私が保守的な人を嫌う理由!
はじめに
今回は、かなり言い方がキツめになります。気になる方は、これ以上読まずにご退出されることをおすすめします。
そもそも保守的とは?
私が考える保守的とは、「当たり前や常識にとらわれすぎたあまり、目の前にある可能性やチャレンジすら見落としてしまう人たち」だと考えている。一般的に、mbtiでいうSJ型はこの傾向が強く、中でもISXJには顕著だとされている。私も、ESFJなので、この型に入るが、ESFJは、SJ型の中では比較的柔軟性があり、私が考える保守的像とは少し離れたものとなる。ちなみに、ESTJは全く保守的でない。彼らは、現実的なだけであり、新しい挑戦や可能性を嫌うタイプではない。ただただ無謀な冒険をしたがらないだけだ。保守的というと、安定性が高い、現実的である、などとポジティブに捉えがちだが、これもまた違うと考えている。挑戦をするときには、現実的視点がなければ、失敗する一方だし、安定性がなければ、外界の不安定さに踊らされてしまうばかりだ。今回の定義は、「既存のものにしか興味を示さず、新しいものに否定的な人」とさせてほしい。
1.頑張ってる人を否定する
これが私が最も保守的な人間を嫌う理由だ。私が、保守的と聞いて真っ先に思い浮かぶ人物は母親だ。母は、学生時代や若い頃は非常に優秀で、根っからの努力家だったらしいが、40歳頃になると、非常に消極的な性格となる。中高生の頃に勤勉だったがゆえに、勉強や学歴が全てという考えに凝り固まってしまい、令和の時代に他の生き方ができることを知らない。それも一つの価値観だと思いたかったが、私が勉学以外で頑張っても、「くだらない」「だから何?」ということを平気で口にする。一方で、現在中学2年生の弟は常に成績がいいため、「頑張ってる。」と高評価している。母は、部活にすら否定的で、弟が野球部に入りたいという希望を無理矢理反対し、野球部ほど忙しくない陸上部にさせた程だ。保守的であっても、自分の中だけに留めておけばよい話を人に押し付けることが大嫌いなポイントだ。
2.精気や面白みがない
これもまた、私の気になるところだ。保守的な人は、新しいチャレンジをせず、つまらなくても無難な選択肢を選ぶので、すぐにマンネリ化しがちだ。そして、無意識にマンネリ化した彼らは、1のように革新的な努力家に八つ当たりする。もちろん彼らにとっては、自分の正義を主張しているだけにすぎないが、言われた方は、たいそう気分が悪い。しかも、自分のほうが上だと思っているので、なおさら厄介だ。
3.人にイヤミを言う
なぜかわからないが、保守的な人間はすぐにイヤミを言いたがる。当てつけのような行動が多いのだ。のっぺりとした独特の口調で、遠回しにブチギレてくる感覚は、非常に逆鱗に触れまくるものだ。自分の中の固定観念が定着しすぎてしまい、他のものを受け入れる余地が一切ないのだ。しかも、ハッキリと自分の信念を伝えることにも無関心なので、こういう独得な言い回しになるのだろう。
4.この上なく頑固
これもかなり私が嫌う特徴だ。保守的な人は例外なく頑固だ。逆にいえば、新しいものや過去になかったものを永久に受け入れられないからこそ、こういう気難しい性格になってしまうのだ。しばしば、ESFJは柔らかい雰囲気をした頑固者と言われるのも、ESFJの一部は、こうした新しいものに悲観的で、これ以上広げようとしない性質を皮肉られてしまっているのだろう。私も、高校生くらいの頃は、このような面があったが、これは、第三機能のNe未発達によるものだと思われる。ESFJは、安定を求めつつ少しずつ成長しようとチャレンジするタイプと、ある一定までで満足しきってしまい、これ以上を求めようともしないタイプとにハッキリと分かれるタイプではないだろうか。
5.周囲の成長を妨害する
これも1に似ているが、保守的な人は、とにかく過去にしか目を向けられないので、未来という概念に乏しい… これから可能性を秘めている未来から目を背け、もう二度と戻ることがなく、遠ざかる一方の過去にばかり執着する。その結果、これから感じることとなる過去がどんどん悲惨になっていくのだ。死ぬ間際の高齢者のように「もう自分には打つ手がないから、日本の未来は若者に託す」という考えがあれば、現実的で素晴らしい人間だと思えるが、保守的な人間はそうでない。「頑張りなさい」と言う割には、自分の代わりに未来を変えようとしているヒーローを悪魔のようにけなすのだ。例えば、現在の日本は当たり前のように全国各地に新幹線が開通しているが、東海道新幹線が開業した60年前に、保守的な人しかいない日本であれば、「こんなに速いスピード出したら事故起きまくるだろ。」とか「こんなん作って何になる?」とか言ってしまい、明らかに現代の日本は妨げられただろう。当時の日本人が保守的でなかったがゆえに完成した未来であり、いずれ過去になる現代だという感覚を忘れ去っているのだ。
6.柔軟性が皆無
これも頑固というところと共通するが、保守的な人には柔軟性という概念がまずない。最も上手な手段は、安定や既存を残しつつ、変えるべきものは変える。すべてを一気に変えるのではなく、一部を少しずつ試行錯誤しながら変えるといったものだ。しかし、保守的な人は少しでも変化があると、まるで世界が180度変わるかのように騒ぎ立て、神経質になる。しかし、実際には、物事は少しずつしか進まないものであり、微調整することで常に最善を保つことができる。こうした話が保守的な人には通じないのである。
まとめ
今回は、保守的な人のデメリットを語ったが、メリットもいくつかある。保守的な人は、物事への正確性が高く、確実な選択をとりやすい。また、リスク回避能力に長けており、全てを失う危険性が小さい。このような長所はあるものの、やはり革新的な要素がなければ、衰退してしまうだろう。どうしても保守的な選択をしたければ、成功する人の妨害をあまりしないことが唯一の生き方だと私は考える。
みんなも安定と伝統を残した革新家を目指そう!
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