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【mbti】弱者男性に多いタイプについて
はじめに
今回は、現代特有の社会問題について話す。いわゆる弱者男性についてだ。現代の日本人男性の4人に1人に当たると言われ、その数なんと1500万人だ。
ちなみに、見方によっては、そこまでいないとは言われているが、実際に、弱者男性は想像以上にあふれかえっているし、大学のキャンパス内を見ていても、至る所で見かける。一部は、不登校や引きこもりとして、大学に来なくなる。今回は、弱者男性に多いmbtiを語っていこうと思う。
ほとんど存在しないタイプ
ESTP
おそらく最も少なく、存在しないに等しいタイプだ。弱者男性の性質とは根本的に対極である。
ESTPは、強メンタル・強フィジカル・強い行動力を併せ持つタイプで、不利な状況になったとしても、意地でも這い上がり、逆転するタイプだ。したがって、弱者男性はほぼ存在しない。むしろ、強者男性に最も多いタイプではないだろうか。
ENTJ
ENTJも存在しないといえる。というか、ENTJは、自分が弱者になる状況に最も耐えられないタイプではないだろうか。そのため、とんでもない底力で這い上がり、見返しにくるタイプだろう。ENTJは、不利な状況を経験した苦労人も多いが、そのまま弱者男性に転落するケースは少ない。ただし、いざくすぶると最も怒りを覚え、めんどくさくなるだろう。大学に1人だけ、ENTJらしき人物で、弱者とまではいえないが、くすぶりやすい人物がいるが、かなりめんどくさい性格となり、粘着質かつネガティブな人物へと変わった。ENTJが転落するとみなこうなりそうだ。
ESTJ
ESTJも弱者にならないタイプだ。ESTJは、そもそもの性格が、弱者とは対極であり、かつ努力家なので、弱者になり得る要素が少ない。よほど不運でない限り、ESTJが弱者になる状況は考えられない。
ESTJは、ESTPに次いで、強者男性に多いタイプだと考えられ、弱者男性を見かけることはほとんどないだろう。
ESFP
F型は、T型に比べて、弱者性が高い傾向にあるが、その中で最も弱者化しにくいのは、ESFPだろう。
ESFPは、陽キャ率が高く、人生や今を楽しむタイプだ。ESFPは、楽天家のような性格なので、ESTPほどではないが、図太くてメンタルが強めだ。ESFPが普通に生きている分には、ほとんど弱者男性に転落しにくいだろう。ESFPが弱者になることがあるとすれば、特有のだらしなさが全面に出たときだろう。ESFPは、何かに縛られることを激しく嫌うため、規則やコンプライアンスに違反したり、多額の借金を背負ったりするリスクが高い。私の元バイト先では、近隣店舗の店長が不正行為によってクビになったらしいのだが、その元店長は、いかにもなESFPだった。こういう感じで、ESFPが一線を超せば大変なことになるが、そうとでもない限り大丈夫だろう。
弱者男性になりにくいタイプ
ESFJ
ESFJは弱者男性になりそうでならないタイプだ。弱者男性の層にいそうでいないタイプだと言えるだろう。たしかに、ESFJの多くは、繊細で傷つきやすいのだが、メンタルそのものは意外と強い傾向にある。ダメージを受けやすいが、回復が早く、HPも多めにできていることが多い。また、特有の素直さや協調性から、対人トラブルが少なく、周囲から手を貸してもらいやすい。攻撃も受けにくいので、弱者まで蹴落とされるリスクが意外と低い。また、ESFJは、努力家だ。危険な状況まで来ると、特有のリスク感知能力で危機感を覚え、脱出する。ESFJは、か弱い雰囲気をしていることが多いが、そうした雰囲気とは裏腹に内面が強いのだ。まさに、内鋼外柔なタイプといえるだろう。
ENFJ
ENFJも弱者はほとんどいない。ENFJは、人望が厚く、ENTJとは違った意味でリーダーシップが高い。そのため、頼りがいがある男性に多く、非常にモテる。また、信念が強く、危機的状況でもかなりの力を発揮するため、弱者に転落しにくいのだ。ESFJとかなり似た面があり、ESFJの自分軸バージョンといえるだろう。どちらにしても、弱者男性ではまず見かけない。
ISTJ
I型は、弱者男性になりやすいが、その中で最も弱者男性になりにくいタイプだろう。ISTJは、たしかに消極的で動揺しやすい一面があるが、それ以上に責任感が強くしっかり者なのである。また、社会や業務との相性がめっぽう良く、ESTJほどではないが、活躍しやすい。そのため、弱者になるケースは極めて稀であり、着々と生活を確立するだろう。ただし、老年のISTJはかなり強みが少ないことが多いため、ここまで来ると課題にぶち当たりそうだ。くれぐれも保守的になりすぎないように。
弱者男性になることもあるが、ならないケースが多いタイプ
ENTP
ここに来て、ET型が登場した。残るET型は、序盤で紹介したとおり、最も弱者性が低いため、ENTPのみ例外となる。理由はいくつかあるが、まずは、特有のルーズさから破滅しやすいことだろう。大学でENTPはかなり多いが、「パチンカスになり廃人化した人」「引きこもりになり、ほとんど単位が取れずに2年生を終わろうとしている人」「教職を目指して通信課程に通うも、卒業がどんどん遅れて、すでに25歳の手前になっている人」など、わけありENTPが多い。また、口だけ男になるケースも多く、口は達者だが、行動力がない人や、論破グセが酷かったり、所構わず議論を仕掛けたりして、人望を失ったケースも多い。それなりの強さを持つが、自滅しやすく、比較的転落しやすい傾向にある。ただし、ほとんどは、なんとか生きていくことはできる。
