Trio@中之島美術館

学会原稿の修正も最終段階に入って落ち着いたので、前売り券を買っていたトリオを見に中之島美術館に行って参りました。

空間を切り取ったような見た目で、風景じたいが映画のセットに見えてきます

今回の展覧会は近現代美術が多く知らない面々が多そうだと思ったので、初めて音声ガイドを借りて展示を回りました。それにしても、平日を狙ってやって来たのに人は多く、想像以上の人気でした。

展覧会はほとんどの作品で撮影可能だったので、撮ってきたものをここに消化したいと思います。

トリオ展

河合新蔵『道頓堀』(1914)
マルク・リブー『エッフェル塔のペンキ塗り』(1953) 写真
ウンベルト・ボッチョーニ『街路の力』(1911)
未来派ですね
佐伯祐三『ガス灯と広告』(1927)
辻永つじひさし『椿と仔山羊』(1916)
吉原治良『菊(口)』
有元利夫『室内楽』(1980)
マルク・シャガール『夢』(1927)
コンスタンティン・ブランクーシ『眠れるミューズ』
『接吻』の人ですね
藤田嗣治つぐはる『五人の裸婦』
左から、味覚、聴覚、視覚、触覚、嗅覚を表す裸婦です。一番右の嗅覚は、犬がアトリビュートの役割を果たしていますね。
シェザンヌ・ヴァラドン『自画像』
ルノワールの絵にたびたび登場する赤毛の女性は、ヴァラドンがモデルになっています
ピエール・ボナール『昼食』
ナビ派、つまりゴーギャンをナビゲーターとする画家のひとりでした。ゴーギャンよりも色彩が鮮やかで、境界を曖昧にしている印象を受けました。
柳原義達よしたつ『犬の唄』
元ネタはドガの『犬の唄』です👇
エドガー・ドガ『カフェ・コンソール(犬の歌)』
歌手の腕が犬のようになっています
レイモン・デュシャン=ヴィヨン『大きな馬』
ダイナミズム&キュビズムが絵画から飛び出してきたような作品です。どうやらデュシャン兄弟の「有名じゃない方」(兄貴)らしいです(失礼)。

気に入ったのをひとつ買ってきました。

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