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タバコをやめて10年以上経ちました

ストレスから吸い始めたタバコ

私がタバコを吸い始めたのは
間違いなくストレスからでした。

職場でのストレスが
大半だったのを覚えています。


イライラを鎮めるために
1日数本吸っていたのが

いつの間にか1日1箱に
増えていました。


そのうちイライラだけではなく
食後の一服とか言って習慣になり

口さみしい時は、すぐタバコを取り出し
火を点けていました。


そして、この頃はタバコを
吸っている自分にも
「大人の嗜みだわ…」なんて
酔っていたのかもしれません。

今振り返ると、何とも
恥ずかしい気持ちになってしまいます。

何度も禁煙を試みる…が挫折

そんな私も、何度か禁煙を
試みたことがあります。


「タバコ代も上がるし…
身体にも悪いし…」などと

最もらしい理由をつけて
チャレンジしてみることが
何度も何度もありました。


ダイエットと同じ思考ですね。

「明日から!」とか言って
手元にあるお菓子を手放さないように
食べてしまってから始めようとする。


まさに私はこの状態でした。


「まだタバコ残ってるし、これが終わったら…」

その段階で、私の意思なんてもんは
無いようなものです。


案の定、数年に一度ペースで試みていた禁煙も

成功したことは一度もありませんでした。


当然です。
自分自身を甘やかしていた
証拠だと思っています。

身体に激痛?!

30代になった頃
私はある日風邪を引いてしまいました。

その風邪は長引いてしまい
咳がずっと止まらなくなりました。


熱はそのうち下がり、咳はまだ残ってる…。

あまり仕事も休めない…。

やっとの事でベッドから
起き上がった時に腰に今までに
経験した事のない激痛が走りました。


「これは…整形外科??」


そう思った私は
地元の整形外科を受診しました。


検査の結果…


『腰椎椎間板ヘルニア』でした。
それも一気に2箇所潰れている…。

痛み止めを出しておきますと言われ
私は痛みを和らげたい一心で
その日から、薬を飲み始めるのでした。

みるみるうちに腫れ上がる…

それからというもの
職場にも痛み止めの薬を持参し
昼食後に飲むことがよくありました。


そんなある日のこと…


いつものように昼食後に薬を飲み
10分くらい経った頃からでしょうか…

私の皮膚が蚊に刺されたような腫れかた
蕁麻疹が至る所に現れ始めたのです。

どんどん痒みは増し、仕事にもならず
急遽皮膚科に行くことにしました。


その時にも痒み止めの薬を出され
落ち着かなければ救急へ行くよう言われました。


結局夜になっても痒みと腫れは
引く気配がないどころか広がる一方…。


その状況にもかかわらず
私はいつものように換気扇の下で
タバコに火を点けて吸い始めたのです。

この時に起こった出来事は
今でも覚えています…。

怖くて吸えない

タバコの煙を身体の中に
取り込んだ瞬間…違和感が。

のど(気道)が塞がるような
腫れ上がっていくような
そんな感覚に襲われました。


『あ…息が出来ない』

『このままだと死んでしまう…』


一瞬にして恐怖がよぎり
私はタバコをすぐに消しました。


そして、手元に残っていた
開けたばかりのタバコの箱を
ためらわずゴミ箱に捨てました。


その日を境に、一本も吸っていません。


当時、意思の弱かった私は
これくらいの出来事がなければ禁煙出来ず
また吸い始めることになっていたでしょう。

(おそらくアナフィラキシー
だったのだと思われます。
その後、顔から足先まで腫れ上がり
歩く事もままならない状態でした。
この腫れが完全におさまるまで
約1ヶ月間という期間を要しました。)

今では健康的!煙もにおいも無理

禁煙して10年以上が経ちました。

今では、タバコ自体が苦手です。
煙も…においも…だめなのです。

吸っている人のそばにいる事も
かなり苦手になっています。


今では、息をしていて
空気が美味しいと感じます。

心身共に健康的になり
食事も美味しく感じます。


これからも一生タバコを
吸う事はないと断言できます。


あの時、自分の欲を優先して
タバコを吸い続けていたら
おそらく今の私はいないでしょう。


この経験を通して
完全に禁煙することが出来ました。

身体の異変を通して
お灸を据えられたのだと思います。

今生きていることに『感謝』です。

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りくゆと【独りひっそりビジネス7年目】
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