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なぜFJ型は怒るとヤバいのか?考えてみた!
はじめに
今回は、内省も含めた投稿ですので、かなり主観的な内容も含まれると思います。自身の反省としてこの記事を書かせてもらう意思もあるのでよろしくお願いします。
FJ型とは?
FJ型とは要するに感情+計画で物事を判断するタイプですが、ここはmbtiをある程度知っている人なら分かりきった話だと思います。重要なのは特徴です。FJ型は、善人タイプなどと呼ばれ(笑)、Feを第二機能までに持つことで、非常に共感的で誠実な一方で、物事を深く考えることは苦手で、そういった判断ミスをしやすかったり、感情に流されやすい面もあります。ESFJ.ENFJ.ISFJ.INFJが当てはまりますが、それぞれ性格は全く異なるので、1つずつ焦点を話す方法も取りたいと思います。
FJ型を怒らせるとヤバい理由(全般)
①他人を無視したり、拒絶する
FJ型は基本的に周囲を傷つけたり、いじめたりはしません。そういった行為を論外だと考えているからです。ただし、周囲と壁を作る行為は結構やりがちです。なぜならば、FJ型にとって無視は最大の攻撃手段だと考えているからです。FP型だといじめ、TP型だと暴力や暴言、TJ型だと咎めが最大の攻撃手段だと考えている節がありますが、FJ型はこれが無視となります。FJ型は自他の線引きがしっかりとなされていることが多く、優しい反面どこか冷たかったりします。そう感じる原因はここにあるんですね。中の人間には本当にこれ以上になく優しいです。心の底からの思いやりで接しますから。しかし、意外にも外の人間には冷たいのがFJ型の特徴ですかね。
②本音を言わない
これもまた恐ろしいところです。FJ型は他人に気を遣いすぎるので、あまり本音を話さないんですね。しかし、これが本当に恐ろしい面でもあり、わけもわからず嫌われてしまうといったリスクを抱えているんですね。しかも、遠回しに言うことでかえって嫌味になっちゃうこともしばしばあります。例えば、京都の人が怖いという話をしばしば聞きますが、あれは完全にFJ型的な怖さですね。「帰れ!」と言わない代わりにぶぶ漬けを出されたり、「うるさい!」と言わない代わりに「元気ですね~」と嫌味を言われたりといった話ですが、あれって元々は京都人の美しい心が起源だそうです。要するに、人を傷つけないように伝えようとしすぎた結果、それが嫌味で裏表があるように思われてしまったんですね。そこが大阪との明確な違いです。京都と大阪の対立はまさにFJ型とTP型の対立のようにも思えます。FJ型は、察してもらうことを目的としているので、ミスをしても自分で気づけば意外と簡単に許してもらえます。FJ型は空気を読めない人や、自分勝手な人にどうしても人一倍腹を立ててしまいがちなんですね。
③Ti爆発させてしまうとヤバい
これは特にESFJもしくはENFJに強く言えますが、心理機能のTi(内向的思考)を爆発されてしまうことがあるんですね。この機能は簡単に言うと、周囲の話に懐疑的で、ダメ出ししやすい反面、肩書や評判にとらわれずに独自の判断をし、抜け目に気づきやすいという特徴を持ちますが、ESFJやENFJだとこれが劣等機能にあたり、最も苦手な箇所になるんですね。普段は、ここが発動することがほとんどありませんが、不健全になり、慢性的なストレスを抱えると一気に爆発し、しかも未発達すぎて、Tiの一番良くない点ばかりが表立つんですね。具体例にどうなるかと言いますと、まず、本当に自分の殻に閉じこもり、自ら孤立しようとします。日頃のESFJやENFJは非常に社交的な人が多いので、自他ともに驚く行動ですが、本当に誰とも話そうとしなくなります。また、他者に非常に批判的になるので、一気に軋轢が生じやすくなります。普段とのギャップもあり、何もかもを一刀両断に否定されたり、異常にカリカリと怒りっぽくなったりしがちなので、かなり周囲を混乱させてしまうでしょう。しかも、恐ろしいのは自分ではブレーキを掛けられなくなることです。他の機能であっても、不健全で劣等グリップしたときには、そうなりがちですが、Ti自体がそもそもかなり独裁的な機能なので、意外にも自分では正しいことを言っているつもりだったりするんですね。そのため、ああ言えばこう言う的なやりとりが永遠とループしてしまい、どちらかが引くまでそうなりがちなんです。
