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⑭ENTPとINTPの違い!

はじめに

今回は、分析家グループ(紫)より、ENTP(討論者)とINTP(論理学者)の違いを説明していく。
どちらもかなり議論好きであり、世間に対して懐疑的、反抗的な一面がある。ただし、成功者にも多いタイプであり、頭脳が優れている。ENTPとINTPはかなり似ており、見分けが難しい。今回は、そこら辺を話していこうと思う。

ENTPはよくしゃべる、INTPは無口

ハッキリとした違いだろう。ENTPは、全体でも口数が多く、よくしゃべる傾向にある。なんとなく目立ちたがりで、カッコつけたがる印象がある。一方で、INTPは、かなり口数が少ない。ただし、特定の場面ではものすごく話すため、饒舌だと思われるケースもまた多い。例えば、ENTP説とINTP説でよく分かれる西村ひろゆき氏は、INTPが診断結果だったと自ら公表していたが、INTPとはこういう性格なのだ。得意分野や勝ち目のある場面でENTP並みに話すので、こういうミスタイプが起きやすい。

ENTPはイタズラ好き、INTPは内心で面白がる

これもまたハッキリとした違いだ。ENTPは、かなりイタズラ好きで、イタズラをすることで目立とうとする節がある。だいたいいつもニヤニヤした表情をしており、堂々とふざけ始める。
INTPは、一見すると無害で大人しく見えるが、結構裏で面白がっているケースが多い。誰かがケンカを始めると内心でニヤニヤしていたり、教師が説教している内容で内心揚げ足をとっていたりする。また、自らの興味がない分野をやろうともしないため、隠れ問題児に多い。目立たないが確かにふざけているのだ。

ENTPはウケ狙いしがちで、INTPは無関心になりがち

ここもハッキリとした違いだ。ENTPは、とにかくウケ狙いをしたがり、それゆえに人前でふざけた言動をしがちである。サイコパス的な言動をとることもあるが、本心からそう言っているというよりかは、サイコパスのフリをしてふざけていることがほとんどだ。また、ENTPの興味は常に世間ウケに向いているため、最も笑いをとれそうな所を視野に入れる。
一方で、INTPは、かなりオタク気質だ。自分にとって夢中になれるものには誰よりものめり込む一方で、そうでないことにはめっぽう無関心だ。やろうともしない。また、そもそもの興味が、インドアかつマニアックであることが多く、世間の目を一切気にしないのだ。鉄道やアニメ、ゲーム、競馬などにのめり込む者が多い。

ルールを破るENTP、法律の抜け穴を狙うINTP

これも結構違いが分かれる。どちらも、既存のルールや法律を退屈に思い、反抗的な態度をとる傾向にあるが、やり方がだいぶ異なる。
ENTPは、何かに縛られることを極端に嫌うため、大胆にルールを破る。大胆に遅刻したり、堂々と列に割り込んだり、大声を出したりしがちである。まさに、『 ルールは破るためにある』と考えている人が多い。一方で、INTPは、法律やルールの抜け穴を探りにいくのだ。とにかく懐疑的であるため、こういう抜け目を即座に見抜き、実行する。そして、後から説得して論破するのだ。矛盾する法律をぶつけ合い主張したり、具体的な数値のギリギリを攻めることが多い。17時までの制限時間で、直前の16時59分までギリギリを攻めたり、60点以下を不合格とするテストで、61点を目指したりするタイプに多い。SJ型ではなかなか想像できない発想だが、これを現実世界で実行する者が多く、なぜかいつも成功している。

ENTPはルーティーンにめっぽう弱く、INTPは、共感力とコミュニケーション能力が壊滅的

両者の最も苦手とする点についてだ。ENTPが最も苦手とする状況はなんといっても、保守的でルーティーン化された環境だろう。とにかく、飽きっぽいため、すぐに嫌になりやすく、ルーティーンワークとの相性が悪い。また、保守的な人間を誰よりも嫌うタイプだろう。
一方で、INTPは、感情面の判断にめっぽう弱く、それ故にコミュニケーション能力も低くなりやすい。
ESFJをはじめとするE型やF型が強いタイプが関わると、ジレンマを生じさせやすいが、彼らに悪意はなく、単純に不器用なだけなのだ。彼らも実はかなり悩んでおり、気づいたら嫌われていたり、トラブルになっていたりすることを自白するケースも多い。INTPが生きづらさを覚える理由に最も多い気がする。

まとめ

今回は、ENTP(討論者)とINTP(論理学者)について解説した。どちらも、クセ者の代表格のように語られやすいが、相手の行動実態が分かり、慣れてくるとかなり面白い人たちだ。ネット上でしばしば過小評価されがちなタイプだが、日本人の多くが彼らの本質を見抜けていないだけで、混沌としていて、停滞気味の日本では将来性があるタイプかもしれない。
彼らの底力が活かせる日本になることに期待している!

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