子どもの参加感があった活動例「うみ」
Eri さん、だいぶ間が開いてしまいました。でも、前回の投稿、ありがとうございました!とっても、ためになりました。特に「絵や写真を見せてクイズを出す」とか「なんの前触れもなく(!)歌を歌う」など、やってみたいなぁと思うアイデアのヒントがたくさんありました♡ Eriさんの「絵や写真を見せてクイズを出す」というアイデアで思い出して、先日、封筒から絵カードの一部(だけ)を引き出して見せて子供たちが日本語で何というのかを当てるゲーム(?)を久しぶりにやりました。やっぱり「(答えを)当てたい」ので、Zoom 越しでも食いついてきてくれました(笑)。ひらがななどの文字を学ぶときにも、厚紙に500円玉くらいの穴をあけて、そこからひらがなカードのひらがなの一部だけを見せて何の文字かを当てさせる活動は、幼児の子どもたちも楽しんでやってくれるので、「当てたい!!」という人間的欲求をうまく刺激して、記憶と発話を促すのは効果的なのかもしれないと思います。
そして、前回写真で紹介してくださったホワイトボード、とても魅力的☆素敵です!!左側の「はなす」「きく」のイメージ(👁や🎤など)は、どのように授業中に活用されるんですか?また、よかったら教えてください。
教育系 Youtuber さん、よく見る人にはどんな人がいますか?私は、レッスンで歌を使うときの振り付けなどは、ポンポンアカデミーというアカウントの二人のお姉さんが歌っているビデオを参考にしたりしています。
前回の投稿で Eri さんがこれからの課題だとおっしゃていた「子どもたちが参加しているんだという感覚をもてるような活動」。大事ですよね。私も毎回模索中…ですが、こないだやった活動は比較的手ごたえがあったので、書いてみます~。
「うみ」をテーマにした活動
テーマを「海」にしました。季節に合わせた活動をしたいという思いがあるので、「夏らしいといえば?」「海でしょ。」と自分の中で即答した結果決まったテーマです。「海」といえば、日本人は誰もが?知っているあの歌ですよね♪
うみは ひろいな おおきいな
つきが のぼるし ひがしずむ
うみは おおなみ あおいなみ
ゆれて どこまで つづくやら
1.幼児:グーチョキパーの歌で「なにつくろう?」⇒「海(波)をつくる」小学生:「海」の漢字を習う、または(既習の場合は)思い出す
2. YouTube で歌「うみ」を聞く(イメージを想起させるため)⇒子どもたちに「聞いたことがある?」と問いかける
3.子どもたちを立たせて、次のように体を動かし歌を歌いながら「海」を表現する
うみは (片手または両手を前に出して波を描く)
ひろいな(おおげさに深呼吸をするときのように、両手(腕)を前から上、横、下へとまわして円を描く)
おおきいな(「ひろいな」と同じ動き。でも、もっと大きな円を描くイメージで)
つきが のぼるし(お腹のあたりで両手で〇(まあるい月、添付画像参照(のびてる!))をつくり、それを頭の辺りまでゆっくり上げていく)
ひが しずむ(さっき上げた〇(今度はお日さまに見立てる)をゆっくり下げていく(注:Zoom画面からみんなが見えなくなるのが新鮮!(笑)))
うみは おおなみ(両腕を上下にガンガン揺らして大きい波を描く)
あおいなみ(家にある何か青いものをもってきてもらい、それを持ちながら波を描く)
ゆれて どこまで つづくやら(両手を上げて、自分が揺れる。自由に)
スモールステップで、最初に戻ったり、一部だけを何度もしたりと、何回も練習すると、生徒たちも慣れてきて、普段日本語を話すのがシャイな子も、いい感じに参加できていたかなと思います。前回は私だけが歌っていたけれど、何度も聞いて、子どもたちも歌えるようになっていくのが理想です。
小学生クラスでは、ちょうど「海」という漢字を導入したので、次回は、すべてひらがなで書いた「うみ」の歌詞を見せて、自分で書ける漢字を当てはめながら、歌詞をノートに書き写すという活動をしようかなと思っています。
もっと工夫できる部分が、たくさんあるかと思います。何かあったらコメントプリーズです!!笑
子どもたちを巻き込む活動、演劇がご専門の Eri さんなら本領発揮!というところかと思いますが、もしシェアできるものがあったらまたお時間のあるときに教えてください☆