要素主義_elementalism
・要素主義
要素主義とはドイツ、ライプツィヒ大学の教授であるヴントが目指した心理学でたある。
・内観法
内観法とは統制された環境下で自身の意識内容を分析し、報告する手法である。
ヴントが提唱した。
しかし報告内容の真偽が第三者からはわからないことなどから、現在では主流でない。
・統覚
統覚とは、純粋感覚と単純感情によって構成される知覚のことである。例えば「赤い」や「丸い」といった純粋感覚と、「硬そう」や「美味しそう」といった単純感情によってそれがりんごであるという統覚が得られる。
・構成主義
ヴントの弟子であるキッチナーが提唱した、要素主義を発展させた理論である。
・哲学と心理学
哲学は個人の主観的な経験などに基づく思想であり、心が対象ではない。対して心理学は、客観的なデータを収集し、それを根拠にして心を科学的に構築していくものである。