#9 おすすめ旅先 -庄内,山形-
いきなり国内。山形の庄内地方。
庄内の中心都市は鶴岡と酒田。
羽田-庄内間の飛行機往復13000円という激安価格で売り出していた(海外代理店)ので1泊2日、2019年8月末に行ってきた。
<1日目>
羽田空港→おいしい庄内空港→羽黒山→鶴岡市中心部散策(鶴岡泊)
<2日目>
鶴岡駅→酒田駅→酒田市内散策→おいしい庄内空港→羽田空港
1泊2日であったが、グルメ・自然・歴史、なんで今まで来なかったんだろうと思うほど素晴らしいところであった。
今にも泣き出しそうな羽黒山
早朝便で8:00すぎに庄内空港に降り立ち、レンタカーで羽黒山に。鶴岡に来たのであればここは行かねばならない。
しかし当日はあいにくの雨模様。
なんとかもってくれと祈りながら歩き続けた。
入口から五重塔までの道のり
国宝・五重塔での決断
雨も本降りになったころ、五重塔に到着。高さは29m。
この日は内部を一般公開しており、いろいろと勉強になった。
国宝・五重塔
五重塔はJR東日本「大人の休日倶楽部」、吉永小百合さんのCMで初めて知った。
「なぜ人はここに来るのか。その理由はきっと山が教えてくれます。」
と吉永さんはCMで語った。
でも、そんなことはもうどうでもよくなっていた。
この先雨の中、山頂まで行くかどうか。。。
行くだろ。
困難を乗り越えてこその達成感、他人が得られない経験。それが旅だ。
土砂降りの中、山頂を目指す
とはいえ、何度も心が折れそうになった。
短パンは自分と外国人だけ。ノースフェイスのウィンドブレーカーを持参してなかったら大変なことになっていただろう。
五重塔から慎重に歩き約1時間、ようやく山頂に到着。
出羽三山 三神合祭殿
出羽三山、月山・羽黒山・湯殿山、それぞれの神々が祀られている三神合祭殿。
厚さ2.1mの萱葺の屋根、総漆塗の内部など、見ごたえ充分だった。
鶴岡中心部を観光
大雨の中、足元を確かめながらゆっくり下山。
羽黒山入口近くにある蕎麦屋で昼食。庄内名物の「麦切り」をいただく。
それから道中にあったスーパー銭湯で体を温め、鶴岡中心部へ。
鶴ヶ丘城跡、カトリック教会天主堂に寄ってみた。
鶴ヶ丘城跡。
その後、車をおいて歩いてカトリック天主堂に。
中では自動の案内アナウンスがあり歴史を知ることができる。
一日目はこれで終了し、翌朝電車で酒田に移動(いなほ1号)。
酒田の名店「こい勢」
酒田駅到着後、事前に予約しておいた寿司屋、こい勢へ。
一人でも快く予約を受けてもらえました。
期待感を持たせてくれたのが、主人のおもてなしだ。
瓶ビールを頼むと、「はい、毛利さんにサッポロ~~」と名前で呼ぶのです。常連でもないのに。
これは嬉しいですよね。
一品、寿司を楽しませてもらった。そのすべてが期待以上であった。
①つぶ貝の煮つけ
②庄内産の岩牡蠣
すごく美味しかったので2個目(日本酒にチェンジ)
③もずく酢。食感最高。
おまかせ握り(3000円)を注文。(最初のスルメイカは撮り忘れ)
④のどぐろ
⑤太刀魚
⑥マハタ
⑦ガサエビ。至福のひととき。
⑧ウマズラハギの肝のせ
➈鰹。シャリはここから赤酢に変わる。米はつや姫とのこと。
⑩いわし
⑪本マグロ
⑫利尻産のバフンウニ。泣くほど旨かった。
本気でここに来るためだけにまた庄内に来てもいいなと思いました。
これぞ名店である。
酒田市内を散策
北前船で賑わった湊町酒田市。
山居倉庫、本間家をはじめとした豪商の家など観光名所も多く、予想以上に楽しく歩きまわった。
本間家旧本邸
立派な武家屋敷です。
旧鐙屋。酒田を代表する廻船問屋。
屋根は石置杉皮葺屋根という典型的な町家造りになっている。
山居倉庫。1893年に建てられた米保管倉庫。
「おしん」のロケーション舞台です。
酒田ラーメンで旅をシメる
山形県は一人当たりのラーメン消費量日本一。そんな山形県の中で酒田はラーメン激戦区とのこと。
駅近くの「三日月軒」でワンタンメンをいただいてからバスで空港に。
<酒田ラーメンの特徴>
①中太ちぢれの自家製麺
②トビウオや昆布、煮干しなどの魚介系ダシと豚骨や鶏ガラをあわせたすっきり醤油スープ
③薄皮が特徴のつるっとしたワンタン
ワンタンメン(750円)
動画はこちら↓↓↓
今年もまた庄内に行けたらいいな。(おわり)