今年で21歳になりました
とかいう実年齢より若く言うボケっていつになったら無くなるんでしょうね。
現代の21歳でこのボケを笑う人はいないと思います。
まあこれは40手前の膝が痛い僕の話ではなく、僕が最も長年使っているギターの年齢が21歳なんです。
フェンダーのストラトキャスターです。
2000年製ですね。カスタムショップ製ではなくUSAコロナ製です。
当時はストラト全然好きでは無かったんです。
ではなぜこれを購入したのか。
それは思い出せないんですが、まあいつものように頭トチ狂ってたんでしょう。
結局は一番好きなテレキャスに近づけようと電気系パーツは改造しまくってましたね。
でもやっぱりストラトはストラトなんです。
そんな当たり前の事も分からずに何年も過ごし、気づいた頃には身体中の体毛に白髪が混じっていました。
あ、まつ毛はまだですね。
まつ毛が白髪だと最近のエロ漫画のヒロインみたいになっちゃいます。
ケツ毛は未確認です。Unconfirmed Hair of Assholeですね。
UHAです。
僕が一番好きなおやつはUHA味覚糖の「おさつ どきっ!」です。
ヤバい、2回連続でケツの穴の話に。。
勘違いされちゃう…
で、このストラトキャスターですが、何度もボディをリフィニッシュ(塗装の塗り替え)をしてます。
当時の写真は残ってないんですが、こんな感じでした。
これをリフィニッシュしたのはそれこそ僕が21歳の時ですね。
トップの色が気に入らなくて、剥離剤を台所で塗ったくって剥がし、下地は残したままクリアラッカーでナチュラル塗装しました。
これも写真が残ってないので、ネット上で拝借してきました。
ピックガードも鼈甲にしました。
そのまま10年くらい使いました。
ですが、結局は下地の塗装が分厚いので、これが気に入らなく削って木地に戻してから再度リフィニッシュ。
この時、予想以上に下地が分厚く、表裏で合計3ミリくらいボディが薄くなりました。
ボディ裏はブリッジとスプリングがはみ出て、もう裏蓋は閉まりません。
これをカシュー漆という塗料のみで塗装しました。
それがこんな感じ。
このカシュー漆という塗料ですが、簡単に塗れるし薄く仕上がるし艶も出るんですが、純粋な漆と違ってものすごく柔らかいんです。
すぐに傷だらけになるし。
ボディの塗装が無い、もしくはこのように薄くて柔らかい塗装だと倍音過多で相対的に芯の無い音になってしまう気がします。
見た目ももはや気に入らないので、ここは気合入れてラッカー塗装にチャレンジです。
それで出来上がったのが、コレです。
結果、大正解です。
予想以上に良いギターとして生まれ変わりました。
いや、本来ストラトというのは良いギターなんですよね。
それをあーしてこーしてなんて僕が間違ってました。
まあ、そのおかげでこうして元々の潜在能力を100%引き出すことができたのですが。
今後こいつの出番は増えるでしょう。
ストラトキャスターの魅力ですが、文章ではなかなか伝えにくいですね。
他のギターと比較しましょう。
テレキャスが
カリッ、ジャキっ、パキッ、シャコーン
レスポールが
コリッ、バリッ、ガリン、ポコーん
という感じだとしたら
ストラトは
キャリンッ、ジャリンッ、ガキンッ、シャラーンン
って感じですね。
因みにグレッチなんかだと
ギャリン、ジャコン、ゴリン、じゅわぁ〜ん。
他のギターには出せない、この「ンッ」の感じとシャリっとした倍音がなんとも美味です。
一番多くのジャンル、弾き手に対応できるギターではないでしょうか。
まあ、僕がこれ持つと演る音楽は決まってテキサスブルースなんですが。