プライドの話。
少し前に、男友達と話していた時の事。
彼曰く、とてもくだらない、取るに足らないような事で彼女と喧嘩してしまい、お互いヒートアップするうちに引くに引けなくなって、過去最高に険悪な危機になってしまい、後悔しているとこぼしていて、ポツリとこう言ったのだ。
『あーあ、ホント男ってしょうもないよなー。プライドとか、ホント要らねーなと思ったわ』
と。
アタシはと言うと、それを聞いて、
『へえ!?そんな風に素直に思えたり、認められる男の人もいるんだ??』
と、ちょっと驚いたし、感心もした。
『男性の半分はプライドでできている』
なんて、バファリンさながらの文句を聞いた事がある人は多いと思うし、男性であれば、ほとんどの人は言わずもがな、男とは得てしてそんなもんだと思っている人も多いかと思う。
もちろん、プライドは男性特有のもの、というわけでは決してない。
男性でもプライドの低い人もいれば、女性でもプライドの高い女性はいるし、この辺は個人の資質によるところなのだろうが、ここではあくまで一般論、多数論をテーマとして話を進めていく。
まずアタシ個人の持論として、プライドガッチガチで、この人、こんなんではさぞ人生、生き辛かろうな〜、と感じるのは、男性である事が多い。
女性でもたまにいるけどね、そういう尖った人。
どちらにしてもかなり生き辛そうに見える上に、決して魅力的には見えないのは共通している。
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