INTJ
INTJは、生きづらいが、弱者男性にはなりにくいタイプだ。まず、非常にIQが高く、勤勉であるため、高学歴に多い。実際に、東京大学に最も多いタイプであり、東京工業大学や旧帝大の理系などにも多そうだ。また、彼らは棋士並みの戦略家なので、本質を見抜く能力に長けており、職業選びに失敗しなければ、なんとか生きていけるタイプだろう。内向的だが、気は強く、自己主張する力もあるため、それなりに生きていけるだろう。弱者性はあまり想像がつかない。
弱者男性になりやすいタイプ
ISTP
ISTPは、弱者男性になりやすく、多い。これまでに見てきた弱者男性の中でもトップクラスに多いタイプだった。まず、コミュニケーション能力が壊滅的に低く、人間関係で疎外されやすい。また、弱者の立場であっても、強がりやすく、適切な援助を拒絶する傾向にある。自虐的弱者男性に非常に多いタイプだ。慢性的なストレスがかかる状態になっていることが非常に多く、自己肯定感もかなり低い。
ただし一部だが、チンピラ系のISTPは、ESTP並みの強者もいる。彼らは、そこまで人生を苦にしておらず、かなりラクラク生きていくことだろう。男性に多いこともあり、タイプ内の格差があまりにも激しく、極端に強者と弱者に分かれるだろう。おそらく、ISTP-Aの弱者はかなり少なく、ISTP-Tの弱者は、全タイプでもトップクラスに多いこととなるだろう。
ISFJ
ISFJも弱者になりやすい。とにかく繊細極まりなく、神経質なのだ。何かと動揺しやすい傾向にあり、メンタルが弱すぎて生きづらさを抱え込みやすい。ただし、ISFJは、弱者男性の極みとはなりにくい。協調性があるからだ。ISTPと違い、周囲からのサポートを素直に受け取りやすく、助けてもらいながらなんとか生き延びていくタイプだ。単体ではあまり強くないが、生きていくのにめっぽう困るタイプでもない。
INTP
INTPも弱者男性に多いが、壊滅的ではない。INTPは、生まれながらの論理思考で、感情がいつまでもループするタイプではない。また、良くも悪くも自分軸なので、傍から見て弱者でも、本人はへとも思っていないのだ。ただし、規則や社会生活は苦手だろう。実際に、コミュニケーションや人間関係では苦労している印象がある。人間関係上は弱者になりやすいが、全体的に見るとなんとなく生きていけるだろう。もちろん、そのまま弱者男性に落ちてしまう人も多い。
ちなみに、弱者女性には最も多いと考えられる。INTP女性は全てが空回りといっていいほど、女性に不向きなタイプで、見た目にも無頓着なため、見るからに弱者女性を象徴してしまうことが多い。このタイプの女性が強者として生きていくのはかなり難しそうだ。
ENFP
E型は、弱者男性になりにくいが、その中で圧倒的に弱者男性になりやすいのが、ENFPだろう。まず、ENFPは、情緒不安定でストレス耐性が低い。そのため、コントロール不能から疲れやすい。また、社会と仕事が明らかに不向きであるため、社会的にも立ち位置が難しい。ENTP以上にルーズな性格さゆえに、問題が生じやすく、自己管理における問題が浮上しやすいことだろう。ADHDにやたらと多いことも一因だと考えられ、E型では不公平なほどに弱者性が強いだろう。
弱者男性に非常に多いタイプ
INFJ
INFJは、弱者男性に多い。とにかく、ストレスに弱い上に、ISFJと違い、ループしやすい特徴を持つ。
慢性的なストレスから苦しみやすく、更には、騙されやすい特徴もあり、他人をなかなか信用できない。また、適職もかなり限られてしまうため、社会的成功も難しく、露頭に迷いやすい。前のバイト先に、INFJ系弱者男性が働いていた。その男性は、今年26歳になるフリーターで、見た目は見るからに老けていた。25〜26歳特有の若さは皆無で、とにかく元気がなく、いつも悩んでいる様子だった。また、体力がない上に、180cmもの長身とスマホ依存のせいで、腰や背中は完全に曲がっており、猫背だった。アニメやゲームにのめり込んでしまい、フリーターの仕事もやっと行っている様子だった。INFJが弱者になると、ここまで救いようがない事態になってしまう。努力家なINFJは、なんとかこうならないように頑張ってほしい!!!
ISFP
ISFPも弱者男性の象徴のような存在だ。とにかく、弱者男性に多い。なんとなくポワポワした雰囲気で、深刻に見えないが、たしかに生きづらさは抱えており、人によっては重度だ。典型的なISFPタイプである、野比のび太などのような状態に陥りやすく、損な役回りになりやすい。毒親育ちとアダルトチルドレンにやたらと多い気がする。
INFP
最も弱者男性になりやすいタイプだ。とにかく、ネガティブ・気弱・豆腐メンタルの三重苦になりやすく、生きづらさの象徴だ。社会生活に難を覚えやすく、現実逃避もしやすい。INFPは、女性ですら弱者女性になりやすい傾向にあるため、男性だとなおさら生きづらい。協調性はそれなりだが、内向的すぎて入るスキが少ない。リーダーキャラになりやすい、ESTJと相性が最悪な上、ENTJやESFJとも考え方の違いが大きく、社会の主役になりやすい、EJ型(リーダータイプ)と軋轢が生じやすい。とにかく、慢性的でどうしようもない弱者男性に多く、見るからに辛そうだ。X(ツイッター)などでよく見かける闇落ち系の投稿は、INFPに多いのではないかと推測している。