027« 2016年 憧れのウユニ塩湖
3月。
数年間行きたいと思い続けた場所、ようやく行くことができた。
チリのアタカマから2泊3日でボリビアのウユニへ向かった。
到着予定の日、早朝5時。
うっすらと空が明るくなっている中、宿を車で出発。
ガクンと車が大きく揺れ、白っぽい地面が見えた。
これは、、、
車の窓の外、薄暗い中見えるのは、紺色の空と星と平面の世界。
これがウユニ塩湖だった。
ウユニ塩湖が見えた瞬間歓喜で叫びたくなるかもな、、と思っていたけど、いつの間にか車で侵入し、その上を走っていた。いたって冷静な初ウユニ塩湖となった。
道もない平面を走っている。
徐々に空が明るくなっている。
サボテンがたくさん生えてる丘が出現。
たくさん車が止まっていて、ここに立ち寄るらしい。
入園料を払い、サボテンだらけの小高い丘を登る。
急な山道ならまだしも、きっと普段だったらこんなにヘトヘトにならないはず。動悸息切れ。ここは標高が3,800メートルもある。ちょっとの登り坂がとんでもなく辛い。
日の出を丘の頂上から見ようと多くの人が足早に登っていったけど、自分はどんどん追い抜かれ、自分と同じように辛そうなおじさんとヨロヨロと登り、頂上に到着する前に日の出となってしまった。
頂上からの景色は、サボテンと白い大地、そして太陽だった。
なんだか素晴らしかった。雲一つない快晴だった。
丘の駐車場でドライバーが用意した朝ごはんを食べた。
その後、売店や列車の墓場と呼ばれている場所に立ち寄って、お昼ご飯。
こんなこと言うのは失礼かもしれないけど、当初、このツアーの食事に全然期待していなかった。とても安いツアーだったからだ。
凄い景色の連続、ところどころ車を降りてはちょっと歩いてたりして。走行中でも、なんだあの山の色は、、と呆然と眺めたり。夜は星、燃えるような朝焼け。
そして食事。
最初のチリとボリビアの国境での朝ご飯から始まり、計8食出たかな、最後のお昼ご飯の鶏肉の煮込んだものまでどれも、え?って思うくらい美味しかった。
安さと食事は必ずしも比例するものではないのだ、ということを体験できたツアー2泊3日だった。
2に続く。
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