにつきましてはマッチングの部分にて記載しましたのでここでは省略させていただきます。
まずですが、そもそも現環境でどのように基本的に立ち回ればいいのか、その点をお伝えさせていただきます。
現環境の特徴として
・殴り出しが早い
・高火力技が多い
・ギラマネロ(非GXループ)で詰まないデッキである
ということが上げられます。
デッキパワーとして高い力を持っており、相手を圧倒したり柔軟に立ち回ったりする力を持っているデッキが多いです。
特に早い段階での高火力技を繰り出せるという事が出来るようになった現環境ではコントロール系のデッキでは速度の面で対応しきれず、なかなか勝つことが出来ません。
しかし、現環境でのデッキはいずれも
【たねポケモンが主軸である】
またTAG TEAMGXに関しては
【1体倒すだけで3体分の価値がある】
という弱点を持っています。
そこにつけ込むことが出来るのがこのデッキであると考えています。
しかし、やはり殴り出しの速さの面では他のデッキに比べて圧倒的に遅いです。
ですのでこのデッキを使う時はサイドは先行されるものだと考えてプレイングしていく必要があります。
その点を踏まえ、このデッキでの基本的な立ち回りをまずおさらい致します。
どんなデッキに対しても
メガニウムライン×2、ラグラージライン×2までは確定です。
(順番は手札に依存します。ドローソースがない場合やメガニウムとラグラージを同時に進化できない場合はメガニウムからではなくラグラージから進化させるケースもあります)
そこから
・ゲッコウガライン×2でループする
・ゲッコウガ+ラフレシアでお相手の詰み展開を作っていく
このどちらかがこのデッキのゴールであり、目指すところになります。
また1つ大切なプレイングとして
どうしても進化させたいたねポケモン、特にチコリータは同じ番に2体ベンチに並べる
ことが重要になりますので、その点についても覚えておいてください。(アメ進化出来なくなるため)
その事をご理解した上でこの後をご覧下さい。
〇対ウルネク 有利
実はとても有利なマッチになります。
CL新潟を知っているプレイヤーならば、
「カエループを倒すにはメガニウムないしチコリータを倒してループを止める必要がある」
という事前知識があると思います。
その点を逆手にとってお相手の詰み展開を作ることができます。
つまり、早めにお相手のグズマを誘引できるということです。
(なお、立ち回りを理解していてもウルネク側はカエループの立ち回り次第で詰みます)
まず取るサイドプランですが、お相手の立ち回りによって大きく分けて二つあります。
①ギラティナで殴ってきた場合
ギラティナ、カラマネロ、テテフGX、ウルネクGX
②ウルネクで殴ってきた場合
カラマネロ×2、テテフGXorウルネクGX、ウルネクGX
(それぞれにテテフを出してこない場合はイカ2体ないしジラーチ+イカを取る必要があります)
①のギラティナパターンです。
シャドーインパクトで最初のたねポケモンは倒されますが自傷4点を乗せなければなりません。
ここでギラティナに乗せる場合はふうましゅりけんをギラティナに乗せつつカラマネロを狩るパターンになります。
お相手はイカが盤面から無くなるのは紛れもなく負けになると知っているので、基本的にイカを1体狩った時点でシャドーインパクトの自傷をイカやジラーチに乗せるムーヴはしません。
(ラフレシアがいない場合同ターンのふうましゅりけん×2でカラマネロが落ちるようになってしまいグズマと合わせて盤面からイカが消えてしまう為、
ジラーチに至っては1回のふうましゅりけんで落ちるようになってしまうため)
そうなると2回のふうましゅりけんでギラティナをおとしつつグズマで後ろのカラマネロをおぼろぎりで倒せるのでそこでサイドを2枚取ることが出来ます。
あとはしゅりけん+こだわりおぼろぎりでテテフGXorデデンネGX、こだわりハイドロポンプでウルネクGXで勝ちになります。
②のウルネクで殴ってくるパターンですがカエループに対する立ち回りを分かっている方ならこちらの方が多いと思います。
こちらは
・おぼろぎり×2でウルネク
・後ろのイカにふうましゅりけん×3とグズマおぼろぎり
・こだわりハイドロポンプでウルネク
というプランになります。
次にウルネクに対してのベンチ管理です。
このマッチングにおいて一つだけ大切なのは、アローラキュウコンGXを建ててはいけないという点です。
(前提として、こちらはラフレシアを建てるものとして考えます)
2or3ターン目にラフレシアが建つならばいいと思うのですが、そうでなければ負けにつながります。
