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山奥ニートの家に遊びに行ってきた話【たび日記】

2024年、10/13〜14の間で、和歌山県田辺市五味にあるシェアハウス「共生舎」に遊びに行ってきた。
ここは「山奥ニート」で有名なシェアハウスである。

「山奥ニート」となっているが、僕が思うに、正確には渓谷ニートかもしれない。
共生舎の所在地は、山と山に挟まれた川沿いにある。

基本的に公共交通機関を使用して辿り着くことは難しい。車がバイクが必須であろう。

この「対向車が来たら詰み」という感じの、細く長い川沿いの道を、小一時間ほど走ったらようやくたどり着くことができる。

走っていて、なんというか「こんな辺鄙な場所にも昔から人が住んでいて、集落の歴史があり、そしてだからこそコンクリートの道が引かれ、それが今も残っているのだろう」ということを感じてちょっと感動してしまった。

夜はこんな感じに真っ暗になるので、道を走るのは危ない。なるべく陽のある内に辿り着く必要がある。
共生舎へ向かう道は山と山の間にあるので、日が落ちるのがとても早い。
僕が着いたのは5時過ぎぐらいだったが、かなりギリギリな感じだった。
もう1時間遅れていたら、道の険しさに諦めていたかもしれない。

元は小学校の校舎だったらしい。
家には少し坂を登るのだけど、坂の下には廃校時に建てられたと思わしき石碑が建っていた。

車で坂を登ってきて、降りる時ここの坂で落ちちゃう人がたまにいるらしい。夜は特に。

住人の方に、色々親切に教えていただいた。

夕食。
この日はチキンのトマト煮と、ポトフなどが出していただいた。
夜ご飯は、宿泊者も住人も無料という感じらしい。
住人になると昔は賃料一月17000円だったらしいんだけど、今は21000円に少し値上がりしたそう。

この日は他にも宿泊者がいたりで、色々情報交換などしたり。

このあたりはとにかく湿気がすごいらしく、布や革製品はすぐにカビが生えるらしい。
ポリエステル製の服などがおすすめとのことだった。
確かに壁なども、あちこちカビが目立つ。

でもかなり暑かった今年の夏も、ここはだいぶ涼しかったよう。
扇風機があれば、冷房はいらないくらいらしい。

宿泊させていただいたお部屋。
布団などは現地のものを用意してもらえるので、自分で持ち込む必要はなし。

翌朝、ちょっと周囲を散歩したり。

近所にあった吊り橋。

人工物の少ない静かな川辺で、ゆっくりのんびり過ごせた。
途中、鹿に出会って、逃げられたりしてビビった。

今回はわりと弾丸ツアーだったのだけど、今度はもうちょっとゆっくり過ごしたいなぁ。


ちなみに共生舎は一泊2千円〜で、誰でも宿泊することができる。
詳しくはホームページを参照されたし。


おまけ
行き帰りで、和歌山道の駅スタンプラリー、半分の15駅を達成したので、提出していた…!!

このラリー用紙は返却してもらえて、期限までに全駅回って応募することもできるそう。

駅で対応してもらったスタッフさんは「ラリー達成者の受け付けをするのはコレまでではじめて」と言っていたが、果たして…?

当たったらまたここに書きます。

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