④結構リセット癖がある
FJ型って意外とリセット癖があるんです。まあ、どちらかと言うと根に持ちやすいってところかもしれませんが… でどうなるかと言いますと、強い怒りを覚えた相手をしばらく許せなくなるんですね。また、不器用なタイプだと、その事後処理を結構間違えたりしますが、これがまた更にFJ型の怒りを買うんですね。FJ型は自他の線引きだけでなく、時間軸の線引きもハッキリとしています。要するに、状況が変われば、今までのことはさておき、その状況のみで判断するんですね。なので、結構切り替えが早かったりします。例えば、アルバイトしていて、仕事が終わった途端プライベートモードに入るといった所ですかね。しかし、人間関係において悪く働くと、昨日まで楽しく話していた相手と距離を置き、そこから一切話そうとしなくなるといった現象を起こすんですね。スパンとやめてしまうと言いますか…
P型では到底考えられない傾向ですが、FJ型はとにかく線を引きたがるので、こういうトラブルを起こしやすいんですね。
⑤周囲を巻き込む
これもまたFJ型特有の現象ですね。要するに、FJ型は先ほど善人タイプと話したところにもあるように、人望が厚いケースも多いんですね。そのため、周りからの影響力が極めて大きいです。つまり、ENFJを敵に回すと、ENFJ自身だけでなく、その周り一体を自覚なく敵に回す羽目になったりするんです。また、FJ型個人のトラブルであっても巻き込まれる人が多くなりがちです。これは今の自分で説明すればかなり分かりやすいので話しますが、自分は、以前は常にニコニコしていましたし、口が悪くなることもほとんどありませんでした。典型的なESFJタイプでしたね。ところが現在は、周囲を断絶し、全く笑わなくなり、なおかつ周囲の弱点が目に付き、批判的になりがちです。すると、周りは心配して自分のもとに来ますが、これまたシャットアウトしたくなってしまうんですね。そして、今までの人脈や自分を知っている人が多すぎたあまり、多くの人を驚かせ、傷つけたんだと思っています。(冷静なときは、こんなに綺麗事を言えるのに、その場になるとまた繰り返してしまうのでより厄介ですが…)
FJ型は良くも悪くも周りへの影響が大きいので、だからこそ理性を保っていないと大変なことになりますね(泣)。
各タイプ別
ESFJ
これは今の自分自身だ。ESFJが不健全になりやすいのは、人間関係の不和と恋愛のチャンスを逃すことだ。まず、人間関係の不和だが、ESFJは完全なる平和主義者なので、トラブルや揉め事が多い環境では、慢性的にストレスを感じてしまう。自身は、中学時代に非常に怒りっぽい時期があったが、当時の中学校は非常に荒れていて、同学年でも学級崩壊しているクラスがあったため、段々とストレスを覚えていったのかもしれない。次に、恋愛のチャンスを逃すことだ。これはまさに今の自分すぎる。ESFJは恋愛や結婚への意識が高いことが多く、重要度も高いため、こういった機会に恵まれている場合は良いが、恋愛したい意思があってもなかなかチャンスが無かったり、気になる人ができてもなかなか進展せず片思いを長引かせたりすれば、かなりくすぶってしまう傾向にある。実際に、思うように恋愛ができずにくすぶっているESFJほど、人間関係においてめんどくさい存在はいないだろう。恋愛はESFJとの相性が極めて良い。ESFJは、しっかりしている面もあれば、かなり甘えん坊体質な面もあるし、相手を支えるのも、支えられる側になるのも大好きだ。本人もこれを分かっているからこそ、なかなか始められないことに人一倍ストレスを覚えがちだ。