テンプレのウルネクですと、グズマは3枚が主流になっております。
つまりグズマの枚数分サイドを取られますので、アローラキュウコンGXがいるとグズマ3枚で4枚サイドを取られることになってしまいます。
展開的に確実にたねポケモンを一体、ラフレシアが建つ前にラグラージorメガニウムがフォトンゲイザーで落とされますので、そうなってしまうと負けになります。
逆に考えてみれば、アローラキュウコンGXを出さなければ相手は最後1枚のサイドを取ることが出来ない
と言うことになります。
(グズマ前に2枚、グズマ×3回後に3枚しかサイドを取れないため)
ですので序盤はアローラロコンでみちしるべしたりはしますが、盤面としては
メガニウム×2、ラグラージ×2、ラフレシア、ゲッコウガGX
が目指すところになります。
またこのマッチングではグズマを3or4、アセロラ(カラマネロでラフレシアが小突かれた用)を1枚使うのでサポートはその分管理しましょう。
またポケモン入れ替えも殴るための重要なカードになりますので最低1枚はキープしておきましょう。
以上のプレイングをすれば余程の事故がない限りまず負けることは無いと思います。
見落としている点がありましたら申し訳ないです。
要約 ラフレシア前に倒されていいポケモンは2匹まで、アロキュウGXは建てない!
〇対レシリザ 有利
TAG TEAMGXをこちらはワンパン出来るので基本的には有利です。
こだわりハチマキ+おぼろぎりで110+30の2倍で280ダメージを出すことができます。
レシリザは型が多いので一概になんとも言えませんが、盤面としてはラフレシアを建てて溶接工とグズマを同時要求するターンを作ってあげれば勝ち確です。
また、相手のポケモンの盤面にもよりますが取られてもいいサイドはレシリザが2体盤面にいるor出そうな際は3枚まで、1体しかいない場合は2枚までとなります。
ブースター採用型についてはラフレシアが刺さりません。
ラフレシアをチラつかせると恐らくブースタービートしてくると思いますが、
その場合でもこちらが殴り始める前に3枚までならサイドを取られても大丈夫です。(ブースターGX×3でサイドを取れる場合)
ブースター採用型でもサブアタッカーとしてボルケニオンや、龍バクガメスが採用されていることが多いと思います。
ブースターがいる際はバトル場のポケモンを狩られるのは仕方ない(カエループ出来ていた場合を除く)です。
ですが、相手の盤面のアタッカーがたねポケモンのみになりそうな際にラフレシアを建ててあげればより有利に進められるはずです。
ですので、ブースター採用型の際の理想盤面は
メガニウム×2、ラグラージ×2、ゲッコウガ×2
↓
ブースターが準備できていない盤面で、
ゲッコウガ1体→ラフレシアにシフト
となります。
レシリザ単体の際はラフレシア込の盤面作りで大丈夫です。
〇対デスカーン 有利
基本負けるマッチングではありません。
このマッチングにおいて意識することは2点です。
・ゲッコウガGXを2体立ててカエループ体制を作る
・のろいのおふだがついている場合はおぼろぎりではなくふうましゅりけんで倒すことを意識する
つまり、このマッチングでの理想盤面は
メガニウム×2、ラグラージ×2、ゲッコウガ×2
となります。
では何故ゲッコウガ2体にするかというと、デスカーンの大きな勝ち筋としてカウンターエネ起動のマジカルスワップがあります。
余程のことがない限りそれで負けることは無いのですが、仮にそれでメガニウムが2体同時に落とされでもしたら負けに一気に繋がってしまいます。
(やぶれたとびらで盤面のダメカンが少なくてもギラティナ4体で8点、のろいのおふだまで発動させるとそれだけで12点乗ります)
ですので、ゲッコウガのおぼろぎりで壁役としてゲッコウガを前に出し、さらに次のターンまたそのゲッコウガが山札に戻るループをすることでソウルジャグリングのダメージを無効化しつつ、さらに後ろのポケモンにやぶれたとびらで乗っていくダメージをアセロラで回収することが出来、負け筋を減らすことが出来ます。
またマジカルスワップを警戒するという意味で、HP120のデスカーンをおぼろぎりではなくふうましゅりけんで倒すことも意識しましょう。
そうすることでのろいのおふだの4ダメカンも無効にできます。
以上のプレイングを守れば基本は負けません。
初手やぶれかぶれされたらお祈りしましょう。
またサイドプランはひたすら前をおぼろぎり+ふうましゅりけんで倒すことになりますので、特に考えなくて良いです。
倒した続けていればそのうち相手のアタッカーが枯れます。
要約 カエループする、ふうましゅりけんでデスカーンは倒す!
