スペイン語ってこんなに簡単なの?
(この記事はシリーズの最初の記事です)
スペイン語はよく難しい言語と言われますが、多くの国で話されています。ですので、この言語を学ぶのは価値があります。本当にスペイン語は簡単に学べるのでしょうか。
この講座はそれを目指します。そのため、最初にスペイン語の発音に集中しましょう。文法も語彙も途中で学んでいきます。さあ、まず発音からスペイン語を学びましょう。
スペイン語の世界の入り口に立ってくれたみんなに、
「Bienvenidos」、つまり、ようこそ!
発音は簡単!
日本人にとって、スペイン語の発音はそんなに難しくない。実は、日本語とスペイン語は、音がよく似ています。もちろん、色んな違いもありますが、少しずつ比べてみましょう。
基本的に、スペイン語の発音はローマ字の読み方と一緒だと考えてください。
母音の発音
五つの母音を言ってみてください。
ア・イ・ウ・エ・オ
母音はスペイン語では日本語と同じように発音されます。ただ、もう少し口を大きく開けてください。
そして、順番は a・e・i・o・u です。
子音は?
実は、気づいていないかもしれませんが、すでに少しスペイン語を知っているかもしれません。
例えば、🍞 ←これは何ですか。「パン」と答えたら、もうそれは、スペイン語です!
知っていましたか?
さらに、🐼 ←この動物の名前はなんですか。「パンダ」と答えたら、それもスペイン語です!
次の単語を見てください。
どんな発音が頭に浮かびましたか? もしかして「アン」?
🙅♀️ それは英語です。
日本語の「うん」と思った場合は、正解です。これは、スペイン語の発音。この「un」は「一つ」と言う意味です。
続いて、「gato」という単語を見たら、すぐ 「ガト」と読むと分かりますね。「Gato」は「猫」の意味です。😽
そして、「tengo」 を読んでみてください。きっと、これを見るとすぐに、「テンゴ」 という発音が頭に浮かんだでしょう。その通りです。🙆♂️
「Tengo」は「飼っています」の意味です。
次の言葉を読めますか?
やっぱり、読み方は「テンゴ ウン ガト」です。
意味は「猫を一匹飼っています」。
🇪🇸 Tengo un gato.
(テンゴ ウン ガト)
🇯🇵猫を(一匹) 飼っています。
さらに、「casa」 (意味: 家)を見ましょう。
「これは、カサ で間違いない!」と思ったら、また、正解。🙆🏻
スペイン語では、「k」はあまり使われません。その変わりに、「c」のほうが普通よく使われます。
次の単語を読んでみてください。
見ての通り、これらは音節(音の単位)が2つあります。
casa カサ
cara カラ
como コモ
Cuba クバ
一般的に、音節は二つの文字で構成されますが、三つの文字の音節もあります。⚠まれに、四つの文字の音節もありますよ。⚠
次の言葉を読んだら、きっと読み方をよく分かります。
mi gato ミ ガト
mi casa ミ カサ
su cama ス カマ
「mi」は、「私の」という意味です。一人称の所有を表す語です。
なので、「mi gato 」: 私の猫)。
同じように、「mi casa」: 私の家。
「su」は、「彼の」や「彼女の」という意味です。三人称の所有語です。
それで、「su cama」 : 彼の / 彼女のベッド。文脈から意味が分かります。
さあ、練習を続けましょう。
読み方はどうですか。
saco サコ
santo サント ※この単語は、音節が2つしかありません。1つ目は3つの文字「san」。次は、2つの文字「to」です。母音のない子音は前にある文字と結合して一つの音節となります。
seco セコ
sí ⚠この発音は日本語の「シ」と違います。英語の「see」のような感じですが短い音です。
sopa ソパ
subo スボ
これから、「t」の文字を使いましょう。
予想できるように、発音は次のとおりです。
taco タコ
Teresa テレサ
tipo ティポ
todo トド
tu 英語の「to」のように。
アクセントについて
これまで出てきた言葉のほとんどは2つの音節です。
スペイン語のすべての単語には、他の音節よりももっと強く発音される音節が1つあります。それは、アクセントです。下は上記の単語のアクセントを太文字で示しました。
あれ!?いつも一番目の音節!?そう見えますが、実際はそうではありません。もっと長い単語を見てみましょう。
真ん中?あるいは三番目の音節?実は、アクセントは最後から2番目の音節にあります。これは、一般的なアクセントの位置です。
ここまで読んでくれた皆さん、お疲れ様でした。🙇♀️
たくさん学びましたね。また次の記事よろしくお願いします。