ペップのマンCを完封したモウリーニョ率いるトッテナムのブロック! ~データで試合を見てはいけない理由~
Hola! 今回はこの前行われたマンC対トッテナム戦について書いていきます!
では、見ていきましょう。 Vamos!!
ペップが良く使うハーフスペース
よくハーフスペースという言葉を皆さんは耳にすると思います。
ハーフスペースとは主にここのエリアの事を言います。
トッテナムの守備
モウリーニョはハーフスペースを良く使うマンCに対してそのスペースを埋めるように守備をしていました。
トッテナムの守備は4バックに2ボランチで形成されていました。
2ボランチの守備の時、普通なら2ボランチのうち1人がボールがあるサイドに寄って、もう1人のボランチがバランスを取ります。
ですが、トッテナムの2ボランチは守備の時にそれぞれセンターバックとサイドバックのスペースを埋めるように、つまりハーフスペースを埋めるように守備をしていたのです。
これによって、マンCの得意なハーフスペースを使った攻撃が出来なくなっていました。
データで見る試合
その結果トッテナムが2-0で完封しましたが、データに目を向けると驚くべき数字が出ていました。
マンCの総シュート数が22本に対して、トッテナムはたったの4本。
トッテナムが1-0で勝ってた前半だけに関して言えば、トッテナムの総シュート数は1本でした。
ボール支配率は7:3でマンCの支配率が高く、さらに、コーナーキック数はマンCが10本でトッテナムが0本でした。
このようにデータだけ見てるとマンCが試合を支配しているように見えますが、実際はトッテナムがモウリーニョの研究によってマンCの攻撃を完封し、カウンターでチャンスを作っていました。
最後に
今回はマンC対トッテナム戦について書きました。
両チームの監督がジョゼ・モウリーニョとペップ・グアルディオラという事もあり、選手というより監督目線で、戦術を意識して観た試合はとても見応えのある試合でした。
サッカーにおいてデータというのはとても貴重な要素ですが、それだけをみてサッカーを観るより実際に90分間試合を観るとデータだけでは見えてこない部分もあります。
今回はモウリーニョ監督がハーフスペースを使って攻撃をしてくるペップ監督率いるマンCを攻略して、彼の勝利に対する執念やこだわりが見れた試合でした。
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