〇たね炎軸(非GX) 有利
3/10の大阪シティで優勝もした非GXのズガドーン等が上げられます。
5分程度としていましたが有利であることが判明しました。
その理由として、
・対面性能を上げているデッキであるため、グズマの採用枚数が少ない
・ズガドーンGXスタートした時のアドバンテージが高い
ということです。
このデッキに対してとるプランは簡単で、
・ラグラージ1体目を建てるより優先的にラフレシアを建てる
ことです。
以前書いていたものと同じにはなりますが、相手がズガドーン単の場合、平均グズマ採用枚数が2枚であることが判明しました。
つまり、ラフレシアさえ建ってしまえば取られるサイドはグズマ×2、バーストGXの3枚です。
もちろんグズマの採用枚数が増えればそれだけサイドは取られてしまいますが、それよりも優先すべきカードがズガドーン単には多いためそこまでグズマの採用枚数は警戒しなくて良いと思います。
ですので、このデッキに対する立ち回りとしては
ロコン、チコリータ×2、(ミズゴロウ)、ナゾノクサ
を2ターン目までに並べることを意識し、3ターン目にみちしるべして持ってきたラフレシアやメガニウム、ラグラージを進化させることが大切です。
括弧したポケモンに関してはそうじゅくハーブでそのターンの進化が可能、またバトル場に出さなくても良いポケモンであることから2ターン目に無理して出すポケモンではないと判断しました。
また、このマッチングではラグラージよりもラフレシアの方が先です。
仮にこちらも動けなくなってメガニウムがグズマで全て狩られたとしても、その後相手は動くことができません。
そうなった場合毎ターンのドローでまたゆっくりラグラージやメガニウムを建てれば良いので、このマッチングだけ特別な立ち回りになりますが、基本事故らなければなんとでもなるマッチングであります。
要するに、相手がサイド2枚しか取っていない状況でラフレシアを出せばその時点で相手を詰ませることが出来ます。
以上のことからこのマッチングにおいての目指す盤面としては
メガニウム×2、ラグラージ×2、ラフレシア、ゲッコウガGX
となります。
ですが、このデッキはまだまだ改良の余地があることからこれからカスタムキャッチャー採用型や、キュウコン(きゅうびのいざないでベンチを呼ぶ特性持ち)採用型が出てくる場合があるかもしれません。
そういった際には先程述べた立ち回りプラス、その採用カードによって何枚サイドを取られてはいけないのかを考えながらプレイして頂けたらと思います。
(ちなみにエンニュートやキュウコン採用型の場合はそっちから意地でも倒してください。でないと詰ませられません)
このデッキは先にラフレシアで相手の行動を抑制してから相手のポケモンを一体ずつ狩る動きになるため特にサイドプランを立てる必要はありません。
強いて言うならふうましゅりけん×4で1体落とせたらラッキーくらいに考えておいてください。
〇対ルガゾロ 微有利
あむさんの解説記事では有利(ポリゴンZやケッキングが採用されているため)と記載されていましたが、このレシピでは微有利に留まります。
その理由として、
・勝ち筋が普通に殴り勝つしかない
・やぶれかぶれやジャッジマンが多投されている型が多い
・アセロラがきつい
・こちらのベンチ管理が難しい
・チコリータ狩りされる
ことがあげられます。
ケッキングやポリゴンZが採用されている場合には安易にケッキングを前に出したり、ふうましゅりけん+おぼろぎりで退化させることを考え、サイドプランを考えれば良いのですが、
このデッキでは普通にGXポケモンを3体倒さなければいけません。
また、これはこちらが2進化デッキであることの弱点ですが、やぶれかぶれやジャッジマンで盤面が整っていない時に手札を4枚にされるとその時点で負けになる手札になることがあります。
その他にもおぼろぎりを『なかったことにする』アセロラ、さらにこちらのベンチの数×50ダメージのGX技を持つルガルガンGXもいます。
