#7 おすすめ旅先 -Palenque,MEXICO-
マヤ文明の代表的な遺跡、メキシコのパレンケ遺跡。
複雑な絵文字のマヤ文字、高度な天文学知識、生贄の儀式習慣などなんだかミステリアスなマヤ文明を感じるべく、グアテマラのティカル遺跡とセットで2018年の年末から2019年の年始にかけて行ってきた。
パレンケ遺跡のほとんどは7世紀、パカル王統治時代に造られたとのこと。他のマヤ遺跡同様に密林の中にあり、今だその大半は未発掘だそうです。
パレンケの街から遺跡へはミニバスが頻繁に出ていて20分くらいで到着。
地元の人にまじって向かいます。
パレンケ遺跡入口
入口から神殿までは歩いてすぐ
パカル王の墓が発見された 碑文の神殿
入口を進んでまず目につくのは碑文の神殿。
600以上の碑文が刻まれた石板があったことからこの名前になったとのこと。階段は69段で高さは23m。
ついに来てしまったという達成感。
パレンケ遺跡の中心部 宮殿
宮殿はその名の通り王の居住区であったと推定されている。
水洗トイレやスチームバスもあり、当時とすれば高度な技術をもっていたことがわかる。
4階建ての塔は天体観測所とされている。
4階建ての建築物というのはマヤ遺跡の中でも非常に珍しいそうだ
内部の様子
息子が造った 十字架の神殿
パカル王の息子、チャン・バールム王が造った神殿。
十字架の神殿は階段を登ることができ頂上からパレンケ遺跡全体を見渡すことができる。
十字架の神殿の頂上部から宮殿を眺める
となりの太陽の神殿の屋根の飾りもここからなら見えるのだ。
太陽の神殿から十字架の神殿を見上げる
パレンケ遺跡はそこまで広大というわけではなく、3時間くらいあれば充分見て周れると思います。
遺跡への拠点 パレンケの街
パレンケの街はこじんまり。とはいえ、レストランやスーパーマーケットもあり不自由はしません。旅行会社もありグアテマラへのミニバスのチケットも無難にゲットできました。
パレンケの街並み
タコスの頼み方もここで習得することができた。
Dos tacos de(al) 〇〇(〇〇のタコス2個)
英語表記のレストランも少ないので、もうこのフレーズ連発。
〇〇は肉の種類で、
Pastor「パストール」=豚肉
Bistec「ビステック」=牛肉
Pollo「ポジョ」=鶏肉 など
パストールは調理方法なので「al」を使うらしいが、向こうもこっちがスペイン語できないの分かってるし「de」でOKだった。
これはチョリソ―だったかな。
なんかまたメキシコ行きたくなってきた。
ちなみに私メキシコ2回行っております。
1回目はメキシコシティ、オアハカ、グアダラハラ、グアナファトを周遊。
2回目がこのマヤ遺跡の旅。
遺跡もそうだけど、グルメ、プロレス(ルチャリブレ)、建築物、音楽、そしてメキシコ人の人柄。
旅行先で「あぁ、ここにまた来ることはないだろうな」と思うことは多々あるけど、メキシコはまた絶対行くだろう。
パレンケまでの道のり
パレンケへはメキシコシティから飛行機で。バスだと14時間かかるということでここは時間を金で買う。
インテルジェット(Inter jet)だけが週2便飛ばしており、ちょうどよく日程が重なってラッキーだった。
インテルジェットはメキシコのLCC。
ちなみに2レターコードは「4O」である。
ちなみに2レターコードは航空会社を識別するために付けられる固有のコード。
JALなら「JL」、キャセイパシフィック航空なら「CX」といったようにアルファベット2文字が主流だが、最近はエアアジアXの「D7」のようにアルファベット1文字+数字1文字形式もLCCの台頭とともに増えてきている。
また、知っている人も多いと思うが、たまに2レターコードに意味が隠されているものがある。
全日本空輸、そうANAである。
ANAのコードは「NH」。
JALは「JL」なのになぜANAは「NH」?
これは全日空の前身、日本ヘリコプター輸送株式会社に由来している。
Nippon Helicopter
だからNH。
私、この航空会社の2レターコードを覚えるのが趣味です。(以前、航空会社勤務の人と勝負したが余裕で勝った)
話しが逸れたが、こちらがパレンケ空港。こじんまりですな。
パレンケ遺跡、いかがだったでしょうか。
マヤ文明に興味がある人、遺跡好きの人は次の旅行先候補に入れてみては?