マジック:ザ・ギャザリング総合ルール2024年9月20日版(ダスクモーン:戦慄の館)更新点の私訳です。
マジック日本公式の総合ルールを底本とさせて頂いています。
他記事へのリンク:【MTG】総合ルール更新点リンク【マジック:ザ・ギャザリング】
元リンク
https://media.wizards.com/2024/downloads/MagicCompRules20240917.docx
https://media.wizards.com/2024/downloads/MagicCompRules20240917.pdf
https://media.wizards.com/2024/downloads/MagicCompRules20240917.txt
総合的な変更点
ルール参考として728 [昼と夜]を参照するよう書かれている箇所が727と誤記されていた部分が修正されました。
107 数とシンボル
モダンホライゾン3統率者デッキで追加された(無色/有色)混成マナシンボルがやっと追加されました。
(無色/有色)のマナシンボルも色マナシンボルである説明が追加されました。
116 特別な処理
部屋のドアを開放することが特別な処理に加えられました。
205 タイプ行
エンチャント・タイプに部屋/Roomが追加されました。クリーチャー・タイプに光霊/Glimmer、玩具/Toyが追加されました。
207 文章欄
能力語に違和感/Eerie、生存/Survivalが追加されました。
701.60 戦慄予示/Manifest dread
例えライブラリーが1枚だけだったとしても誘発しますが、現状戦慄予示を行うことで誘発する能力は《超常現象分析家/Paranormal Analyst》だけなので意味はありません。
702.175 兆候/Impending
兆候のルールですが、前項の新生の項番も175なので数字が間違っています。
初期のリリースノートでは4つ目の能力に「最後の時間カウンターが取り除かれたなら兆候を失う」という記述がありましたが、現在は削除されており総合ルールにもありません。
708.12 裏向きの呪文やパーマネント
《ホーントウッドの金切り魔/Hauntwoods Shrieker》のためのルールです。例えば戦慄予示されたアーティファクト・カードに「それはクリーチャーである」という継続的効果が適用されていても、ホーントウッドの金切り魔で公開されたカードはアーティファクトとして扱われ表向きになりません。
709 分割カード(部屋)
今回の肝、パーマネントの分割カードである部屋に関するルールです。
まず今回でさらに変更されるので余計な文章が削除されました。
709.5項がパーマネントである分割カードに関するルールとなっています。ルール・テキストには出てこないunlocked designationという単語が多用されるため、開放記号と訳しています。
709.3bはこちら
904.13 『アーチエネミー統率者戦』選択ルール/Archenemy Commander Option
ダスクモーン:戦慄の館統率者デッキで提案された新しいアーチエネミー戦用のルールです。そういえば最初の『Archenemy』は60枚デッキでの対戦セットだった事を忘れていました。
用語集
戦慄予示の用語では墓地に置くことが忘れられてます。