【ESG 企業分析⑮】2年連続ESGファイナンスアワード金賞受賞!TCFDにいち早く取り組んだキリンホールディングスのESG経営
本記事はESG / SDGsに力を入れて取り組んでいる上場会社の事例を取り上げるシリーズになります。
第⑮弾として、本日はキリンホールディングス(以下キリンHD)を取り上げたいと思います。本記事は有料記事ですが、ESG Journal Japanの公式HPで無料会員登録を頂くと全て無料で読めるようになりますので、是非こちらからご登録をお願いします。
キリンHD CSR/ESGランキング
2021総合ESG企業ランキング:17位(2020年の18位からワンランクアップ!)
出所:「CSR企業白書2021」(東洋経済新報社、2021年4月)
キリンHDについて
総合飲料メーカー。国内ビールメーカー4強の一角。一番搾り、のどごし生が主要ブランド。ビール事業は国内・ライオン事業ともに好調。海外売上高比率約3割。子会社の協和発酵キリンが医療用医薬品の製造、販売を手掛け好調。今後は不採算事業であるブラジルキリン、キリンビバレッジの再生を急ぐ。
出所:SPEEDA
ESGファイナンス・アワード・ジャパンにおいて金賞を受賞
キリンHDは2019年度に環境省が創設した、「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」において2年連続の金賞を受賞しており、ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組んでいることについて評価を受けました。
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