またその特性も強力で、チコリータが集中的に狩られます。
と、ここまで聞くと不利に聞こえますが、実はルガゾロ側もこちらの盤面が完成してしまえばかなりきついのです。
それは、
・2進化ポケモンを倒すために必要なカードが多い
・GXワザで倒せるポケモンは1体だけ
・アセロラループが容易
という点からです。
盤面完成時の最低HPラインはメガニウムの150です。
これをルガゾロ側が倒そうと思うと、ゾロアークのライオットビートに喰い尽くされた原野+ククイ博士が必要になります。
またはルガルガンGX(たそがれ)のアクセルロックに格闘道場+ククイ博士が必要になります。
このような点から、このマッチングにおいては如何に早くメガニウム×2、ラグラージ×2の盤面を完成させるかが鍵になってきます。
ここまでご理解頂いた上で、ルガゾロに対するサイドプランをお話します。
ルガゾロに対しては恐らく試合時間もかなりハードに迫られます。
というのも、相手がこちらの動きを妨害してくるため、殴り出しがより遅くなるためです。
その点を加味して、
ルガルガンGX、カプ・テテフGX、GXなんでも
と、なります。
このマッチングは珍しく、どの試合においてもこのサイドプランで行けると思います。
ルガゾロのデッキの性質上、テテフGXから展開し、確実にルガルガンGXの特性を使ってきます。
この展開になれば先程述べたサイドプランで6枚取れるのでプラン建ては簡単です。
ただ1点、注意して欲しいのはふうましゅりけんの当てる先です。
テテフGXもルガルガンGXも倒すから先にテテフGXに乗せておこうかな~
なんてことをしたりするとテテフGXにアセロラを使われて一気にサイドプランが崩壊します。
そこから上手く切り替えせるなら構いませんが、時間がよりかかってしまいます。
ですのでふうましゅりけんの当て先としては、
・ルガルガンGXにエネルギーがついたタイミングorゾロアークGXで殴ってきたタイミングで1回
・単におぼろぎりで殴る時に、おぼろぎりで殴るゾロアークGX以外のゾロアークGXに1回
・テテフGXをこだわりおぼろぎりグズマで倒す時に1回
ふうましゅりけんを効率よく乗せると1番手っ取り早くサイドをとる事が出来ると思います。
大切なのはおぼろぎりで殴るゾロアークGXorルガルガンGXに間違ってもふうましゅりけんを乗せない、テテフGXを殴れないのにふうましゅりけんを乗せないということです。
おぼろぎりで殴るとそこを高確率でアセロラされますので、そこを封じる立ち回りにします。
簡潔に言うと
■ふうましゅりけん×1+こだわりおぼろぎりをテテフGX
■ふうましゅりけん×2+こだわりおぼろぎりをルガルガンGX
■ふうましゅりけん×1+こだわりハイドロポンプをゾロアークGXorルガルガンGX
で6枚サイドをとります。
ではこちらの立ち回りとして気をつけるべき点はどこかと言うと、最も大きな所としてデスローグGXをケアしなければならないという点です。
つまりもし仮にカエループをしようとすると
メガニウム×2、ラグラージ×2、バトル場ゲッコウガGX
となり、ベンチが4匹になってしまい、ゲッコウガGXがこだわりハチマキ+デスローグGXで取られたりする恐れがあるということです。
それだけは何としても防ぐことが必要です。
そのことを踏まえ、ベンチ管理は以下の通りになります。
(デスローグGX前)
メガニウム×2、ラグラージ×2、ゲッコウガGX×1
(デスローグGX後)
メガニウム×2、ラグラージ×2、ゲッコウガGX×2
となります。
デスローグGX前はこのような盤面にすることで、お相手はメガニウムにデスローグGXを切らざるを得なくなります。
そうなれば相手の最高火力はゲッコウガGXのHPより低いものになるため、カエループの形で勝つことができます。
また、基本バトル場に出すのはデスローグ前はラグラージで大丈夫です。HP160を突破する術はありません。