ISFJ
ISFJはFJ型で最も怒らせた場合の脅威が小さい。限りなく主張がないに等しいからだ。比較的、主張をする方であるドラえもんのしずかちゃんタイプのISFJですら、あの程度の主張の仕方だ。他のISFJは更に大人しく、黙認することが多い。ただし、ISFJはかなり根に持ちやすい。やや粘着質で嫌味をいいがちな面があるので、少しグズグズして聞こえるだろう。ただし、攻撃にまで発展するケースはごく稀なのであまり恐れなくてもよい。ただし、愚痴を聞かされる側になると少々疲れるだろう。
ENFJ
ENFJを怒らせた場合、かなり周囲を巻き添えに批判的な態度を示すだろう。脅威はかなり高い。ESFJ同様、かなり理屈で攻めようとするが、捉え方がN型的なので、より曲解するケースがある。起きている状況以上に深刻に捉えられるケースもあるし、かなりズレて取られる場合もある。ESFJ以上に信念が強いので、なかなか厄介だ。ENFJの逆鱗はなんといってもバカにされることだろう。かなり感傷性が高く、バカにされることを限りなく嫌うため、あからさまにバカにした態度をとる人や、自分の善意を誤解する人に強い怒りを覚えやすい。ENFJはESFJと比べると、承認欲求はあまり強くなく、比較的自己満足で生きていけるタイプだが、見下されることへの耐性はESFJよりも低い。ESFJは、バカにされてもそれが自分にとって重要な人でなければ平気なのだが、ENFJは、相手が誰であれバカにされることは許せないのだ。ただし、肩書を気にするのはESFJの方かもしれない。ENFJの怒りはかなり広がりやすく、一度始まるとなかなか終わらないので、ENFJと話すときはくれぐれもあまり自尊心を傷つけてはいけない。
INFJ
FJ型で最も怒ると厄介なタイプだ。INFJは、元々ストレスに弱く、内に秘めて溜め込んでしまうタイプなので、本人も慢性的なストレス状態に悩まされていることが多い。そのため、ESFJなどと比べると、攻撃への感傷性が高く、対応力が低いことも多いだろう。INFJはとにかく雑に扱われることを嫌う。いい加減な理由で忘れ去られたり、都合よく利用されたりすると非常に怒りを覚える。また、常識がない人間にも腹が立つだろう。公共性のない人物や人に平気で迷惑をかけ通す人物への怒りを聞くことは多い。INFJが怒ると、とにかく空回りしながら暴走し始める。もはや、制御不能になった暴走車といったところかもしれない。この場合、Se爆発で来るので、とにかくいつもになく衝動的になり、自分でも自分が見えなくなるようなことになりやすい。勢いで来てしまうので、周囲が止めることも難しくなる上に、さんざん我慢した挙げ句であるケースが多いため、本人もよくわからなくなっていることだろう。INFJは、親切で物言いが優しい人物を好む。INFJは非常に利他的なので、誠実な人物に八つ当たりするタイプではないだろう。比較的、セルフコントロールをうまくする方だと思う。INFJと接するときは是非丁寧なコミュニケーションを心がけてほしい。
まとめ
今回は、自身の反省もあり、FJ型の裏側を公開させてもらった。FJ型は、他人を思いすぎるあまり、抱え込みやすく、なおかつJ型の性質ゆえに、手を抜けなかったり、一人で抱え込みがちだったりする。FJ型は、他人とよく関わる反面、孤独を感じやすいタイプでもあるため、不健全になると全体的に爆発的な行動が見られる。抱え込みすぎて不健全になっては、周りのためにならず本末転倒なので、自身もうまく発散する練習をしたいと考えた。FJ型の真価が生かされるように、少しゆとりのある生活を心がけて行こうと思う。