スペイン語ってこんなに簡単なの?(6)
スペイン語の世界の入り口に立ってくださったみんなに、
また「Bienvenidos」!
これは第六ステップです。
伸ばすか伸ばさない?
きっと、スペイン料理のレストランや、テレビなどで、こんなスペイン語を見たことがあるかな。
アヒージョ
アミーゴ
テキーラ
トルティージャ
ハモンセラーノ
スペイン語には、もちろん伸ばし棒「ー」がありません。上の単語(カタカナ)は日本人が発音しやすいように伸ばし棒「ー」が入っています。
でも、正しい書き方と発音は次です。
ajillo [アヒジョ]
amigo [アミゴ]
tequila [テキla]
tortilla [トrティジャ]
jam ó n serrano [ハモン セrraノ]
スペイン語には、伸ばす音はありません。日本語で(カタカナで)表すとき、この伸ばし棒は単語内のアクセントを示しています。
上記のすべての単語(jam ó n 以外)のアクセントは最後から二番目の音節です。
音節は伸ばさず、強めに読みます。
日本語と一緒? 違う?
基本的に「r」の発音は日本語と一緒です。「ラ行」のように。
スペイン語で、「r」の文字は「erre」と呼びます。
次の単語を読めますか?
ご存知の通り、発音は次です。
pera (ペラ)🍐
á rea (アレア)
amarillo (アマリジョ)
caro (カロ)
Per ú (ペル)
「r」は単語の最後に来る場合、いつも柔らかい音になります。巻き舌ではありません。
発音は次の通りです。
calor カlor
olor オlor
sabor サボr
color コlor
vivir ビビr
beber べべr
querer ケレr
これらの単語のアクセントは最後の音節です。
二重「r」の音
次の単語には二重「r」が入っています。
巻き舌の発音になります。
gorra (ゴrra)🧢
correo (コrreオ)
parrilla (パrriジャ)
perro (ペrro)
arroz (アrros)
borrar (ボrrar)
ahorrar (アオrrar)
アクセントの説明
「gorra」、「correo」、「parrilla」、「perro」の最後の文字は母音なので、アクセントは後ろから2番目の音節になります。
「arroz」、「borrar」、「ahorrar」の最後の文字は子音( s や n を除く)なので、アクセントは最後の音節です。
「correo」のアクセントは規則通り、後ろから二番目の音節。「correo」の「eo」は二重母音ではなく、合わさりません。この単語は三つの音節の単語です(co・rre・o)。
前に出てきた単語「h é roe」も同じで、最後にある「oe」は二重母音になりません。三つの音節の単語です(h é ・ro・e)。
❗「e」と「o」は二重母音になりません。これは規則です。
次の単語を読んでみてください。
❗すべてに巻き舌の発音が入っています。
上記の言葉には、「r」の文字が一つしかないですが、なぜ巻き舌が必要か?
理由は、きっともう知っていますね。
単語の最初に「r」が来ると、巻き舌の発音になります。
つまり、発音は次の通りです。
r á pido rraピド
re í r rreイr
r í o rriオ
rojo rroホ
rusa rruサ
「re í r」と「r í o」には特別なことがあります。二つの母音がありますが二重母音になりません。アクセントマークがあるからです。アクセントマークがる場合は、音節が分かれます。どちらの単語も、音節は二つです。
ペット、家族、他にも。
一番目の記事には次の文がありました。
意味を覚えていますか。
猫を一匹飼っています。
Tengo un gato.
他のペットを飼っている人もいますね。他の動物の名前も使ってみましょう。
Tengo un 〜.
( 〜 を飼っています)
perro (犬)
conejo (うさぎ)
p á jaro (鳥)
実は、「tengo」という動詞は「飼う」の意味だけではありません。「持つ、ある、いる」などの意味があります。
例えば
聞き覚えがありますか?英語の「have」動詞と同じです。
突然ですが、子供がいますか?
「un」は不定冠詞です。英語の「a」や「an」と同じ。「un」は男性形です。
今回、「una」という不定冠詞が使われています。これは女性形です。「hija」は女性名詞ですので、不定冠詞も女性形になります。
兄妹のことも同じように。
hermano 兄/弟 (男性名詞)
hermana 姉/妹 (女性名詞)
私(筆者)には姉がいますから、
Tengo una hermana.
「hermana」はあいまいな単語です。姉か妹の意味です。上の表現を聞いただけでは、姉か妹なのかはっきりと分かりません。
「hermano」も同じように、兄か弟の意味です。
スペイン語の世界では、年上か年下なのかはあまり気にしません。
ここまで読んでくれた皆さん、お疲れ様でした。🙇
たくさん学びましたね。また次の記事もよろしくお願いします。