投稿_20190323

選択を自分で「正解」に近づけること

向いていると思うことは、自分視点から判断した場合と、自分以外の人の視点から判断した場合とでは異なっていたりします。

そして、「自分が向いていること」は、必ずしも「自分がしたいこと」と等しいわけでもありません。

だからこそ、『仕事選び』は難しいのかもしれません。


人にとっての働き方には、主に3つのパターンがあると私は思っています。
働き方というよりも、「生きがいを感じることが出来る仕事との出会い方」という方が正しいかもしれません。

1.初めての仕事と向き合い続けることでその仕事が生きがいになる

仕事は楽しいことばかりではありません。
考え込むことや悩むこと、嫌になることや逃げたくなることも沢山あります。
でもそれは、その仕事に真剣に向き合い、逃げずに挑戦し続けているからこそだと思うのです。

初めての仕事は、誰でも、確信を持って選ぶことはありません。
だからこそ、ぶつかる壁は尚更多いのかもしれませんが、その一つ一つに正面から向き合い壁を乗り越えることで、それが自信につながり、やりがいを見出すことになります。

初めての仕事を、生涯の仕事として定年まで、もしくは死ぬまで続ける人がこのパターンに当てはまります。

2.いくつもの仕事を経験する中である一つの仕事が生きがいになる

雇用形態は選ばず、とにかく様々な仕事を経験する働き方もあります。
その働き方の背景にあるのは、多くの場合、自分に合う仕事や自分のやりたいことが分からないという迷いや悩みだったりします。

そんな中、ある時ふと関わった仕事で、成功体験をしたり、あるいはワクワク感や達成感を感じたりするような経験をすることがあります。
そしてそれが、そのままやりがいを感じることの出来る仕事となり、その仕事に生涯携わり続けることになります。

今は、このような形が多くなっているかもしれません。

3.自分でやりたい仕事を作り上げてそれが生きがいになる

「やりたいことがあるのに、それが出来る仕事がないなら作ってしまえ!」という考え方ですね。

勝手な考え方だなぁとか、自由すぎるとか思う人も多いでしょう。
でも実は、そうやって自分にとっての生きがいを作り出す方法も多くなっています。
実際、このやり方が一番理に適っているのかもしれません。
しかし一方で、とてつもない責任と覚悟が必要になる方法でもあります。

自分で作り上げてきたからこそ、それがやりがいになるのもまた必然でしょう。


私自身は、一つの仕事をとことんやり続ける働き方をするつもりでしたが、結果的にはいくつかの仕事を経験することになりました。
しかし、いくつかの仕事を経験はしていますが、未だに自分にとっての適職や、やりがいを感じる仕事がわからないままです。

やりたいことはあります。
しかしそれを、仕事にするべきなのか、本当に自分に適している仕事と判断するべきなのかはまだ分からないままです。

だから今は、「自分には向いていない」と思う気持ちを、どこかに一度置いておこうと思っています。
これが「危険な賭け」になることも考えられますが、何もしないままよりはいいのではないかとも感じています。

逆を言えば、自分の選択を正解にするかどうかは、自分次第なのかもしれません。
選択したその瞬間は正しいかどうかは分からないですが、選択したあとにどう行動し、考え、対応するかによって、自分にとっての正解に近づくことは出来る気もしています。

未来や将来は誰にも分からないものです。
その分からないものに頭を抱えるよりは、自分で「こうありたい」と思う将来に近づけるように考え、行動し、努力することが大切です。
私自身もそう信じて、これからは考え方や行動を変えてみます。

皆さんにとって、「仕事を選ぶ」とはどういうことでしょうか?

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