アンドリュー・ワイエス展@大山崎山荘美術館,京都

アンドリュー・ワイエスの展覧会を観にアサヒグループ大山崎山荘美術館へ行ってきました。

美術館最寄りの山崎駅。
下宿先から乗り換えなしで到着 b
美術館は、天王山を5分ほど登ったところにあります
豪華なアーチ状の入口が見えてきました。山頂から測って1/4程度を所有地とするが如く広い敷地が構えられていて、蘭の栽培を趣味とした加賀の趣向を反映するように、多様な植物を配置してあります。

大山崎山荘美術館は、はじめ加賀正太郎(1888-1954)の別荘(大山崎山荘)として建てられました。のちに正太郎とその妻が亡くなり、管理者がいなくなって損傷が激しくなってから、正太郎と親交の深かったアサヒグループ初代社長らの尽力により美術館として復元・公開されました。それにちなんで、「アサヒグループ」と頭に付いているわけですね。又、当時の姿に戻すだけでなく、「地中の宝石箱」という新館も加えて、現在の姿になっているようです。

これまで見たどの美術館より趣がある入口が見えてくる
アンドリュー・ワイエス (1917-2009)
少し気難しそうにも見えるが、気さくでユーモアのある温和な人だったよう

ワイエスは70年もの間、夏になると別荘があるメイン州へ行き、それが終われば故郷のペンシルベニア州へ戻るという夏鳥のような生活をしていました。この展覧会では、メイン州でワイエスの妻が親しくしていたオルソン家が暮らす「オルソンハウス」を描いた作品群が紹介されていました。

Google mapでみたアメリカ北東部
メイン州の緯度は北海道北部と同じくらい
元別荘を住まいとする美術館は、ワイエスの作品を展示するのにピッタリ
チラシ
オルソン・ハウスではブルーベリーを作っていました。それに因んで、山荘の中にあるカフェではブルーベリーパイを食べることができました。
山荘2階からみた風景。昼頃になると、デッサンをする人がちらほら見えてきます。
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