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睡眠ビジネスが活況のよう

以前から睡眠は大事だという記事を書いていました。
そちらの記事はこちら↓

そして今日の日経新聞に「起こせ!睡眠2000億円市場 西川、寝具で「質」計測」という記事も出ていて睡眠ブームをじわじわ感じています。

睡眠学者もあちこちで睡眠の重要性についてお話していらっしゃるので、やっぱり市場も動くのでしょうか。今、睡眠市場は活況のようで23年の市場規模は前年比17%増で1750億円。24年も9%増の1904円に達する見込みのようです。

これから、新しい睡眠グッズがますます市場に出回り始めるだろうと思いますが、そんな中で日経新聞の記事には睡眠の質を計測できるセンサー付きのマットレスが発売予定だって書かれていました。睡眠の質の計測は、アップルウォッチやスマホアプリなどでできるものがありますが、寝具だからより細かく心拍とか計測できるのかなと思われます。

ただ、睡眠学者も言われていますが、質を上げるには量が絶対的に必要だと言われていました。結局、たくさんの睡眠時間を確保することができなければ、質だけを上げることは難しいことのようです。

でも、結局ここが問題な気がするんですよね。

質を上げる前に、どうやって睡眠を確保できる生活リズムにするのか。本当はここを考えるような促しが必要なのだろうと思うのですが、ダイエットもそうだし、英会話習得もそうだし、世の中はすぐに簡単に手に入るというツールばかりが流行って持て囃されるなと思います。

お金が動く(経済)ためには、何かを買ってもらわないといけなくて、人は手っ取り早く、素敵な未来が手に入りますってことに弱いから、効率的に睡眠の質を上げるようなものをバンバン売り出すことでお金が動くから、そういう流れになることは分かります。

でも結局、ダイエットや英会話や健康食品などと同じように、ありとあらゆることを試してお金を使って、結局何も変わってない人が生み出されるんだろうなと思うわけです。

全てのことにおいて、自分の生活習慣を変えないと自分を変えるなんてできないのだから、「すぐに」とか「簡単に」とかに惑わされないで、変えたいのなら、今の自分の時間の使い方を見直すことからがツールを買うよりも先決だろうと思います。

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