最後にこちら側が取られて良いサイド枚数についてです。
確定でこちらが取られるサイドは、
・こちらの進化前にライオットビートで1枚
・デスローグGXで1枚
・ククイ博士+原野ライオットビートで1or2枚(ともだちてちょう込)
となります。
意外と少なく見えるかもしれませんが、ルガゾロ側は適宜ジャッジマンを挟んできますので、こちらは進化させたいたねポケモンが盤面に残る状況になりやすいです(2ターン目のジャッジマンが最もきつい)。
そうなってしまうとより多くのサイドが取られてしまいますので、こちら側もたねポケモンを置く時はなるべくそのターン中にそうじゅくハーブで進化できるタイミングで置く必要があります。
また、このマッチングにおいてもなるべくアローラキュウコンGXは置かないようにしましょう。
後半にデスローグGXで2枚取られると、それだけでこちらの立ち回りがしんどくなります。
(逆に相手のサイドが4or5枚のタイミングわざと置いて、デスローグGXを使わせてそれ以降こちらのサイドを取らせないプレイングもありです、3以下の時に置いたらククイ原野ライオットビートで負けます)
なおこのマッチングではアセロラをかなり使うので、サポートのリソース管理は特に気をつけてください。
そして最後にこのカエループでは正直厳しいと思われるデッキを記載させていただきます。
①ピカゼク
盤面完成が早すぎます。
②ウインディ
後続を立てながら殴る高火力アタッカーはきついです。
③HAND系統
止められませんし、なんならラグラージとか縛られてLOされます。
④セレバナ、フェロマッシ
ラフレシアの刺さり具合にもよりますが、ラグラージが毎ターン狩られると無理です。
⑤エルフーンGX
毎回無効にされたら勝てません。
⑥ドンカラスGX単
日頃の行いを見直しましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ひとまず各デッキに対しての立ち回り等はここまでとさせていただきます。
追記して欲しいものがあればきょんしー(Twitter→@espeon_vs)までお願いします。
5.デッキの改善案
やっとこさ改善案についてです。
ここでは皆様がもし組もうと思われた際にどこをいじるべきになのか触れながらお伝えしたいと思います。
(メガニウムラインやボールラインなど、個人的に削ることが出来ないと考えているラインは割愛します。)
ここで再度遡るのも面倒だと思うのでデッキレシピを再掲致します。
まずこのブルー型カエループというデッキの特徴して、
・ブルーの探索による初動の安定感の高さ
・デッキを素早く無くす(引き切る)ことが重要
・壁役のポケモンのカスタマイズ性
があります。
その点を考えると、
1つ目に、現状のデッキでは引き切る力が弱いと言う点が課題になります。
中盤で使えるサポートがグラジオor前のポケモン回収用のアセロラしかなく、最終盤面完成まで少し時間を要してしまう点が1つ目の改善点です。
2つ目に、今回はブルーの探索でブルーの探索を持ってくる、次の番の行動保証をとる型にしました。
しかし、爆発力だけで言えばウツギ博士のレクチャー+ブルーの探索+みちしるべの方が圧倒的に多くのポケモンを並べつつ進化できるので、その展開方法についてもありなのではないかと思います。
3つ目に、壁役としてのポケモンのカスタマイズ性です。
今回はウルネクやジラサン、さらに炎軸のデッキに強く出たいためラフレシアを採用していました。
現環境ではレシリザが出てきてくれたおかげで草タイプのポケモンはほぼおらず、レシリザや炎軸のデッキ以外は割と中打点速攻であることが多いです。(ウルネクとかデスローグは除く)
そのことから壁役としてゲッコウガを前に出すことも可能になりました。
つまり何か他のデッキに強くなりたいと感じたら、以下のポケモン達に変えるのは可能性としてあると思います。
ラフレシアの枠を
