禁酒キャンペーン

フォローしてくださってる人の中にはご存じな方も多いと思いますが筆者は弱冠21歳にして一人飲みにはまってしまうほどのお酒好き。
投稿の中にはお勧めの居酒屋紹介なども少なくありません。

これは幼少期からの英才教育のたまものだと考えているのです。
とはいってももちろん小さいころからお酒を飲んでいたわけではありません。
母親が根っからのお酒好きであり、お酒の知識やおいしいおつまみの作り方を教わり、そしてしっぽりお酒をたしなむ背中を見て育ってきた私は20歳になるのを他のどの同級生よりも楽しみにしていた自信があります。

そんな呑兵衛育成所と化した実家では独特なルールが定められていました。
絶対に合格したい試験の時には家族一丸となって禁酒をするというもの。
両親は三兄弟全員の受験のたびに一年間の禁酒をしていたのです。

今になってみると入学費などの多額の出費に対して節約をしなければいけないという厳しい家計状況を子供たちに悟られないようにするといった親の愛が隠れていたような気がします。

そして私もお酒が飲める歳にまで成長し、長期インターンシップの面接という関門が立ちふさがりました。
そこで我が家のルールに倣い、一社目の面接に応募すると同時に禁酒を始めました。

この投稿を書いている現在、禁酒10日目に到達しました。
たった10日…?と思われる方もいると思います。
しかし収入の大半を使い、ほぼ毎日お酒を飲んでいた私にとって偉大な記録であることに間違いはないのです。
友達にもとても驚かれています。

禁酒して気づいたこと。
本当に自分はお酒が好きだったのか?と疑問に思うほど無理なく続けられているということです。
もちろんビール飲みたい!という感情が湧いてくることは多々ありますが、一度それを許してしまったら我慢が出来なくなりそうという思いから耐える。
別にお酒以外にもおいしい飲み物はたくさんあるし、あまり気持ちよく酔えるタイプではないのでお酒が精神安定剤になっていた経験もありません。

むしろ節約ができた分欲しかった家具や服にお金を使える。
早く寝て早く起き、健康的な食事ができるなどQOLが急上昇。
友達からもお酒飲まないほうが好感度高いし…。

インターンシップの合格もいただき、禁酒を解禁してもいいのだけれどせっかくだからこのまま続けてみようかなと思っています。

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