失踪生活 第二回
さて、前回の記事を書くのに丸一日かかってしまいましたが、内容が内容だけに時間もかかってしまう訳でしてね。
書くからには誰かに見てもらいたいってのもありますが、半分は自分の為に書いてるようなモノですのでそこんとこよろしくお願いします。
それでは前回の続きを書いていきます。
1.脱出直前
指定した時間に救世主が迎えに来てくれて、前もって練っておいた通りに事を進めます。
まずは地元のネカフェに泊まります。そしてそこで一晩過ごしてから朝イチで市役所に向かいました。
転出届を出す為です。ちなみに転入先は救世主の住所です。
地元の市役所で待ってる時間がキツかったですね。知り合いに出くわしたらどうしようとかいろいろ考えました。
でもどうにか無事に何事も無く市役所を出る事が出来ました。
ちなみに朝起きて救世主に電話した時以外はスマホの電源は切ってあります。念のため元家族と実家の番号はネカフェで寝る前に着信拒否にしました。めちゃくちゃ不便でしたけどしょうがないです。
2.そして脱出
もろもろの用事を済ませ救世主の車に乗り込みます。車には救世主の他にもう一人お弟子さんが乗っていました。
途中昼飯喰ったり救世主個人の用事もありましたが、無事に高速に乗りA県を脱出しました。
車中でありがたかったのが、救世主と話が合った事でした。結構楽しく話せたお陰で本来の目的を忘れそうになるぐらいでしたね。
そして奇跡的に明るいうちにB県b市に着きました。更に滑り込みでそこの市役所に行き転入届を出し、住民票と保険証を発行してもらいました。まさかその日のうちにこれが出来るとは思わなかったのでちょっと嬉しかったです。
そしてささやかながら歓迎会的な事をやっていただきました。
その時、黙って出てきてしまった事への罪悪感や申し訳なさがまだある事を救世主に言いました。
そして救世主から「真面目な方なんですね」と、そして「でもその罪悪感は必要無いです」と言われました。
正直言って今も元家族に対しては申し訳ない気持ちは少なからずあります。でも、俺はこの元家族、特に兄貴のせいでこうならざるを得なかった訳ですからね。
犯罪をしてる訳じゃないですから誰かに対して謝る必要は無いんですよ。
まぁクソ兄貴が仕事辞めてウチの仕事やるって言ってるんで、兄貴にはこれから一生そっちをやってもらいます。それに兄貴は若い頃悪さばっかりしてましたから、近所からの風当たりは強いはずですから苦労してもらいます。どんどんハゲてもらいましょうか。
はい。少々短いですが第二回はこれで終わりにします。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いいプレイはいい身体からだ。おやすみ。
※一応書いとくけどフィクションだぞ。
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