・とーしんさんも採用されていた特性封じのケッキング
・サポートを封じ込めるカブトプス
・ワザを使うために必要なエネルギーが少ないポケモンからダメージを受けないツボツボGX
・アローラロコンから進化でき、GXからダメージを受けないアローラキュウコン(ひかりのけっかい)
なども他のデッキのメタとして環境に合わせてカスタマイズしてみて下さい。
ただ、少なくとも4月の新弾が出るまではラフレシアの方が強いと思います笑
さて、ここまでは改善案として出させていただきましたがもし自分がもう一度シティリーグに出るならどのように変えるかお伝えします。
個人として改善したいのは先程の1つ目の課題として挙げました、後半のデッキ圧縮性能が弱いという点です。
もともとのとーしんさんのレシピだとハンサムホイッスルとハンサムが2-4ラインで採用されており、中盤以降もパワードローとトップドロー込み10枚ドローできるような構築になっています。
またもやそこをオマージュする形になってしまいますが、このような形にします。
in→ハンサムホイッスル×1、ハンサム×3
out→リーリエ×2、ポケギア3.0×1、エネくじ1
先程も述べた通り、中盤以降にハンサムを打てるようにし、デッキ圧縮効率をあげた構築になります。
またハンサムホイッスルを採用したことで実質5枚目のダート自転車のように扱うこともできます。
なぜリーリエやエネくじを不採用としたかについてですが、
リーリエは回してみればわかるのですが、パワードローのおかげで中盤以降本当に腐るサポートになります。
初手に来れば強いのですが、それはさすがに都合が良すぎると感じたため、不採用にしました。
エネくじにつきましては、ハンサムにより圧縮効率が上がり、エネルギーを引く確率もそれだけ上がったと考えるため不採用にしました。
ただ、ポケギア3.0は本当はもっと採用したい枠です。
僕にはその枠を見つけられませんでしたが、ぜひ回して探してみてください。
またここで今回採用したかったものの、不採用に終わってしまったカードを紹介させていただきます。
□フィールドブロアー
願いのバトン持ち、またムキムキダンベルもちなどこちらの理想とする動きを阻害するカードを消し飛ばしたかったです。
が、それよりはデッキを圧縮するカードを採用したかったため見送りました。
□ミュウ(ベンチバリア)
ピカゼクに対して、盤面を
ラフレシア、メガニウム×2、ラグラージ、ゲッコウガGX、ミュウ
とすることでタッグボルトGXによるラフレシア狩りを無くすことが出来ます。
確かにピカゼクに対して強くなれると思いますが、実際にはミュウを出すより先に盤面を整える必要がありその間にタッグボルトを打たれて盤面修復不可能になったりすることが多かったので不採用としました。
また、初手からブルーの探索が使えなくなる恐れがあります。
□ハイパーボール
前述の通り、序盤のハンドの枚数的にコストにするカードがないため不採用になりました。
中盤以降なら、やぶれかぶれやジャッジマンで流されたことを考え圧縮札として欲しくもなります。
□マサキの解析
ブルーの探索になりました。特性持ちが出ても使えるのは強みですが、それよりは初動に確定サーチ出来るカードがやはり欲しかったです。
□プレイヤーズセレモニー
2枚欲しかったです。
□ワンダーラビリンス♢
こちらは一切縛られない、刺さるデッキには本当に刺さるカードですが、なくてもなんとかなりそうだったので不採用にしました。
ジラサンとルガゾロがキツかったら採用しても良いと思います。
□アカギ♢
相手のベンチを二匹にすることが出来ます。
刺さるデッキにはぶっ刺さると思いますが、わざわざ入れなくても刺さるデッキには勝てそうなので不採用です。
ルガゾロやウルネクへの恨みが尋常ではない場合には採用してみてはいかがでしょうか。
□マチスの作戦
途中まで採用を検討していたカードです。
後ろのポケモンを狩りつつ、前のポケモンをアセロラで回収したい!
