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ライブにまつわる「あんなこといいな」

先週の初投稿で、自分の好きなものについて存分に語りました。

今回はプロトタイピングが目的なので、前回挙げた好きなもの3つをプロダクトを作るためのアイデアとして落とし込んでいきたいと思います。
今回は、ライブへの参加について取り上げます。

ライブやフェスに特化して情報を管理するツールがほしい

上記の初投稿記事でも書いていますが、年間30回近く現場(※)に通うくらいにはライブやフェスが大好きです。(これでもガチ勢に比べれば少ない方だと思うのですが)
そのくらい行っていると、いつ何のライブがあるのか自分でもよく分からなくなったり、後から振り返った時にいつ何のライブがあったのか思い出せなくなったりすることが多々あります。

※ライブやイベント会場の意

自分の場合はカレンダーアプリに予定として登録していて、いつ何があるのか把握はできますし、後から確認することもできるのですが、どうも味気ない感じがするんですよね…。
ライブやフェスといったイベントに特化して色々な情報(アーティストとかセットリストとか)を管理できるツールがあればよいのではないかと。

筆者が一番ライブに参加した月の実際のカレンダーアプリ(赤字がライブイベント)

調べてみたらもうあった

ここまで書いてみて、もしかしてもう世の中に存在するのではないかと思って調べてみたら、なんと自分の思い浮かべていたまんまのアプリが存在しました。

そりゃそうですよね。誰でも思いつくし、需要もあるだろうし、そこまで難しいものでなければ誰か作りますよね。
改めて、新規性をもったプロダクトを考案するというのは難しいものだと気づかされました…。

必要なのは独創性のあるアイデアの種

ここで、今やろうとしていたことは何だったのかということについて立ち返りたいと思います。そう、それは今後取り組むプロトタイピングの種を探すことであって、ありきたりなアイデアを挙げることではない。

という訳で、実現性は少し脇に置いておいて、ここからは「こんなものがあれば使ってみたい」という妄想を書いていきます。

まず、上で書いた通り、自分には後からライブを振り返りたいというニーズがあります。そして、それはいつ何のライブがあったかという表面的な情報だけでなく、どんなセットリストでライブが展開したか、更に言えばその中で自分はどこで心が動いたか、言い換えるとどこで興奮したかという内面的な部分まで振り返りたいという欲望があります。

「ライブの"興奮"を可視化するデバイス」を作りたい

そこで、この「"興奮"を可視化するデバイス」
ライブに参加するユーザーはウェアラブルデバイスを装着します。そのウェアラブルデバイスでは、心拍数や動きの加速度を測定し、記録・アップロードしていきます。
(アイドル等のコンサートでは、サイリウムやペンライトを持ってアピールしたり自分の気持ちを表現したりするので、よりデータが集まりやすいでしょう)

興奮可視化デバイス

ユーザーはライブが終わった後、専用のアプリケーション上でセットリスト等の情報と見比べながら自分がどの曲やステージで興奮していたのか確認することで、記憶と共に鮮明に振り返ることができます。
また、主催者側もユーザーからのデータを収集し、ライブのどの時間帯で興奮度が高かったのかを分析すれば、よりよいステージ作りに活かすことができるかもしれません。

このように、興奮度という目に見えないもの(見るからに興奮していることが分かる場合もあるとは思いますが)を可視化し、データ化することで、ただ振り返るだけではなく、分析次第では更なる活用方法が見つかるかもしれません。「データ化する」ということに意義があるのだと思います。

あとがき

考え出したアイデアが既に世の中に存在したことで、当初書こうとしていた内容からかなり方向転換を迫られました。でも、更に考えてみることで案外思いつくものもあるのだという気付きが得られました。
今後も、プロトタイピングのより良い種を色々な角度から探してみたいと思います。

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