見出し画像

31歳フリーターからヌーラボ広報にキャリアチェンジ!?海外と日本の"仕事"の概念の違いを考えてみた

みなさん、こんにちは。2023年10月にヌーラボ広報として入社したばかりの前田カトレーナ琴美です。実は今年6月までオーストラリアに約4年住んでおりました。自分の好きな時に仕事をして休みの日には海や山へ行ったりと、それはそれは毎日が楽しくて...(笑)にも関わらず日本へ帰国して転職した理由を、簡単に振り返っておこうかなと思います。 

仕事に対する満足度が世界最下位の日本

その前に、みなさんにとって「仕事に対する満足度」ってどれくらいですか? 2023年6月13日、米調査企業のギャラップが発表した「グローバル就業環境調査」では、2022年、日本は「仕事満足度」(ワークエンゲージメント)を感じる従業員の割合はわずか5%で調査対象の145カ国中、最下位だったそうです。

この原因ってなんなんでしょうね。今思い返せば、日本で働いていた時は仕事か彼氏の愚痴ばっかり(笑)それをつまみにお酒を飲んでいた気がします。海外に行かなければ、きっと不満ばかり言って生産性のない日々を過ごしていたかもしれません。

ざっくり経歴

元々はテレビ制作会社に新卒で入社し、『ザ!鉄腕!DASH!!』や『ネプリーグ』など、バラエティ番組のADをしていました。「家に帰れないって本当?」「休みある?」ってよく聞かれるのですが、イメージ通りです、はい。会社で椅子3つ並べて寝て、始発で荷物を取りに帰宅し、また朝10時くらいに出勤していました。年間10日くらいしかちゃんと休みはなかったと思います。

忙しい日々を過ごす中で、仕事=人生そのものだと思っていました。しかしいつしか仕事のしすぎでうつ状態に。いつの間にか好きだった仕事も、”やらされ感”を感じ、「仕事とは自分にとって何か?」を自問自答するようになりました。

適切な答えが見つからないまま、次にやりたいこともなかったので、とりあえず興味のあった海外へ行くことに。ワーキングホリデー制度を利用して渡豪しました。

ちなみにオーストラリアへ行くまでの1年半、リクルート"じゃらん”のweb版で、取材・編集・ライティング・企画など担当していました。(副業でバリスタをしていたので、週7日勤務)

オーストラリアでの働き方

オーストラリアに行ってからは、日本食レストランやカフェ、日系新聞社、ファームなど、いろいろな業種・職種を経験しました。英語がネイティブレベルで話せたわけではないので、日本の様なオフィスワークをゲットするのは難しかったのですが、どこで働いても労災面はあまり変わりがありませんでした。

オーストラリアでの働き方は、日本と異なる点がありました。

_人人人人人人人人人_
> 有給使いまくり < 
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

基本的にオーストラリア人は有給休暇は完全消化するものだと思っています。さらに「シックリーブ」と呼ばれる有給病気休暇もあり、当日に「休みます」連絡は結構な頻度で起こります。また残業はほぼなく、終業時間になった途端”Bye” ”See you”というのがほとんどです。

そのほかにも、祝日の日はダブルペイ・トリプルペイになったり、年金は企業が給料に上乗せで支払ってくれたりと、フェアワーク法によってプライベートを優先できる、余裕のある働き方が出来ています。

そもそもですが、正社員が良しとされている日本とは考え方が異なり、雇用形態(フルタイム、パートタイム、派遣)も自ら選んでいます。採用も学歴や職歴を見るというよりは、何ができるのかが重視されるので、かなり実力主義です。

またオーストラリアと日本では「労働」の価値観が違うように思います。オーストラリアや欧米諸国では家族やパートナー、自分との時間を重視し、なるべく好きなことに時間を費やします。なので働くことがメインではありません。「仕事=人生」ではなく、「仕事=人生の一部」でしかないということに気付かされました。

どういう人生を歩みたいかもう一度考えてみた。

オーストラリアに来て3年が過ぎた頃。ビザの関係もあり、オーストラリアに残って永住権取得を目指すか他の国にワーホリに行くか、はたまた日本に帰国するか、自分の中の3択で選ばなければなりませんでした。

オーストラリアは好きだけど、自分の好きなことを仕事にするのは難しそう。他の国にワーホリに行くとしても、オーストラリアでもう十分経験できた…?そろそろキャリアも本腰据えないとなと感じ始めていました。

仕事は人生の一部に過ぎないのですが、オーストラリアに行ってまでも馬車馬のように働くくらい、私にとって仕事は「趣味の延長」です。仕事を仕事と思わず、日本で自由に働くにはどうしたら…。

そんな時、ふと思い出したITと起業の学校「ジーズアカデミー」。日本に帰ってもどうぜキャリアブランクがあるし、いっそのこと起業してしまえーーー!と思ってオーストラリアからリモートでエンジニアリングを学び始めました。(詳しくはこちらのブログで💁‍♀️)

起業するつもりはあったのですが、かくかくしかじかの事情で、このタイミングでは諦めました。そんな時、ヌーラボ広報のお話をいただいたきました。

元々マスコミの出身でしたが、完全に広報は0からのスタート。キャリアチェンジには少し迷いもありましたが、純粋に興味があったのと、ヌーラボの雰囲気が好きで入社を決めました。

あと基本的に私は会社員には向いていない性格だと自負しています。ただヌーラボの場合、代表橋本の雰囲気からも滲み出ていますが、海外のような自由な社風・挑戦できる土壌・仲間がいます。転職したという感覚は正直なく、コミュニティに参加しているっていう感じです。

フリーター歴4年のキャリアブランクも受け入れてくれる、心が広い上場企業はヌーラボだけなんじゃないかなと思います(笑)

声を大にして伝えたいこと

人それぞれ仕事で大切にしたいことは異なると思いますが、もしも今、自分のキャリアで悩んでいる・満足していない人がいれば、何を一番大切にしたいのか考えてみてください。

人生は本当に一度きりです。好きなことを思いっきりやってみてください。私は約4年海外へ逃亡しましたが、なんとか日本の社会に戻れています。
 
主体的に自分の人生(キャリア)を歩む。これができれば、きっと仕事に”やらされ感”を感じず、満足度も上がると思います。会社に依存せず、自分で満足度を上げていきましょう!


いいなと思ったら応援しよう!