と思ったことが2回くらいあったので試そうと思いましたが、そんな余裕ある場面を作る頃には大抵サポート1枚使えれば十分な盤面になってることが容易に想像出来たの踏みとどまりました。
しかし、
□カウンターキャッチャー
こちらのカードに関してはグズマの枚数を減らして採用するかまで悩んだカードになります。
デッキの性質上必ず使える場面はあるので採用を検討しました。
しかし今回はラフレシアを積極的にベンチポケモンと入れ替える必要があるため不採用になりましたが、枠があれば採用したいカードです。
ということで以上が改善案、不採用カードの解説になります。
もっとこうした方がいいんじゃない?と思ったことなどがあればTwitterの質問箱
( https://peing.net/ja/espeon_vs?p=auto)
とかDMにがんがん飛ばして下さい!
6.あとがき
ここまでかなりの長文、また駄文になりましたが改めてご購読頂き、本当にありがとうございます。
実際このデッキは本当に可能性がこれからもあるデッキだと感じていますし、もっと結果を残すことが出来るデッキではないかと考えています。
あと、慣れるまでに時間はかかりますが、TAGTEAMGXのワンパン環境に飽きた方なら楽しく遊べると思います笑
僕の考えを全て記せたか不安ですが、皆様に伝わってましたら幸いです。
さらに詳しいことを聞きたい、という方がいらっしゃいましたら気軽にDMや質問箱などで聞いていただければと思います。(有料部分に関しては質問箱での返答は控えさせていただきます)
最後に、今回も練習に付き合って下さった皆様、そしてこんなおもちゃをシェアして使ってくださったりゅ~んさん、本当にありがとうございました!
おまけ ほぼ同じデッキを使ったりゅ~んさんの結果
1戦目 ✕ ルガゾロ (ジャッジマンで死亡)
2戦目 〇 レシリザ
3戦目 〇 カラマネロ超バレット
4戦目 〇 スターミージュゴン
5戦目 ✕ メガラグクインケッキング
6戦目 〇 ズガドーンエンニュート
~お願い~
改めて、この記事をご購読頂いた皆様本当にありがとうございます。
大変恐縮ではありますが、ご協力のお願いです。
記事自体かなり文量が多く、正直読みにくい点も多々あったと思います。
ここをもっとこうして欲しい、プレイングばかりでなく他のところも知りたい等ご意見がありましたら、お気軽にご意見をください。
質問箱→( https://peing.net/ja/espeon_vs?p=auto )
Twitter→(@espeon_vs)のDMまで
頂いた意見を参考に、今後の記事の質の向上に向けて努めさせていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。
7.更新履歴
下らない欄をとってすみません笑
適宜更新した際にこちらに更新内容と日付を記載させていただきます。
①3/11 0:50
3と4章 各デッキへの立ち回りについてでそれぞれでのサイドプラン、レジリザ系統、優勝した非GX炎軸についての対策を追記しました。
ルガゾロに対する立ち回り、サイドプランを追記しました。
4章にこのデッキで勝てないデッキを追記しました。
②3/12 17:00
5章にて不採用カードを追記しました。
6章のあとがきに「お願い」を追記しました。
目次を追加しました。